監察医・室生亜季子

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監察医・室生亜季子(かんさつい・むろうあきこ)は1986年昭和61年)から日本テレビ系列にて放送されてきた、東映製作のテレビドラマのシリーズ名であり、2007年平成19年)の放送を以って完結した。日本テレビ火曜2時間ドラマ枠では、シリーズ最多の超ロングランシリーズとなり、25年に渡って続いた同枠の大トリを飾った。舞台は埼玉県川越市である。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


目次

[編集] 概要

1986年12月23日、『火曜サスペンス劇場』で放送開始。監察医の室生による緻密な物証の積み重ねや、警部・浜田との掛け合いが高い人気となった。 常に18~20%超の視聴率を維持しており、裏番組であるフジテレビ火曜9時/10時のドラマが初回放送の時に、特に放送されることが多かったが、同じく裏番組であるTBSズバリ言うわよ!」の開始と時を同じくして、視聴率も15%前後に落ち込む。

火曜サスペンス劇場のタイトル、各新聞のラジオ・テレビ欄でのタイトル紹介は第1作~第24作までは、「女監察医・室生亜季子(放送作品回数)・(タイトル)」となっていたが、第25作目からは“女”が取れて、「監察医・室生亜季子(放送作品回数)・(タイトル)」とのタイトルになった。

「火サス」が終了し、約2年ほど放送がなかったが、『火曜ドラマゴールド』の最終回を飾るスペシャルとして復活した。視聴率は13.8%(関東地区)とシリーズ中最低に終わったが、同時間帯では「ズバリ-」に次いで2位であり、『火曜ドラマゴールド』中では、最高の視聴率を獲得した。

[編集] 出演

  • 室生亜季子:浜木綿子 親の代から3代続く医院、室生医院の院長であり、川越西署の監察医。
  • 田原健造警部すまけい(第1作-第6作、第15作、第17作、第20作)元川越西署警部。退職後、第20作目で福島県警の嘱託となる。
  • 浜田警部:左とん平(第7作-)田原警部の後任として来た川越西署警部。亜季子に好意を抱いている。最終作で県警本部に異動となる。
  • 川口刑事:大場順
  • 安田刑事:石田登星(第6作、第8作)、荒木優騎(第12作-第16作、第18作、第20作-第22作)、冨家規政(第23作、第24作)
  • 八木助教授:筒井巧(第25作-)
  • 井上助手:森みつえ(第25作-)
  • 立花よう子:(看護婦)三浦リカ(第1作-第8作、第10作、第12作、第14作、第16作-第18作)
  • まち子(看護婦):鷲尾真知子(第9作、第11作)
  • 白井(鑑識係員):きくち英一(第1作、第3作、第6作、第12作)
  • 行沢教授:北村和夫(第1作、第2作、第4作)

[編集] サブタイトル・放送日

  • 第37弾のみ『火曜ドラマゴールド』で放送されたが、これ以外は全て『火曜サスペンス劇場』で放送された。
話数 放送日 サブタイトル ゲスト出演者
1 1986年
12月23日
歩き出した白骨死体 

~血液鑑定、復顔、復声、甦った死者が今真実を語る!!~

柏木由紀子三浦真弓、五野上力、鈴鹿景子、横澤祐一ほか
2 1987年
5月26日
遺された眼

~自殺か他殺か?排気ガスで死んだ女の死因に挑む女監察医室生亜季子~

深江章喜石井光三江幡高志出光元宮口二郎林成年神保共子ほか
3 1987年
9月1日
瀬戸内竹原殺人行

~死体なき殺人事件の謎・女監察医室生亜季子25年ぶりの悲しき同窓会~

田村亮岩本多代原知佐子浜田晃、相馬剛三、山岡八高、西岡慶子ほか
4 1988年
1月19日
哀しき母子鑑定

~切っても切れぬ血の絆、女監察医室生亜季子の失われた名誉~

木村一八白木万理八木昌子平野稔ほか
5 1988年
7月26日
高価すぎた情事

~突然死の女を見捨てて消えた男を追う女監察医室生亜季子~

細川真一郎:夏八木勲、長田進:河原崎建三、大野雄一:睦五朗
本田課長:横光克彦、荒井刑事:荒木しげる、藤本恵:有馬昌彦ほか
6 1989年
4月25日
赤い髪の女

~毛髪鑑定が暴く二人の女の過去の性と現在の母性~

須貝良三:江守徹、藤本好子:大塚良重、岡田美佐子:松阪隆子
佐々木一也:川島一平、加納雄一:増田再起、藤本高:藤田宗久
夕子:飛鳥裕子、チズ:高間智子、圭子:星真理、看護婦:伊藤慶子ほか
7 1989年
9月5日
もう一つの指紋

~女の変死体を娘と認めた母親の不可解な行動~

吉崎光子:音無真喜子、吉崎はな:谷口香、亀屋増子:あき竹城
署長:深江章喜、坂井義一:清水章吾、坂井英子:豊川博子
矢野医長:加藤和夫、金沢医長:井上昭文、水野秋三:金子研三ほか
8 1990年
4月17日
熱い凍死

~他人名義のパスポートを所得してまで別人になりたかった女の特別な事情~

久野美奈子:蜷川有紀、関本公介:苅谷俊介、久野尚:渥美国泰、山本幸子:風祭ゆき
病院長:河合絃司、管理人:川島一平、水野:野村昇史、畑:日高久美子ほか
9 1990年
11月20日
震える川

~母ゆえ女ゆえ許せなかった無関心が生んだ子供の死~

宮下順子大川栄子佐藤仁哉、酒井麻吏、大路三千緒山本紀彦、金子研三、鮫島伸一、増田再起ほか
10 1991年
7月16日
顔の無い白骨死体

~蜜蜂が知っている消えた女子大生の愛と死~

野川由美子勝部演之中本賢山像かおり、星真理ほか
11 1992年
4月14日
歪んだ告白

~四代女主人の老舗の柱に刻まれた男の名前~

青木みち:中島ゆたか、井上清:西田健、青木貞次:浜田晃、坂田:北村総一朗
沢木刑事:佐々木勝彦松井紀美江小鹿番、須藤:石井愃一ほか
12 1992年
11月3日
もう一つの血痕

~血液型鑑定ミスの汚名返上で挑むDNAの壁~

榎木孝明沖田浩之石井富子、大野文子:明日香尚、真実一路ほか
13 1993年
3月16日
犯罪性なし

~ビニールハウス一酸化炭素中毒死事件~

ベンガル、風祭ゆき、誠直也、松井紀美江、松岡由美ほか
14 1993年
7月20日
震える海

~子を想う三人の母の愛の相剋~

吉野真弓丘さとみ亀井光代横山道代、江上雅彦、三角八朗、妹尾洸天田俊明ほか
15 1994年
2月1日
扼殺(やくさつ)

~警察を辞めて5年、あの田原警部が川越にやってきた~

麻里万里、春風ひとみ渋谷哲平井上倫宏葦原邦子、万家仙太郎:井上昭文 ほか
16 1994年
8月2日
夕映えの女

~忍びよる老いの恐怖、悲しき現代版オバ捨て伝説~

根本りつ子銀粉蝶内田直哉、花井伍市:沼田曜一桂三木助ほか
17 1994年
12月27日
薬殺

~料理教室の共用砂糖つぼの毒薬は誰の命を狙った? ~

有沢妃呂子剣幸中山仁鶴田忍木村元、石田登星ほか
18 1995年
7月25日
時効ナシ

~25年前の白骨死体、歯間空隙の歯型が狂わせた男と女の愛~

岸田敏志一色彩子鮎ゆうき、深江章喜、八木昌子、藤田まこと(特別出演)ほか
19 1995年
12月19日
埋葬

~死んだ赤ちゃんが告発する男の身勝手が生んだ女の犯罪~

山口果林、松岡由美、藤田宗久、片桐夕子ほか
20 1996年
6月25日
拳銃

~福島-川越、二つの連続射殺事件をつなぐサクラ草の花~

芦田ゆり(原田好江):久野綾希子、坂井:片桐竜次、岸井保:石田登星
宮崎:小林勝彦、江尻雄一:小鹿番、岡本刑事:神保悟志ほか
21 1996年
11月5日
身元不明

~6年前の蒸発事件を殺人事件に変えたタレコミ電話~

一柳みる林美穂中西良太頭師孝雄中原早苗ほか
22 1997年
5月6日
指紋

~通り魔事件の第三の被害者は何をやってもツキのない女~

姿晴香東千晃立花理佐星美智子金井茂、渡会良ほか
23 1998年
2月3日
不審死体

~体は二つで心は一つ…夫殺しの妻と女弁護士の女の連帯~

左時枝水木薫山本紀彦宮川一朗太
柿沼検事:海津亮介鈴木一功岩崎ひろし
24 1998年
7月28日
死因に異議あり

~外傷性クモ膜下出血で変死した男は女の敵~

宮下順子、古川理科望月太郎
坂詰貴之、塩田医師:藤堂新二、トミ譲二ほか
25 1999年
5月4日
死亡推定時間

~三寒四温、春の彼岸の気候で混乱した殺人捜査~

山口果林、佳那晃子赤座美代子立川三貴、南署長:伊藤俊人工藤俊作ほか
26 1999年
10月5日
日焼けした死体

~日なたから日陰に死体を移動した犯人の大誤算~

平淑恵、望月:深水三章でんでん、赤羽秀之、横澤祐一ほか
27 2000年
1月18日
複合死因

~変死した人気マルチタレント男の人に言えない裏の顔~

若林しほ山本龍二愛川裕子丹波義隆三ツ矢歌子
牧田晴三:中谷彰宏三波豊和清水よし子、署長:木下浩之ほか
28 2000年
10月10日
偽装死体

~母の不審死を他殺と言い張る兄と何かを隠す妹~

いしのようこ、花田博子:一柳みる、花田雄作:加藤茶
重田千穂子、工藤俊作、渡辺吾郎:ブッチー武者児玉頼信ほか
29 2001年
1月23日
不完全な心中

~アキ先生ピンチ~法医学は確率の学問で絶対ではない~

大島さと子樫山文枝山下規介小川範子大森うたえもん、佐々木教授:唐沢民賢ほか
30 2001年
10月2日
震える顔

~白骨死体と水死体の共通の秘密のカギを握る母の忌まわしい過去~

池上季実子神保美喜、丹波義隆、水谷光太:三浦春馬久野真紀子篠塚勝児玉謙次ほか
31 2002年
3月19日
母の波濤(はとう)

~殺された息子の身代わりが風俗嬢のお腹の中に~

酒井和歌子原千晶、左時枝、蟹江一平鼓太郎ほか
32 2003年
1月14日
院外感染

~死化粧の少女が残す司法解剖拒否の謎~血中濃度3ミリが暴く嫁姑の仲~

山口果林、淡路恵子、一柳みる、峰岸徹、でんでん、東野結花ほか
33 2003年
7月8日
笑った似顔絵

~うつ病の男に後妻に入った女 1本の毛髪が暴く白骨死体の8年間~

赤座美代子、高橋かおり新克利、鼓太郎、正司花江、山本紀彦ほか
34 2004年
1月6日
追憶

~保険金五千万円を遺して死んだ義母は自殺が事故死か - 産みの母親を追い出し父を掠奪した憎い女~

美保純高林由紀子、丹波義隆、吉田日出子平幹二朗赤塚真人ほか
35 2004年
11月9日
墜転落死

~浴槽の遺体の頭部に二つの傷痕… 心房細動の手術を拒む公金横領の女~

藤田朋子生田斗真羽場裕一デビット伊東ほか
36 2005年
1月11日
母子鑑定

~水死体が語る1億5000万の生命保険と不倫疑惑DNAが暴く唾液と少女出生の秘密~

酒井和歌子、藤真利子、田村亮、柊瑠美遠藤久美子、新克利ほか
37 2007年
3月27日
最後の解剖

~頭蓋骨の毛細血管に秘められた主婦モデルとアルツハイマー母の悲しみ~

五月みどり水野真紀藤田まこと西郷輝彦、池上季実子、西村和彦真矢みき友近紫吹淳川野太郎大沢さやか風花舞星奈優里冨家規政、工藤俊作ほか

[編集] スタッフ

  • 企画:小坂敬、長富忠裕、酒井浩至
  • チーフプロデューサー:重松修(日テレ)、佐藤敦(日テレ)、増田一穂(日テレ)、梅原幹(日テレ)
  • プロデューサー:桑原秀郎東映)、吉村晴夫(東映)、東一盛(東映)、伊藤彰将(東映)、島田薫(東映)、河瀬光(東映)、長富忠裕(日テレ)、篠木為八男(日テレ)、服部比佐夫(日テレ)、荻野哲弘(日テレ)、佐藤敦(日テレ)、西牟田知夫(日テレ)
  • 原作:島田一男(第5作のみ、「死者たちの合唱」より)
  • 脚本:宮川一郎、鹿水晶子、中島玲子、小木曽豊斗、難波江由紀子
  • 音楽:福井峻木森敏之、丸谷晴彦、大谷和夫
  • 監督:永野靖忠、山像信夫、馬場昭格、鷹森立一田中徳三、小松範任、村川透、津崎敏喜
  • 助監督:伊藤貴司、津崎敏喜、川田理、山崎貴司、南晃行、中野達夫、石川達郎、和田孝、相沢淳、田村孝蔵、嶋田明美、中前勇児
  • 技術協力:東通
  • 制作協力:東映ビデオスタジオ
  • 制作:日本テレビ
  • 製作著作:東映

[編集] 第37弾「最後の解剖」について

  • この回の放送は、『火曜ドラマゴールド』としての最終回ではあったものの、『火曜サスペンス劇場』、『DRAMA COMPLEX -ドラマ・コンプレックス-』、『火曜ドラマゴールド』と25年半もの間続いてきた、日本テレビの火曜日21時~22時台の2時間ドラマとしての最終回の意味合いが強く、火サスのシリーズで、『警視庁鑑識班』からは中山淳彦役として出演している西村和彦も出演し、『警部補・佃次郎』から佃次郎役の西郷輝彦、『女検事・霞夕子』から4代目霞夕子役の真矢みきの2人については、それぞれが出演しているドラマの役名・役柄のまま本作に登場した(西郷・真矢は特別出演扱いとなっている)。この放送は、火曜ドラマゴールド半年間の放送史上、最高視聴率を記録した。なお、サブタイトルに「最後の」とあるが、主演の浜木綿子自身は「室生亜季子を演じる機会があれば続けたい」としている。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月12日 (月) 12:02 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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