福岡ドーム
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| 福岡ドーム (福岡Yahoo! JAPANドーム) Fukuoka Dome (Fukuoka Yahoo! JAPAN DOME) |
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| 施設データ | |
| 所在地 | 福岡県福岡市中央区地行浜 二丁目2番2号 |
| 開場 | 1993年4月2日 |
| 所有者 | ホークスタウン(ただし興行権は 福岡ソフトバンクホークスマーケティングが所有) |
| グラウンド | 人工芝 |
| ダグアウト | ホーム - 一塁側 ビジター - 三塁側 |
| 照明 | 照明灯 - 528灯 照度 - バッテリー間:2500ルクス、 内外野:2000ルクス |
| 設計者 | 竹中工務店、前田建設工業 共同企業体 |
| 建設者 | 竹中工務店、前田建設工業 共同企業体 |
| 使用チーム • 開催試合 | |
| 福岡ソフトバンクホークス (開場 - 現在) | |
| 収容能力 | |
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35,695人(野球開催時36,253人) (内野:-席、外野:-席)
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| グラウンドデータ | |
| 球場規模 | 両翼 - 100 m (約328.1 ft) 中堅 - 122 m (約400.3 ft) 左右中間 - 118 m (約387.2 ft) グラウンド面積 - 13,500 m² 屋根の高さ - 68 m (約223.1 ft) |
| フェンス | 5.84 m (約19.2 ft) |
福岡ドーム(ふくおかドーム)は、日本の福岡県福岡市中央区地行浜二丁目(シーサイドももち地区)のホークスタウンにある開閉式屋根を持つ多目的ドーム球場。日本全国にある6つのプロ野球本拠地ドーム球場で一番西に位置し、パシフィック・リーグ・福岡ソフトバンクホークスの本拠地となっている。また、セントラル・リーグ・読売ジャイアンツが、毎年オープン戦で1試合(対ホークス)、公式戦で2~3試合ほど主催試合を行う。かつてはヤクルトスワローズも公式戦で3試合ほど主催試合を行っていた。
2005年、ダイエーに代わってホークスを所有することになったソフトバンクの子会社にあたるヤフー株式会社が命名権を取得し「福岡Yahoo! JAPANドーム(通称・ヤフードーム)」となった。
目次 |
[編集] 概要
1993年3月、福岡市中央区地行浜二丁目のアジア太平洋博覧会(よかトピア)会場(駐車場)跡地に建造された。日本で2番目に完成した・日本で一番南にあるドーム球場である。外野フェンスの高さは12球団の本拠地中最大を誇り、「本塁打の出にくい球場」「日本のグリーン・モンスター」などと呼ばれる。2008年には、外野と本塁後方のフェンスラバーをMLBの各球場などで採用されている、衝撃吸収性に優れた柔らかい素材に張り替えている。
他の都心部の球場で制限されている「午後10時以降の鳴り物応援禁止」は行われておらず、試合終了が10時を過ぎても花火、ルーフオープンショー(近年は内野席上の屋根からのキャノン砲を使った紙テープ祝福も)は行われている。
野球以外のイベント時には、フィールドシートが撤去できるとともに内野の前列スタンドを外野側に移動して使用できるようになっている。
15番ゲートは、2000年10月13日に肺癌のため31歳で死去した藤井将雄(1995年~2000年、福岡ダイエーホークスに在籍)が生前背番号15をつけていたことから「藤井ゲート」と呼ばれ、藤井を記念するプレート、藤井の最後のメッセージが掲げられている。これは球団の親会社がダイエーからソフトバンクに変わった後も続いている。
2000年には、ホークスはリーグ優勝し、日本シリーズへ戦いを進めるも、その日程にこのドームを日本脳外科学会に貸し出す予定を組んでいたため(契約は3年前に締結)シリーズ日程の一部変更を余儀なくされるなど運営の失態を露呈した(球団には日程確保義務違反として3000万円の制裁金が科された)。この際ダイエーは準本拠地の北九州市民球場や長崎ビッグNスタジアムでの開催も想定したものの、学会側の好意により3日間使用予定だったのが2日間に短縮されたため、日程を変更して執り行われた。詳細は福岡ソフトバンクホークス#変則日程の日本シリーズを参照。
2002年よりバックネットフェンス広告が回転式になり、複数社の広告が出せるようになった。それ以前にも神宮球場やナゴヤドームにこの回転式広告はあったが、神宮はブリヂストン、ナゴヤドームはトヨタ自動車1社用の広告である為、複数社用の回転式広告は日本初。それまでローソンや三洋信販、アサヒビールの広告を縦に並べていたものが、現在では回転式によりイニング毎に出すことが出来るようになった。 2004年までは、かつてダイエー傘下であったコンビニエンスストアチェーンのローソンがバックネットフェンス広告のメインスポンサーであり、「がんばれ!ホークス LAWSON」という広告を出していた。当時の日本の球場で、このようなあからさまな応援広告が、テレビ中継でも必ず映るバックネットに存在したのは福岡ドームのみであった(この応援広告は、日本シリーズなどでも使用されている)。現在ローソンは札幌ドーム、クリネックススタジアム宮城にてバックネットフェンス広告を出している。 その他、このバックネット広告の上部にはサブの広告プレートが設置されているが、2008年からこの部分はLED仕様になっている。
ドームの周辺には高層リゾートホテルとショッピングモールがあり、この一帯は「ホークスタウン」と名づけられている。2003年、ダイエー本体の経営悪化から、ホークスタウンを米国の投資会社コロニー・キャピタルに売却した。
2004年12月24日、ダイエーが産業再生機構の支援要請を決めたことにより、ホークスはダイエーからソフトバンクに経営権が譲渡された。
2005年1月28日に行われたダイエーからソフトバンクへの球団株式譲渡と同時に、ソフトバンクの子会社でありポータルサイトYahoo! JAPANを運営するヤフー株式会社が命名権を取得、新名称は「福岡Yahoo! JAPANドーム」となった。契約期間は5年で契約金は25億円。契約金には球場の広告看板や冠協賛大会の開催なども含まれる。
2007年4月13日、それまでこの福岡ドームを含むホークスタウンを保有していたコロニーキャピタルは、これをシンガポール政府系の投資会社「GICリアルエステート」に売却したことを発表。しかし運営会社はそのままGICの傘下に入ったのみで、実際の設備や運営に変化はない。
2007年シーズン途中からは、人工芝を塗り分けることで外野グラウンドのレフト・ライトにセブン-イレブンの広告が掲示されている。また、バックネットフェンス前にはJリーグなどで使用されている錯覚広告が存在する。この錯覚広告は2006年に初めて掲示されたあと同年末で一旦取りやめとなったが、2008年シーズン途中より復活した。
2009年からホークス新監督・秋山幸二の「球場内のイメージを明るくしたい」という要望もあって外野フェンス上半分が緑から上へ白のグラデーションに塗り替えられた。しかしオープン戦で『フェンス最上段部への打球判断に支障が出る』と指摘されたこともあり、公式戦開幕直前に最上段部のみを元のダークグリーンに塗りなおしている。また一塁側ダッグアウトの天井も同監督の要望で空色に塗り替えられている。
ホークス主催試合での場内放送は、ホークスの選手を試合前と先発選手の第1打席、及び交代投手、選手の登場時にフルネーム、並びに出身地(日本人は県と市町村、外国人は国)をコールする。これはダイエー時代、九州出身の選手を多く獲得しており、また九州全土のファン獲得を目指していたためで、親会社がソフトバンクに代わった現在でも続いている。
また、パ・リーグの週末の試合は夏を除きほとんどデーゲームで開催されているが、福岡ドームのホークス主催試合は、夏を除き、土曜日も18時開始となっていることが多い(日曜は13時開始の場合が多い)。2005年からは、巨人も春先や秋を中心に週末はデーゲームで開催されることが多くなったことから、この時期の他球場の試合はヤクルトなどを除いて、殆どがデーゲームで開催されるため、福岡ドームだけがナイトゲームとなることもある。
[編集] 開閉式屋根
福岡ドームは日本の野球場唯一の屋根開閉機構を備える。屋根は3枚のパネルからなり、このうち2枚が左右に120度旋回移動することにより、約20分で全開閉する(全開時の開口率は60%)。屋根部分の総重量は約12,000t。一度の開閉にかかる費用は約100万円[1]。その内、屋根を開閉する電気代が20万円で、人件費など諸費用が80万円になる[2]。開閉は通常ホークスがホームゲームで勝利した場合のパフォーマンス、あるいは試合前の練習などの時[3]に限られている(勝利したときの「ルーフオープンショー」は、スポンサーの協賛となる。ホークスが勝利を収めた試合のヒーローインタビュー終了後、球場内の照明を落とし、後述する「ホークスビジョン」にホークス選手の映像を上映、その後「勝利の花火〈天井からの仕掛け花火〉」が上げられ、球団歌『いざゆけ若鷹軍団』を流しながら屋根を開けるというもの)。
天候に合わせて晴れの時は開いた状態で試合をすることを想定しており、当初はオープンエアー(屋根が開いた状態)での試合も行われたが、光の傾斜などが10月の日本シリーズ開催時期にベストの条件になるように設計されたため「(全ての屋根が開くわけではないため)構造上反射角の違いが選手のプレーに支障をきたす」と選手会からクレームがついたことや、近くに病院(独立行政法人国立病院機構九州医療センター、福岡市立こども病院・感染症センター)が存在すること、シーサイドももち周辺は高級住宅地となっていることなどから騒音問題があり、1999年6月19日(西武ライオンズ戦)を最後に開いた状態での試合はしばらく行われていなかったが、2008年9月10日の楽天戦で9年ぶりに屋根を開けて行なわれた。9月としては11年ぶりの5位転落や、連敗という悪い流れを断ち切ろうとしたもので、楽天球団や選手会、隣接する病院にも了解を得た上で行われた(天候不良のため4回終了時で閉鎖)。また、KinKi Kidsがコンサートを行なう際、「自分達でお金を払うから、(演出の一環として)公演中に屋根を開けて欲しい」と要望したが、騒音問題を理由に実現しなかった。ホークス主催の少年野球トーナメントなどでは、オープンエアーでの試合が行われている。
[編集] 他球団主催のホークス戦
- 1999年6月にオリックス(当時の本拠はグリーンスタジアム神戸)主催によりダイエー戦を開催した。これは梅雨時で神戸でのオリックス主催試合の消化が難しい状況にあったことを踏まえたものであるが、ダイエーが勝利した場合のパフォーマンスは通常通り行われた他、ベンチ配置も通常と同じくダイエーが1塁側、オリックスは3塁側を利用した。
- またホークスが福岡に移転した1989年以後、毎年巨人軍が福岡県内でホークスを相手に主催オープン戦を開催している。当初は北九州市民球場などで行われていたが、ここ数年はそれも福岡ドームでの開催となっており、翌日のホークス主催分と併せて2連戦となる。(この場合でもホークスは1塁ベンチ・巨人は3塁ベンチとなる)
[編集] 幻のツインドーム構想
当初は中内功会長の発案で、ホテルを間に挟んでスポーツドーム(福岡ドーム)と、福岡ドームと同じスペック・形状のアミューズメントドーム(屋内型遊園地)を併設するツインドーム構想が計画されていた。それゆえ運営会社である株式会社ホークスタウンの当初の社名も「株式会社ツインドームシティ」だった。
しかし当時の親会社だったダイエーの経営環境悪化から思うように進まず、結局アミューズメントドームの建設は見送りとなり、代わりに総合商業施設・ホークスタウンが完成している。
[編集] ○○シリーズ
地元福岡のイベントに合わせ、ホークス主催試合では「どんたくシリーズ」「山笠シリーズ」と銘打った連戦が行われる(この両シリーズは平和台球場での西鉄ライオンズ時代から行われている)。
その他、本拠地開幕シリーズやどんたくシリーズは「アサヒスーパードライスペシャル」として行われ、ドーム前の大階段には「アサヒ・スーパードライ」の広告が大々的に描かれる。年間10試合程度開催。
毎年夏に行われる「伊藤園お~いお茶スペシャル」では、お茶の色にちなんだ緑色のジェット風船販売される。
かつては、博多どんたくの時期である5月のゴールデンウィークに新日本プロレスが、「レスリングどんたく in 福岡ドーム」と称する興行を開催したこともある。
[編集] 暖手の広場
ドームの周りは遊歩道となっており、シーホークホテルと連絡するデッキには「暖手(だんて)の広場」と呼ばれる場所がある。ここには、文化・スポーツ・芸術・学術など各分野で活躍した著名人の立体手形を再現したブロンズ製のモニュメントが、それぞれのサインを記したプレートとともに展示されている。ホークスの選手、王貞治前監督の手形はもちろんのこと、マイケル・ジャクソンやポール・マッカートニー、B'z、ボンジョヴィなど世界的に著名な人物の手形もあり、総勢200体以上が自由に"握手"できるように展示されている。
[編集] オールスターゲームの開催
福岡ドームでのオールスターゲームは、過去に1996年に第1戦を開催、2001年に第1戦を開催している。2000年には長崎で、2006年に宮崎でホークス主管で行われたが、福岡ドームでの開催は遠ざかっていた。しかし2010年には、新潟県立野球場とともにオールスターを開催することが正式に決まっている[4]。
[編集] ジェット風船
福岡ドームでも、ホークス主催ゲームの7回裏、及びホークス勝利セレモニーの際、『いざゆけ若鷹軍団』の演奏後にジェット風船飛ばしが行われる。ソフトバンク経営に移ってからは、風船の色が企業色の黄色に変わっている。
しかし、2009年に豚由来の新型インフルエンザ(H1N1型)感染が全国的広がりを見せるようになると、飛沫による感染拡大を防ぐため、他球場と同様に風船飛ばしを一時中止し、売店での販売を取り止めたほか、観客に対しても持ち込みを控えるよう呼びかけている[5]
[編集] スコアボード
スコアボードはバックボード上方にある大型映像装置「ホークスビジョン」の右側3分の1、すなわちフィールドでいえばセンターから右中間よりの位置に表示される。
オープン時から2005年まではスコアボードとホークスビジョンは別で、スコアボードはオレンジ色の単色表示だった。2005年オフにホークスビジョンとスコアボードを一体型とし、東京ドームと同等の1024階調(10億7000万色以上)かつ、国内球場設備唯一のハイビジョン(720P)対応で高精密な表現が可能な新「ホークスビジョン」への取り替え工事が行われた。これにより、新しいホークスビジョンは縦9.984 m×横52.992 mの国内球場で最大、ハイビジョン対応スクリーンでは世界最大となるビジョンとなった。ただし、スコアボード部分はチームロゴや広告以外はオレンジ色しか使用しておらず、2005年までのスコアボードと同じレイアウトとなっている。なお、旧スコアボードでのチーム表記はアルファベット1文字または2文字で表していた(例:ホークス→H)。現在もバックネット裏サブスコアボードでこのような表記がされている。2009年頃より、スコアボード審判の下のスペースに、投手の投球数が球速と交互に表示されるように改良がなされた。
スコア表示は基本的に9回までだが、延長戦が行われた場合は全部を消去するのではなく、延長戦が開かれたイニング分だけ左にスライドしていく形になる(例えば延長10回の場合、1回のスコアだけ消去され、2回~10回のスコアが表示される)。
2006年の日米野球と2007年11月22日・23日に行われた北京オリンピック野球日本代表とオーストラリア代表による壮行試合では、東京ドームで行われる日米野球のように、全て英語表記・横書きのデザインで表示された。
なお、2006年シーズンからのホークスビジョンは松下電器製のアストロビジョンであるが、2005年シーズンまではソニー製のジャンボトロンであった。 また旧型ビジョン(ソニー製のジャンボトロン)はアビスパ福岡の本拠地である博多の森球技場にビジョンがなかったため、同じ福岡が本拠地という縁もあってか売却されようとしたが、折り合いがつかず破談になった。
[編集] 座席
座席はフィールドシートエリア(コカ・コーラシート)を除き内野席・外野席とも緑色である。内野席には跳ね上げ式の背もたれとカップホルダーがあるが、外野席にはない。また、内野バックネット裏のSS指定席にはテンピュールのクッションが備え付けられている。
[編集] コカ・コーラシート
2005年オフに設置されたフィールドシートである。2009年は全席年間指定席で完売したため、一般発売はされない。
より選手に近い位置で観戦できると歓迎する声がある一方、これにより極端にファウルグラウンドが狭まり、それまでファウルフライになっていた打球もスタンドに入るようになったり、フェンスが低いためにエンタイトルツーベースが増えるようになったことに否定的な声もある。ただ、近年のネオ・クラシック様式の球場は外野側のファウルグラウンドを狭くしており、その流れに沿ったものといえる。ただしフェンスはそれらと比較しても低い。なお、このフィールドシートは野球以外のイベント時には撤去できる構造となっている。
- 2006年のホークス主催試合では4種類の席種(コカコーラシートSS/コカコーラシートS/コカコーラシートA/コカコーラシートB)が設定されており、価格は他球場のフィールドシートの2倍近い料金に設定されており、最安値のB席はそれまで最高値だったバックネット裏(SS指定席)と同料金、SS/S/Aの各席ではさらに高額なチケット料金が設定されている(上位クラスの座席では、座席一つあたりの占有面積が大きいことや革張りの座席を使用しているためである)。しかしフィールドシートはいずれの席種も座席数が少なく、チケット発売と同時に売切れてしまうことがほとんどだった。
- 2006年オフには3人掛けソファシート「コカ・コーラソファシート」が設置された。
- フィールドシート・エリアへの入り口はネットで仕切られており、チケットを持っていない人は入れないようになっている。また、打球が飛んでくると非常に危険であるため、ヘルメットとグラブが無料で貸し出されフィールドシート・エリア内では着用が注意喚起されている[6]。同様の理由から、フィールドシート・エリアには売り子は立ち入らない。
[編集] スーパーボックス
福岡ドームは、「スーパーボックス」という136室の特別観覧室を右翼席、左翼席、および内野席の上部にフィールドを取り囲むように設けている。この「スーパーボックス」はグラウンドに面したバルコニー付きの個室で、ホテルの一室のように落ちついた個室でプライバシーを保ちながら自由に野球観戦ができることで、主に法人利用向けに定評がある(基本的に年間契約のため、価格帯は年900万円~1900万円)。球場の入場ゲートもスーパーボックス専用のゲートが用意されている。ただし、コンサートなど、野球以外のイベントでは開放されない。また、一般(個人利用客)として販売をしているチケット会社もある。
[編集] ビクトリーウイング
2009年にスーパーボックスの一部を改装して作られた。シスコシステムズ合同会社が協賛する、端末ディスプレイが設置された「シスコゾーン」、畳スペースもある「和(なごみ)シート」、団体向けの「グループシート」、遊具などが設置された「キッズパーク」などがある。こちらは2009年シーズンは一般向けチケットとして発売された。一般開場前より入場が出来て、7回裏までバイキング方式で料理とソフトドリンクが食べ飲み放題を売りとしている。
[編集] ビッグライフ
右中間から左中間までの外野席後方には「ビッグライフ」というスポーツバーが設けられている。グラウンド側はガラス張りで、ガラスに沿って世界最長のカウンター席が設置してある。チケットにはカウンター指定席と自由(立見)があり、このほか外野席のチケットでも利用できる。カウンター指定席以外の客はカウンターに近寄れないが、バー内に約70台あるモニターで観戦できるが、2009年7月頃より、週末祝日及び特定日以外立ち入る事が出来ない。
[編集] ビジターシート
詳細は「ビジター応援席#福岡ソフトバンクホークス(福岡Yahoo!JAPANドーム)」を参照
[編集] 増席計画
スタンドの収容人員(野球開催時)は当初の公称値で48,000人とされたが、実際のところはそれよりも約13,000人分少ない35,157人(当時)しか収容できなかった。これに対し、ソフトバンクはホークスを買収した直後から増席を度々計画している。
- 2005年にホークスの球団取締役に就任した江戸川大学助教授の小林至(元千葉ロッテマリーンズ投手で、数少ない東京大学卒業のプロ野球選手経験者)は、2005年2月に宮崎で行われたキャンプの席上で2006年度をメドにフィールドシートやVIPシートの建設を中心とした座席の増設計画を明らかにした。
- その内容は一塁側と三塁側のファウルゾーンを中心にそれぞれ200席分(計400席)のフィールドシートを設けるなど計1万席の増設を2006年度末工事完了予定で行うことであった。またこれに合わせてスタンドコンコースにミニバスケットボールコートやミニパットゴルフ場を建設することも目指すとしていた。
- この計画の一歩目として2005年オフに532席のフィールドシート(コカ・コーラシート)を設置。2月24日の2006 ワールド・ベースボール・クラシック日本代表壮行試合で初お目見えした。
- 2006年オフには、バックネット裏のSS指定席全席にテンピュールクッションを設置、バックネット裏上段の記者席の一部を観客席に改造したカウンターシートの設置、三塁側内野席上段の一部を定員5人のボックスタイプの席(ボックスファイブ)に改造、フィールドシートエリアに3人掛けソファシート(コカ・コーラソファシート)を増設する改造工事を行ったが、結局増席は少数に止まり収容人数は35,773人になった。
- 2007年オフにも2008年オフを目処に1万席規模の増席を検討していると報じられ、また2008年11月27日のホークス球団によるスポンサー感謝の集いで、笠井オーナー代行が6000席の増席の意向を示したと報じられている。
- これはスーパーボックスの全面改装ではないかと言われていたが、結局2008年オフの改装はスーパーボックスの一部をビクトリーウイングに改装しただけで、収容人数は36,253人となる微増に止まった。
[編集] 賞制度
福岡ドームで行われるプロ野球公式戦では、看板等に打球を当てると賞品が進呈される。主なものは下記の通り。
- 外野フェンスの右翼ポール際にある福岡銀行の広告には、グラブを持った同行のマスコットキャラクターが描かれている。このグラブの箇所にダイレクトで打球が当たると、同行から賞金100万円が進呈される(後にマスコット全体、さらにマスコットを囲む楕円部分に拡大)。これまで、この制度で賞金を獲得したのは2004年8月1日の北海道日本ハムファイターズ戦で楕円部分に当てた柴原洋(福岡ダイエーホークス)と、2006年3月26日の辻俊哉(千葉ロッテマリーンズ〈当時〉)、2007年5月26日の広島東洋カープ戦の田上秀則(福岡ソフトバンクホークス)の3名である。
- 打球がフェアゾーン内の天井に当たり、骨組みなどに引っかかって落下してこなかった際、記録は二塁打となり、賞金として現金500万円が渡される。2007年現在、達成されていない(ただし、2004年に井口資仁がファウルゾーン内の天井に打球を当て、骨組みにひっかけたことはある。しかし、フェアゾーン内では無かったため、打球はファウルとして記録された)。
- その他、外野スタンド上方にあるパネル看板に当たった場合は、スポンサーから賞金・賞品が進呈される(アサヒビールの看板に当てると缶ビール10年分、3650本が贈呈される、ヨドバシカメラの看板に当てた打球を拾ったファン及びその時打った打者は1000万ポイント贈呈される)ことになっているが、福岡ドームがあまりにも広すぎることもあってか、未だに当てた選手はいない。
[編集] 球史に残る試合
- 1993年4月17日 福岡ドーム初のプロ野球公式戦で、近鉄バファローズの野茂英雄が、ダイエーのエース村田勝喜と投げ合い1-0の完封勝利
- 1993年4月18日 ラルフ・ブライアント(近鉄)が若田部健一(ダイエー)から福岡ドーム公式戦第1号本塁打。しかし若田部は4失点完投でホークス史上初の福岡ドームでの勝利投手
- 1994年5月18日 槙原寛己(巨人)の完全試合(対広島戦)
- 1997年5月7日 西武が史上6度目の毎回得点(21-0)
- 1999年6月13日 イチロー(オリックス)が最初で最後の三塁守備に就く。また、11日~13日ともオリックス主催で、ダイエーは福岡ドームで初のビジターゲームだった。
- 1999年9月25日 ダイエー初のリーグ優勝(対日本ハム戦)
- 1999年9月30日 山本和範(近鉄)引退試合
- 2000年10月7日 ダイエーリーグ2連覇(対オリックス戦)
- 2000年10月27日 高橋尚成(巨人)が日本シリーズ史上初の新人投手初登板初完封勝利
- 2002年10月6日 秋山幸二引退試合(対ロッテ戦)
- 2003年5月21日 クリス・レイサム左翼手(巨人)がアウトカウント勘違い事件をおこす。(対ヤクルト戦)
- 2003年7月27日 プロ野球記録の一試合32安打達成(対オリックス戦)
- 2003年10月27日 ダイエー2度目の日本一達成(対阪神戦)
- 2004年10月11日 西武がパ・リーグプレーオフ第2ステージでダイエーを3勝2敗で破り、レギュラーシーズン2位から優勝
- 2005年10月17日 ロッテがパ・リーグプレーオフ第2ステージでソフトバンクを3勝2敗で破り、レギュラーシーズン2位から優勝
- 2006年4月15日 日本ハムが3投手の継投によるノーヒットノーラン(参考記録)を達成(延長戦での継投によるノーヒットノーランはプロ野球史上初)
- 2008年3月20日 柴原洋(ソフトバンク)がプロ野球史上2人目の開幕戦逆転サヨナラホームラン。(西武の伊東勤以来14年ぶり)
- 2008年8月31日 ソフトバンク対西武の同一カード三連戦が三戦連続で引き分け
- 2009年6月13日 巨人・小笠原道大が通算1500試合出場を達成。ソフトバンクがホークス球団2リーグ制度導入後通算4000勝を達成。また観客動員は実数発表が開始されて以来最多となる36,153人を記録した。
[編集] プロ野球以外での利用
福岡ドームは野球のほか、見本市やコンサート会場としても利用される。これらのイベントに利用するため、人工芝が剥がせるようになっている。
なお、草野球でのグラウンドの使用は262,500円から可能である。
1995年公開の映画『ガメラ 大怪獣空中決戦』(監督:金子修介)では、物語の進行にまつわる重要な舞台に設定されて登場。このドームの売りものである開閉式屋根が題材に取り上げられた(演出上、左右を反転している)。
内野席が可動式ということもあり、以前にはサッカーJ1の浦和レッズが、海外チームとのフレンドリーマッチを開催したこともある。
[編集] 九州最大規模のコンサート会場としての利用
福岡ドームはプロ野球だけでなく、九州最大規模のコンサート会場としても数多く利用されている。一流アーティストを象徴するイベントとして広く知られている「5大ドームツアー(札幌・東京・名古屋・大阪・福岡)」の開催地の1つでもある。
福岡ドームで最初に行われたコンサートは、井上陽水・甲斐よしひろ・財津和夫・武田鉄矢ら福岡県出身のミュージシャンによる「ドリームライブ in 福岡ドーム」(1993年4月10日)。
こけら落としとしてマイケル・ジャクソンの2日間公演に始まり、ポール・マッカートニー、ローリング・ストーンズ、イーグルス、ビリー・ジョエル、エアロスミス、クイーン、ボンジョヴィなど欧米のスーパースターが大規模コンサートを行なっている。また日本のアーティストでは、B'z、EXILE、SMAP、矢沢永吉、ドリームズ・カム・トゥルー、GLAY、globe、安室奈美恵、SPEED、KinKi Kids、MISIA、Mr.Children、サザンオールスターズ、L'Arc〜en〜Ciel、嵐などが公演を行っている。
また地元福岡出身のCHAGE and ASKAが2000年のカウントダウンコンサートを行うなど、国内アーティストの使用も多い。
[編集] 例年開催される主なイベント
- 福岡県警察 年頭視閲
- 福岡市消防出初め式(放水はドーム外で行われる)
- 次世代ワールドホビーフェア
- 福岡オートサロン
- 福岡国際らん展
- シティマラソン福岡:スタート・ゴール地点となっている
- プロ野球マスターズリーグ:所属する福岡ドンタクズの本拠地であり、試合が行われる(11月〜1月)
[編集] 過去に開催したその他のイベント
- 1995年夏季ユニバーシアード(開閉会式が行われた)
- ねんりんピックふくおか2005(2005年、総合開会式が行われた)
- NPB12球団ジュニアトーナメント(2005,2006年)
[編集] 施設データ
[編集] 施設概要
- 所在地:福岡県福岡市中央区地行浜二丁目2番2号
- オープン:1993年4月2日
- 収容人数:(消防法上の実数定員は36,509人、プロ野球開催時は36,253人、コンサート開催時は30,000人)
- 建築面積:69,130 m²
- 延床面積:176,000 m²
- 最高高さ:83.96 m(地上7階)
- 屋根の開閉時間:20分
[編集] フィールドデータ
- 両翼:100 m、中堅:122 m
- 外野フェンスの高さ:5.84 m(2009年以降はフェンスの上がグリーン関連でトリコロールになった)
- 面積:1万3500 m²(フィールドシート部分を含む)
- フィールド面からの高さ:68 m
- 照明灯:528灯
- 内・外野ともショートパイル人工芝(大塚ターフテック製グランドターフ)(2008年オフにロングパイル人工芝の「フィールドターフ」に入れ替え予定)
[編集] ドームツアー
バックステージツアーと呼ばれ、ドームクイーンズの案内により、フィールドやブルペン、ダグアウトなどを見学する事が出来る。スタンダードコース、スペシャルコース等、全4コースが開催されている。
[編集] 交通機関
- 地下鉄
- バス
- 博多駅(博多駅交通センター・博多駅前)および天神(天神バスセンター前)から西鉄バス「福岡タワー」「能古渡船場」「マリノアシティ」「藤崎」「医療センター」行きで「ヤフードーム前」「国立医療センター」「シーホークホテル前」下車。
- 都市高速経由便と一般道経由便がある(都市高速経由便で博多駅から20分、天神から15分)。
- ヤフードーム前よりも、国立医療センターの方が便利が良い[7]。
- 博多駅交通センター・西鉄天神バスセンターから西鉄バス(臨時シャトルバス)で「ヤフードーム」下車。
- プロ野球試合やコンサートなどの開催日のみ運行。
- 上記の定期路線と異なり、ホークスタウンモール内の専用バス停に直接乗り入れる。
- 天神発着便は西鉄天神バスセンター発、天神三丁目着で、一般路線バスと乗降場所が異なる(天神北にも停車)。
- この他にも、プロ野球試合日や一部イベントの開催日には北九州(門司・小倉・黒崎地区)、久留米(久留米・八女・佐賀地区)、筑豊(飯塚・田川地区)より西鉄による臨時高速バスが運行される(各方面から1往復程度)。
- 自動車
- 福岡都市高速道路1号線 百道出入口すぐ、または西公園出入口からよかトピア通り経由。
- ドーム敷地内に約1,700台収容の駐車場あり(通常時は時間制、野球・イベント時は定額制、夜間留め置き不可)
- その他、ホークスタウン等の駐車場や、近隣のコインパーキングの利用も可能である。
[編集] 隣接地区
[編集] 脚注
- ^ 異例のヤフD全開 屋外対策(西日本スポーツ、2008年6月6日)
- ^ 王ソフト、屋根開けたら白星キラリ!(サンケイスポーツ、2008年9月11日)
- ^ 近年では、練習中の開放の実績が無い。
- ^ オールスターゲームは世界金融危機の影響で2011年以降の開催そのものが白紙状態となっており、今後の実行委員会の会議内容次第では、2010年のオールスターは福岡ドーム開催はおろか、日本プロ野球としても最後のオールスターゲームとなる可能性もある。
- ^ 球場内及びダグアウトも取り扱いをしていない。
- ^ 試合開始前スコアボードなどに、ヘルメットの着用をお願いする注意喚起が表示される。
- ^ 入場ゲートに左右されるが、5,6,8ゲート利用時であれば、ヤフードーム前が近くなる。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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最終更新 2009年11月24日 (火) 12:36 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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