犬夜叉

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犬夜叉
ジャンル 少年漫画
漫画
作者 高橋留美子
出版社 小学館
掲載誌 週刊少年サンデー
発表期間 1996年50号 - 2008年29号
巻数 全56巻
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犬夜叉』(いぬやしゃ、InuYasha)は、高橋留美子による少年漫画、それを原作としたテレビアニメ

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[編集] 概要

1996年から2008年まで、週刊少年サンデー小学館)にて連載された。全56巻。第47回(平成13年度)小学館漫画賞受賞。高橋留美子の週刊少年サンデー連載作品として、『らんま1/2』の後続作品。2008年6月18日発売の週刊少年サンデー第29号をもって、11年7ヶ月、558話に及ぶ連載に幕を閉じた。

前作、前々作とは違いシリアスな内容から、作者曰くファンからは長い間ギャグがないというファンレターを受けていた。戦国時代を舞台にした、人と妖怪の混血、半妖である犬夜叉と現代から井戸を通してタイムスリップした女子中学生のかごめが四魂の玉のかけらを探す旅に出る冒険活劇。作者は『人魚シリーズ』や『炎トリッパー』といった、攻撃的な描写の多い作品を読切では描いていたが、連載作品では初めてとなった。作者がデビュー当時から目指してきた、伝奇とギャグの融合も本作の特色である。そして作中ではめぞん一刻のように時の流れも非常に明確で、最初から最後までの間で4年間の時が流れている。

2000年には劇団☆新感線とパルコの共同プロデュース公演として舞台化。犬夜叉役は、佐藤アツヒロ(元光GENJI)。初演が好評に終わり、翌年2001年再演も行われた。

TVアニメは2000年10月から2004年9月までよみうりテレビをキー局に日本テレビ系列で単行本第1巻から第36巻の8話までをベースとした犬夜叉第1期シリーズが放映された。また、劇場版が東宝より、TVアニメ第一部中に3作、TVアニメ第1期終了後から第2期開始までの間に1作、の計4作が上映された。第2期シリーズは単行本第36巻の9話から最終56巻までをベースとした犬夜叉 完結編と題して、日本テレビ系列にて2009年10月から放送中である[1]


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


[編集] あらすじ

戦国時代の日本、あらゆる願いを叶えるという宝玉四魂の玉を巡り人間と妖怪の争いが続いていた。四魂の玉を守る巫女の桔梗は、半妖・犬夜叉に恋心を抱いていた。しかし、罠にはまり、お互いに裏切ってしまう。玉を奪った犬夜叉を最後の力で封印し、自分もまた力尽きる。遺言により、四魂の玉は桔梗の亡骸と共に燃やされ、四魂の玉はこの世から消え去った。

そして500年後の現代、神社の娘・日暮かごめは15歳の誕生日に神社の祠にある古びた井戸から戦国時代へとタイムスリップしてしまう。そこは犬夜叉と桔梗の争いから50年が経過した時代であった。桔梗の生まれ変わりであるかごめの体内から再び四魂の玉が現れ、犬夜叉は蘇る。そして玉を巡って妖怪たちが動き出す。 戦いの中で四魂の玉はとんでもないハプニングにより無数のかけらに飛び散ってしまった。四魂のかけらを集めるために旅することになった犬夜叉とかごめ。最初は嫌々だったが、2人は次第に惹かれ合っていく。だがその旅の中で、50年前、犬夜叉と桔梗を罠にかけた張本人・奈落の存在が明らかに。二人は奈落を追う中で、旅の中で出会ったコギツネ妖怪七宝、奈落に呪いをかけられた法師の弥勒、妖怪退治屋の珊瑚の仲間と共に、宿敵奈落を倒すため、玉の因縁を断ち切るために戦っていく。

[編集] 用語

四魂の玉(しこんのたま)
妖怪の妖力を高めると言われる玉。妖怪に強い力を与え、どんな願いも叶えると言われることから人間や妖怪の間で幾度となく玉を巡る争いが繰り広げられてきた。50年前に玉を守っていた巫女・桔梗の亡骸と共に燃やされ、四魂の玉は消滅したが、桔梗の生まれ変わりであるかごめの体内から再び出現し、無数のかけらに砕け散り新たな争いを呼び起こす。
四魂の玉の始まりは大昔に翠子という巫女が妖怪との戦いの末に生み出したと言われる。多数の妖怪が合体した妖怪との戦いで魂を奪われそうになった翠子が最期の力で妖怪の魂を自分の魂とともに玉として外へ吐き出したものが四魂の玉である。そのため、翠子の霊力と妖怪の妖力、双方の強大な力が集約されており、それが持ち主に願いと力を与える。四魂の玉の中では翠子の魂と妖怪たちの魂が今でも戦い続けていると言われている。
四魂の玉自体は善でも悪でもなく、持つ者の心に左右される。妖怪や悪人が持てば汚れが増し、清らかな魂を持つ者が持てば浄化される。四魂とは、荒魂(あらみたま)・和魂(にきみたま)・奇魂(くしみたま)・幸魂(さきみたま)という人の心を表す4つの魂をさし、玉を持つ者によってその力は善にも悪にも転ぶ。玉が蘇る周期は500年周期と作者は語る。
最終的に、奈落がすべての四魂のかけらを集めて1つにし、彼の死と同時に玉の最後の願いとしてかごめを四魂の玉の内部に閉じ込め、四魂の中で翠子達と終わりなき戦いを続けさせようとした。しかし、かごめが唯一正しいとされた四魂の玉の消滅という願いを望んだことにより玉も消滅し、玉をめぐる戦いにも終止符が打たれた。
四魂のかけら
かごめの矢によって細かく砕け散った四魂の玉のかけら。このかけらを集めることが作中の目的である。小さいかけらでも四魂の力を持つため、強大な力を与えたり、また死者の命をつなぎとめたり、蘇生もできる。
半妖(はんよう)
人間の血を継ぐ妖怪の総称。主に人間と妖怪の間に生まれた者を差すが、奈落のように人間の体と魂をつなぎに誕生した者も含まれる。その力は決して妖怪や人間に劣るものではないが、妖怪と人間の双方から蔑まれて迫害されることが多い。身内であっても同様であり、犬夜叉も異母兄の殺生丸に一族の恥さらしと憎まれていた。映画4作目では蓬莱島が半妖の居場所となっていた。
人間の血を継ぐ半妖は、定期的に全ての妖力を失うときがあり、犬夜叉の場合は人間となる。そのときは自らの命に関わることなので半妖は決してその時を他の者に明かさないとされている。また特殊な半妖である奈落は、その日を自らの意志で自由に選ぶことができる。作中に登場する半妖は犬夜叉、奈落、地念児、紫織、出雲(牛王)、神久夜、浅葱、藍、萌黄、紫苑、橙、緑。(注:出雲以下はアニメ、映画オリジナルキャラ)
骨喰いの井戸(ほねくいのいど)
現代ではかごめの住む神社の祠の中、戦国時代では森の中にある枯れ井戸。元々は退治した妖怪の残骸の捨て場で、中に放り込んだものはしばらくたつと消えてしまうことからこう呼ばれる。時代樹から作られたため時を越える力があり、かごめと犬夜叉はこれを使って2つの時代を行き来する。なぜか井戸を通り抜けられるのはその2人しかいない。映画3作目では鞘が通ったときは年齢が重なるらしいが、かごめと犬夜叉は年をとらないことに対して鞘は理由を誤魔化しただけで具体的には謎らしい。奈落の死とともに一時的に消えたが、奈落の死後3日後に元の形に戻る。現代にかごめ、戦国時代に犬夜叉を帰した後、3年間行き来できなくなるが、かごめが犬夜叉と共に生きることを望んだことにより、彼女を再び戦国時代に送り届けた。
黒真珠(くろしんじゅ)
犬夜叉の父の亡骸がある妖怪の墓場につながっている。犬夜叉の右目に隠されていたが、それを殺生丸が奪い取って使用したことにより消滅した。アニメでは犬夜叉の瞳に戻った。

[編集] 作中に登場する武器

鉄砕牙(てっさいが)
犬夜叉の父が自分の牙を刀々斎に与え鍛えさせた妖刀。普段はただの錆び刀だが、犬夜叉の妖力によって巨大な牙のような刀に変化する。鉄砕牙は元々、犬夜叉の母を守るために鍛えたといわれ、人間を慈しみ守る心がなければ扱えないと言われている。ただ殺生丸は死人の腕を介して使うことはできた。また、犬夜叉の妖怪化を抑える能力も持つ。初期の犬夜叉が持ったときは反応しなかったが、かごめを守るという意志が芽生えたことで初めて使用可能になった。邪悪な妖怪には結界が働き、触れることができない。この結界は戦闘中でも有効であり、殺生丸の毒爪からかごめを守ったり、戸板に突き刺すことで妖怪の侵入も防いでいた。人間は触ることはできるが変化はしない。その力は一振りで百の妖怪をなぎ倒すといわれ、風の傷爆流破という技を持つほか、斬った妖怪の能力を奪い取る力もあり、結界破りの赤い鉄砕牙、金剛槍を無数に放つ金剛槍破、敵の妖力を吸い取ったり妖穴を切る竜鱗の鉄砕牙という形態を持つ。また、映画4作目では映画オリジナルの必殺技として鉄砕牙の金剛槍破形態で放つ爆流破、金剛爆流破が使われた。アニメのオリジナルストーリーでは、草太の発案で金剛槍破で誕生した金剛石を売ってお金にしようと目論んで、金剛槍破を出そうとしたが、私利私欲の心では扱えない。後に、殺生丸によって天生牙から冥道残月破を譲り受ける。そして奈落との戦いの最中に冥道残月破を斬る刀となった。
天生牙(てんせいが)
鉄砕牙と同様、犬夜叉と殺生丸の父の牙から打ち起こされたという刀で、遺言により殺生丸に受け継がれる。
「癒やしの刀」とも言われ、普通の刀と異なり、この世の生き物を殺すことはできないが、死者に対して抜くとあの世からの使いが見え、それを斬ることで、一度だけ死者を甦らせることができる。ただし神楽のように肉体が消滅する死に方は救えないほか、琥珀のようにすでに他の手段で生き返った場合にも効果はない。真に慈しむ心があれば一振りで百の命を救うも可能ともいわれる。また曲霊や牛頭馬頭などあの世の存在には有効な攻撃手段にもなる。鉄砕牙と同じく結界を張る事が可能。後に刀々斎に鍛え直され、相手を冥界に引き込む冥道残月破という技が使えるようになった。なお、犬夜叉と殺生丸の父が天生牙と名付けていなかったら、刀々斎によって「棺桶いらず」という名前にされるところだった。殺生丸は天生牙を育てていたが、父親の宿敵である死神鬼の登場で、天生牙はかつて鉄砕牙と同体であったことがわかる。その後、犬夜叉と殺生丸の鉄砕牙の真の継承者の戦いで、冥道の中で天生牙の冥道残月破は鉄砕牙に吸収された。
闘鬼神(とうきじん)
殺生丸が悟心鬼の牙を灰刃坊に与えて作らせた宝剣。切れ味は鉄砕牙以上に鋭く、軽く振るっただけで剣圧が敵を切り刻む。悟心鬼の怨念により灰刃坊にとりつき犬夜叉たちを襲撃した。凄まじい邪気を放っており、並の者では触れることもできないが殺生丸は力で邪気をねじ伏せた。殺生丸が一番長く使っていた武器。魍魎丸との2度目の闘いで魍魎丸に死んだ神楽を愚弄されて殺生丸が怒り、魍魎丸の殻を闘鬼神でこじ開けるのを無理と知りながら力ずくで行ったため折れた。
爆砕牙(ばくさいが)
曲霊との戦いで誕生した殺生丸の刀。絶大な破壊力を秘めており、斬った対象を凄まじい爆発で打ち砕き、その後も効果が持続して破壊を続ける。無敵に近い奈落にも効果がある数少ない武器。殺生丸の中に最初からあった殺生丸自身の刀であるが、それを手に取るためには殺生丸が真の大妖怪として独り立ちする必要があった。冥道残月破を犬夜叉に譲り、鉄砕牙への未練を断ち切った事で殺生丸はこの刀を手にした。
破魔の矢(はまのや)
桔梗、かごめなどの強力な霊力を持つ巫女が放つ弓矢に己の霊力をこめて放ち邪気や瘴気を打ち砕く、浄化する力を持つ。妖気を払うことによって鉄砕牙の変化を解くこともできる。
錫杖(しゃくじょう)
弥勒が常に手にする僧特有の杖。形状こそ普通の錫杖だが、弥勒の念がこめられており、その強度は全力で振り切った鉄砕牙とも組み合えるほど。弥勒はこれを手に、接近戦で犬夜叉や睡骨とも互角に渡り合う。先端部分は落ちた葉が触れただけで切れるほどの切れ味を持つ。念がこめられているため、打撃することで妖怪を浄化したり防御することも可能で攻守共に優れた武器である。
破魔札
弥勒など強い法力を持つ者が使用する破魔の護符。法力により妖怪にダメージを与えられる。
飛来骨(ひらいこつ)
珊瑚の武器。ブーメランのような形をしており、大きさは2メートル近くある。かって妖怪退治屋たちが退治した妖怪の骨を集めて作られた武器であり、敵の一群を一掃可能なほどに範囲は広く破壊力もある。強度も強く奈落の跳ね返した犬夜叉の風の傷を防いだこともある。終盤で骨喰い妖怪との戦いで弥勒を守るために毒を塗り、溶かしてしまったが薬老毒仙の手により再生する。その後は邪気を巻き込み邪気を砕く飛来骨となり奈落の体すら打ち砕くほど強力になった。重量もかなりあり[2]大きいので楯にもなり、踏み台や足場にもなる。
五雷指(ごらいし)
鋼牙の武器。妖狼族の聖域に納められていた妖爪。鋼牙の右手と同化しており、戦闘時には右手から光が出て巨大な爪に変化する。妖狼族代々の魂がこもった武器であり、腕を振るうと強力な雷撃を放ち敵を打ち砕く。その威力は並の妖怪なら一撃で粉砕し、魍魎丸の金剛槍破すら薙ぎ払う。鉄砕牙とのコンビネーションでは冥王獣の鎧甲を得た魍魎丸をあと一歩のところまで追い詰めた。
潰し独楽(つぶしごま)
七宝がよく使う武器。狐妖術で独楽を巨大化させる。所詮幻術なので実際に加わるダメージは少ない。
蛇骨刀(じゃこつとう)
七人隊の蛇骨が使う刀。半月状の短剣だが仕込み刀であり刃が蛇のように伸びて相手を切り刻む。
蛮竜(ばんりゅう)
七人隊首領蛮骨が愛用する巨大な矛。人間より大きく、大の男3人がかりでやっと持てるくらいの重さだが、蛮骨はこれを軽々と振り回している。七人隊が討ち取られた後、ある城に納められていたが、生き返った蛮骨によって取り返される。鉄砕牙の風の傷を防ぐほどに頑丈であり、犬夜叉によって傷つけられた後、四魂のかけらを仕込んで傷を治している。アニメ版では傷はついたままだが蛮竜閃という技で風の傷をなぎ払うこともできるようになった。その後、犬夜叉との最後の闘いでは、風の傷と互角の威力の熱風を出せるようになった。人を千人斬り、最後の闘いの最中、妖怪を10匹斬って、それまで斬った人と妖怪合わせて二千の恨みを吸い取り妖刀となった。
三叉戟(さんさげき)
奈落が阿毘姫に貸し与えた三つ叉の戟。奈落の骨でできており、結界を張ったり、瘴気を纏って突くことが可能。
奪鬼(だっき)
人間の刀鍛冶、刀秋が鍛えた最も邪なる妖刀。竜人の鱗で出来ており、鉄砕牙と同じく敵の妖力を吸収することができ、その力は鉄砕牙をはるかに凌駕する。刀秋が使った奪鬼は鉄砕牙の妖力を吸い尽くすが、犬夜叉と鉄砕牙の捨て身の攻撃に敗れる。その後、鉄砕牙に吸収され敵の妖力を吸う「竜鱗の鉄砕牙」となる。刀々斎曰く、奪鬼の能力を使いこなしたとき鉄砕牙は奈落すら消し去る最強の刀になるという。
雷撃刃(らいげきじん)
雷獣兄弟の兄、飛天が持つ矛。雷を纏って攻撃し、鉄砕牙と互角の戦いを繰り広げた。

[編集] アニメ

犬夜叉
アニメ:犬夜叉(第1期)
企画 諏訪道彦(読売テレビ)
藤森匠(小学館)
植田益朗→宮河恭夫 (SUNRISE)
監督 池田成(1話 - 44話)
青木康直(45話 - 167話)
シリーズ構成 隅沢克之
キャラクターデザイン 菱沼義仁
音楽 和田薫
アニメーション制作 サンライズ
製作 読売テレビ・サンライズ
放送局 読売テレビ/日本テレビ系列
海外:第1期国外放映参照
放送期間 2000年10月16日 - 2004年9月13日
話数 全167話
コピーライト表記 ©高橋留美子/小学館
読売テレビ・サンライズ・avex
アニメ:犬夜叉-完結編-(第2期)
監督 青木康直
シリーズ構成 隅沢克之
キャラクターデザイン 菱沼義仁
総作画監督 菱沼義仁
音楽 和田薫
アニメーション制作 サンライズ
製作 読売テレビ・小学館・サンライズ
放送局 放送局参照
海外:第2期国外放映参照
放送期間 2009年10月3日 - 未定
話数 全26話(予定)
テンプレート使用方法 ノート

[編集] テレビアニメ

[編集] 第1期

原作単行本1巻~36巻の8話までをベースとした第1期シリーズが日本テレビ系列にて、毎月曜19時00分から19時30分の枠で2000年10月16日から2004年9月13日まで4年間放送された。全167話。また、テレビ宮崎フジテレビ系列・日本テレビ系列およびテレビ朝日系列トリプルネット局)でも劇場版のみ放送されたことがある。

これまで『うる星やつら』、『めぞん一刻』、『らんま1/2』など高橋留美子原作のアニメ作品の製作を担当していたキティ・フィルムがアニメ事業から撤退したため、今作からは初めてサンライズが担当することとなった。

出演声優が前作『らんま1/2』においてレギュラー、脇役、チョイ役などで出演していた声優陣が数多く出演しており、前作の主人公、早乙女乱馬を演じた山口勝平は、原作者である高橋留美子の希望において、今作にも引き続き主人公の犬夜叉を演じることとなった。

アニメ化にあたっては、放送コードに触れる残虐な描写を変更するなどの処置がとられた。首から上のない落ち武者の死体があるシーンや顔がもぎ取られるシーンなどは直接映らないようにシルエット処理で済ませたほか、やむを得ず放送コードに触れるシーンを登場させる際にはフォローのセリフなどを入れるなどの処置がなされた[3]。放送コードに触れる描写が多い桃源郷(桃果人)の話にいたっては映像化が後回しにされ、珊瑚の登場がこの話よりも先になった。また、女性キャラクターの乳首を映す描写などはカットされた。

日本国外では、アメリカカナダでは高橋原作アニメとしては初めて全国規模で放送された。本来は暴力的な内容に分類されるのだが、残虐行為を受けるのがモンスターであるため、スリラーであるとして放送コードをクリアしている。ただ、部分的に放映できない所は各国で修正がなされている。このほか、南米アジア中東東欧諸国での放送が確認されている。

番組本編前に流されるアイキャッチではタイトルの前に「戦国御伽草子」という枕詞のようなものがつけられていた。エンディングクレジットの後に「犬夜叉のツボ」と題した毎週1人ずつ(2人の時もあった)キャラクターを紹介するミニコーナーが行われていた時期もある。さらに、井戸の枠の中のキャラクター(モザイク付き)当てがその後にあった。

アニメが原作に追い付き、オリジナルストーリーによる継続の限界により、原作単行本36巻の8話を最終回として第1期シリーズ放映終了。続きの話は4年後に原作が完結した後、第2期シリーズにて描かれることになる[4]。総話数167話は放送終了当時はサンライズ製作の単一タイトルでは首位だったが、2007年7月に『ケロロ軍曹』に首位の座を明け渡した。

[編集] スタッフ
  • 企画 - 諏訪道彦植田益朗
  • 原作 - 高橋留美子 
  • シリーズ構成 - 隅沢克之
  • キャラクターデザイン - 菱沼義仁
  • 妖魔デザイン - 沙倉拓実
  • 美術監督 - 池田繁美 
  • 音響監督 - 鶴岡陽太
  • 撮影監督 - 伊藤久美子、大神洋一
  • 色彩設計 - 佐藤美由紀
  • 音楽 - 和田薫 
  • 原案協力 - 週刊少年サンデー編集部
  • 監督 - 池田成(第1話-第43話)→青木康直(第44話-)
  • プロデューサー - 諏訪道彦、富岡秀行 
  • 制作 - よみうりテレビ、サンライズ
  • 著作 - 高橋留美子・小学館・読売テレビ・サンライズ・avex

[編集] 主題歌・挿入歌
オープニング
  1. CHANGE THE WORLD』(歌 - V6/作詞 - 松本理恵/作曲 - 渡辺未来/編曲 - 上野圭市
  2. I am』(歌、作詞 - hitomi/作曲 - 北野正人/編曲 - 渡辺善太郎)
  3. 終わりない夢』(歌 - 相川七瀬/作詞 - 相川七瀬/作曲 - 柴崎浩/編曲 - KANAME)
  4. Grip!』(歌 - Every Little Thing/作詞 - 持田香織/作曲 - 原一博/編曲H∧L)
  5. One Day,One Dream』(歌 - タッキー&翼/作詞 - 小幡英之/作曲 - 吉川慶/編曲 - CHOKKAKU)
  6. ANGELUS -アンジェラス-』(歌 - 島谷ひとみ/作詞 - BOUNCEBACK/作曲 - BULGE/編曲 - 前嶋康明)
エンディング
  1. My will』(歌 - dream/作詞:松室麻衣/作曲:y@suo ohtani/編曲:菊地圭介)
  2. 深い森』(歌 - Do As Infinity/作詞、作曲 - 長尾大/編曲 - Do As Infinity、亀田誠治
  3. Dearest』(歌、作詞 - 浜崎あゆみ/作曲 - 浜崎あゆみ、長尾大/編曲 - 鈴木直人)
  4. Every Heart -ミンナノキモチ-』(歌 - BoA/作詞 - 渡辺なつみ/作曲 - BOUNCEBACK/編曲 - h-wonder、旭純)
  5. 真実の詩』(歌 - Do As Infinity 作詞、作曲 - 長尾大/編曲 - Do As Infinity、亀田誠治)
  6. イタズラなKISS』(歌 - day after tomorrow/作詞 - misono/作曲 - 北野正人/編曲 - 五十嵐充、day after tomorrow)
  7. Come』(歌 - 安室奈美恵/作詞、作曲 - Kask Mansson Cunnah/訳詞 - 森由里子/編曲 - Cobra Endo)
  8. Brand-New World』(歌 - V6/作詞 - MIZUE/作曲 - オオヤギヒロオ/編曲 - 家原正樹)

148話「めぐり逢う前の運命恋唄後編」ではエンディング曲が『CHANGE THE WORLD』、最終回は『My will』。主題歌を歌っている歌手は全員所属レコード会社がエイベックス、もしくはかつてエイベックスに所属していた歌手である。これは次番組の「ブラックジャック」も同じである。

挿入歌  
  1. 卒業 〜さよならは明日のために〜 (ONE VERSION)』(歌 - タッキー&翼/作詞 - 加藤健/作曲 - 松本良喜/編曲 - 和田薫)
    • 124話「さらば愛しき桔梗よ」でオンエアされた。

[編集] サブタイトル

※ 話数が多いため、伸縮型のメニューとして掲載する。

読売テレビ日本テレビ系列 月曜19時00分枠
前番組 番組名 次番組
犬夜叉

[編集] 第1期国外放映

この節は執筆の途中です この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています
放送局 放送期間
(第1期)
放送日時 備考
米国 アダルトスイム 2002年8月31日 - 土曜 29時00分 - 29時59分
台湾 スーパーテレビ

[編集] 第2期(完結編)

原作単行本36巻の9話~最終56巻までをベースとした『犬夜叉 完結編』が2009年10月より日本テレビ系列にて放送中。全26話予定[5]

35巻分をオリジナルストーリーを加えつつ167話で描いた前期シリーズに対し、今期は26話で20巻分を描くことになるため、原作における多数のエピソード省略はやむを得ない模様。このほか、次回予告は諸事情によりytv公式サイトでweb配信されている。(ytv以外。最新話が公開されてから1週間限定)

[編集] スタッフ

[編集] 主題歌
オープニングテーマ「君がいない未来」
作詞 - Kyasu Morizuki/Tomiko Van/Kano Inoue、作曲 - Katsumi Ohnishi、編曲 - Seiji Kameda、歌 - Do As Infinity
エンディングテーマ「With you
作詞 - Leonn、作曲 - 五十嵐充、編曲 - ats-、歌 - AAA

[編集] サブタイトル
話数 サブタイトル 脚本 コンテ 演出 作画監督
1 奈落の心臓 隅沢克之 青木康直 綿田慎也 中島里恵
2 神楽の風 鳥羽聡 杉本幸子
3 冥道残月破 まついひとゆき 京極尚彦 佐久間信一
4 竜鱗の鉄砕牙 青木康直 いわもとやすお しまだひであき
小田多恵子
5 妖霊大聖の試練 こだま兼嗣 古田丈司 中島里恵
6 魍魎丸の最期 まついひとゆき 矢野篤 藤森雅也
7 梓山の霊廟 綿田慎也 佐久間信一
8 星々きらめきの間に 戸部敦夫 烏羽聡 杉本幸子
小磯沙矢香
9 冥界の殺生丸 こだま兼嗣 古田丈司 佐久間信一
斎藤佑

[編集] 放送局
放送地域 放送局 系列 放送期間 放送日時 備考
関東広域圏 日本テレビ 日本テレビ系列 2009年10月3日 - 土曜 26時20分 - 26時50分
近畿広域圏 読売テレビ 2009年10月5日 - 月曜 25時44分 - 26時14分[6] 制作局
長野県 テレビ信州 2009年10月9日 - 金曜 17時20分 - 17時50分
福島県 福島中央テレビ 2009年10月10日 - 土曜 25時45分 - 26時15分[7]
熊本県 熊本県民テレビ 2009年10月11日 - 日曜 7時30分 - 8時00分
日本全域 バンダイチャンネル ネット配信 2009年10月16日 - 犬夜叉配信ナビ
読売テレビ MONDAY PARK 第1部
前番組 番組名 次番組
犬夜叉 完結編
-

[編集] 第2期国外放映

放送局 放送期間
(第2期)
放送日時 備考
米国 Hulu 2009年10月3日 -
台湾 アニマックス台湾 2009年10月10日 - 土曜 23時30分 - 24時00分
香港 アニマックス香港 2009年10月10日 - 土曜 19時30分 - 20時00分

[編集] メディア

  • 犬夜叉 音楽篇
  • 犬夜叉 音楽篇 弐
  • 犬夜叉 音楽篇 参
  • オリジナルサウンドトラック・ベストアルバム 犬夜叉 音楽撰集
  • 犬夜叉 時代を越える想い 音楽篇
  • 犬夜叉 鏡の中の夢幻城 音楽篇
  • 犬夜叉 天下覇道の剣 音楽篇
  • 犬夜叉 紅蓮の蓬莱島 音楽篇
  • オリジナルサウンドトラック・ベストアルバム 犬夜叉 音楽撰集-映画篇-
  • ドラマアルバム「犬夜叉 地獄で待ってた七人隊!」
  • ドラマアルバム2「犬夜叉 嵐と祭りの宝来島!」
  • ドラマアルバムスペシャル 犬夜叉 紅と白の歌合戦! 殺生丸版
  • ドラマアルバムスペシャル 犬夜叉 紅と白の歌合戦! 犬夜叉版
  • BEST OF INUYASHA 百花繚乱 -犬夜叉 テーマ全集-
  • BEST OF INUYASHA 清風明月-犬夜叉テーマ全集 弐-
  • WIND -犬夜叉 交響連歌-
  • キャラクターソングシングル: 蒼き野生を抱いて / 犬夜叉feat.かごめ
  • キャラクターソングシングル: 風のなかへ / 弥勒feat.珊瑚&七宝
  • キャラクターソングシングル: 業 / 殺生丸feat.邪見&りん
  • キャラクターソングシングル2: 日暮かごめ篇(雪野五月)
  • キャラクターソングシングル2: 奈落篇(森川智之)
  • キャラクターソングシングル2: 蛮骨&蛇骨篇(草尾毅&折笠愛)
  • ☆『It's a Rumic World スペシャルアニメBOX』 2010年1月29日発売

[編集] 劇場版

各映画の詳細については

犬夜叉 (映画)」を参照

[編集] オリジナルビデオアニメ

  1. 犬夜叉 スペシャルキャラクターDVD〜豪華絢爛〜(2006年3月29日)
  2. 黒い鉄砕牙(2010年1月29日)(51巻2-6、2008年7月30日から高橋留美子展で上映)

[編集] ゲーム作品

  • 『犬夜叉 〜かごめの戦国日記〜』:ワンダースワン(WS) (2001年11月2日)
  • 『犬夜叉』:プレイステーション(PS) (2001年12月27日)
  • 『犬夜叉 〜風雲絵巻〜』:(WS) (2002年7月27日)
  • 『犬夜叉 〜かごめの夢日記〜』:(WS) (2002年11月16日)
  • 『犬夜叉 〜戦国お伽合戦〜』:(PS) (2002年12月5日)
  • 『犬夜叉 〜奈落の罠! 迷いの森の招待状〜』:ゲームボーイアドバンス(GBA) (2003年1月23日)
  • 『犬夜叉 〜呪詛の仮面〜』:プレイステーション2(PS2) (2004年3月18日)
  • 『犬夜叉 奥義乱舞』:(PS2) (2005年6月16日)
  • 『InuYasha Secret of the Divine Jewel』:(DS) (2007年1月23日) アメリカ

[編集] 演劇

[編集] 初演

2000年4月から5月にかけて劇団☆新感線 + パルコプロデュースで上演。

上演期間・会場
  • 4/6-4/7(滋賀県立芸術劇場びわ湖ホール)
  • 4/10-4/16(大阪シアタードラマシティ)
  • 4/21-5/5(東京グローブ座)
  • 5/8-5/9(金沢市文化ホール)
  • 5/16-5/17(メルパルクホールFUKUOKA)
  • 5/19(広島アステールプラザ大ホール)
  • 5/22-5/24(ル・テアトル銀座・追加公演)
スタッフ
主なキャスト


[編集] 再演

初演が大好評に終わり、翌年の2001年1月から2月にかけて再演。スタッフと主なキャストは初演と同じ。

2002年11月21日に、この公演のDVDが発売されている。映像特典として、2000年初演映像(再演では上演されなかった幻のシーン)が収録されている。

上演期間・会場
  • 1/27-2/12 (赤坂ACTシアター)

[編集] 原作との相違点

  1. かごめが戦国時代に来て初めに出逢う仲間が弥勒になっている。また言霊の念珠は彼から貰う。
  2. かごめが未来人と認識されている(原作では異国の人間として認識されており未来人として見られる描写がない)。
  3. 珊瑚は登場しない。
  4. 七宝は冥加の弟子になっており、関西弁を喋っている。
  5. 裏陶、逆髪の結羅、雷獣兄弟が奈落の配下になっている。
  6. 奈落のイントネーションがアニメと異なる(アニメでは『らく』、舞台では『ならく』)。
  7. 七宝の父を殺したのは裏陶。その毛皮も裏陶が身につけている。
  8. 蘇った桔梗に四魂の玉のかけらが取り付けられた。

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

  1. ^ Gigazineの記事讀賣テレビ公式サイト
  2. ^ 弥勒は気絶した珊瑚と飛来骨を担ぎながら移動したこともある。
  3. ^ 例としては、雷獣兄弟 飛天満天が登場する話で兄の飛天が死んだ弟の満天を食らう姿を見たかごめが「食べてるの?」と言ったのに対して冥加が「いやそうじゃない満天の額にあった四魂のかけらを体内に取り込んでおるのじゃ」と説明している。
  4. ^ アニメプロデューサーの諏訪道彦は自身のブログで、「(第1期は)原作の途中で、無理のある終わり方だった。視聴者のみんなから何百というたくさんのコメントが寄せられた。もう一度、放送を再開してほしい、中途半端なので放送を続けてほしい」という意見が多く寄せられたと述べた。http://www.ytv.co.jp/anime/suwa/04_0922.html 「スワッチのアニメ日記」2004年9月22日分。
  5. ^ http://www.ytv.co.jp/anime/suwa/back1158104.html 「スワッチのアニメ日記」2009年10月1日分。
  6. ^ 初回は25時59分 - 26時29分
  7. ^ 初回は26時15分 - 26時45分

[編集] 外部リンク

小学館漫画賞少年部門
第46回 平成12年度
名探偵コナン
青山剛昌
天使な小生意気
西森博之
第47回 平成13年度
『犬夜叉』
高橋留美子
第48回 平成14年度
金色のガッシュ!!
雷句誠

最終更新 2009年11月29日 (日) 03:47 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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