朝日新聞社杯競輪祭

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朝日新聞社杯競輪祭
概要
開催時期 11月下旬
開催地域 小倉競輪場
愛称 競輪祭
分野 競輪
カテゴリー GI
形態 4日間トーナメント
主催者 北九州市
歴史
初回開催年 1951年
開催回数 51回(2009年11月)
初代優勝者 山本清治
最多優勝者 中野浩一(5回)
直近優勝者 平原康多(2009年11月)
  

朝日新聞社杯競輪祭(あさひしんぶんしゃはいけいりんさい)は、小倉競輪場(現在は北九州メディアドームにある)で競輪が創設されたことを記念して行われるGI競走で、ファンの間での通称は「小倉競輪祭」、または単に「競輪祭」である。

目次

[編集] 歴史

1951年11月2126日に第1回が「競輪祭」として開催される。第1回の競輪祭を開催した時には既に各競輪場でも「競輪祭」のタイトルは使われていたが、小倉競輪場が競輪発祥の地である事を意識して当時の通商産業省が他競輪場では「競輪祭」のタイトルを使わぬよう通達を出した[1]。その後は競輪創設より節目となる年に合わせて数年おきに開催されていたが、1963年より毎年の開催に移行された。

かつては「全日本新人王戦」と、「全日本競輪王戦」との別開催による2本立てトーナメントで行われ、1978年までは、前半(前節)3日間が新人王戦、後半(後節)3日間が競輪王戦という日程を組んでいた。そのため、新人王戦の優勝者には競輪王戦への出場資格が与えられ、1963年高原永伍が新人王(当時は新鋭王戦)と競輪王を連続優勝している例もある。1979年より、初日から4日目までは新人王戦と競輪王戦の番組を混在させる形を取り、5、6日目は競輪王戦出場メンバーのみの戦いとなった。KPK制度導入により、1983年4月にS級が設けられて以降、しばらくは新人王戦に出場できる選手はS級に限定されていたものの、後にS級特進条件が厳しくなったことから、A級選手も一部参加できる「S・Aトーナメント」化されたが、1998年に、当時A級選手だった齋藤登志信が優勝したことに対する制度上の批判が上がったことや、1999年に4日間開催に移行したことから、新人王戦は事前に選抜されたメンバー9人による1R一発勝負の方式となった。

2001年度からの競輪の番組制度改革に伴い新人王戦はヤンググランプリに移行し分離されたため競輪祭から外れたが、これにより新人王戦に出場する選手が競輪王戦には出場できず競輪王戦において強力な若手の先行選手が少なくなる状況が解消された。また競輪祭の開催時期が1月に変更(開催は2002年)され、この開催時期の変更と同時に、朝日新聞社から社杯が授与されるようになり、それに伴い開催名称が競輪祭朝日新聞社杯争奪競輪王決定戦に変更された。

2009年度より開催時期が再び11月に戻されることになり、第51回は2009年11月20日~11月23日の開催となったため[2]、2009年は1月(2008年度扱い・第50回大会)と2回開催される。また大会の正式名称を2009年度にあたる11月の開催より現在の名称に改称した。[3]

また、2009年は主催者に朝日新聞があることから、系列のテレビ朝日製作・九州朝日放送製作協力により決勝戦のテレビ中継が自転車を題材にした特番ドキュメンタリーに内包するという形で全国放送された。(これまではテレビ西日本(~1990年まで)、TXN九州→TVQ九州(1991年~)発で全国放送されたが、一部でネットされない局などもあった)

小倉競輪場では2000年10月18日より、ほぼ通年でナイター競走(愛称:スペースナイトレース)が実施されているが、ナイター競走の全国的な発売体制が不十分であることから競輪祭期間中は昼間開催となる。また近年の開催では選手とは別に、各競輪場で実況を担当するアナウンサーのファン投票も行われ、その上位4名が競輪祭の実況を1日ずつ担当するという試みがなされている。

特別優秀競走は「ダイヤモンドレース」の名称で実施されている。

[編集] 出場選手選抜方法

競輪祭の出場選手は、以下の優先順位に従って選抜される。

  1. 前年のKEIRINグランプリ出走者(9人)
  2. 競輪王戦を過去3回以上優勝した者
  3. 共同通信社杯競輪の準決勝戦進出者(27人)
  4. 前々年11月〜前年10月の期間内でヤンググランプリを除くGIIおよびGIIIの決勝戦1位回数上位者
  5. 前々年11月〜前年10月の期間内でヤンググランプリを除くGIIおよびGIIIの決勝戦2位回数上位者
  6. 前々年11月〜前年10月の期間内でヤンググランプリを除くGIIおよびGIIIの決勝戦3位回数上位者

[編集] 勝ち上がり方式

かつては6日間開催のトーナメント制であったが、1999年度より大会の体裁が変更され4日間のシリーズで行われるようになった。

2009年の番組(勝ち上がり戦のみ)
  • 初日 特別選抜予選3R(27名)、1次予選9R(81名)
  • 2日目 ダイヤモンドレース1R(特別選抜予選1〜3着9名)、2次予選6R(特別選抜予選4〜9着18名、1次予選1〜4着36名)
  • 3日目 準決勝3R(ダイヤモンドレース9名・2次予選1〜3着18名)
  • 最終日 決勝1R(準決勝1〜3着9名)

[編集] 過去の優勝者

全日本競輪王戦および全日本新人王戦の優勝者について記述する。なお第5~8回に開催された新人王戦は「新鋭王」戦として実施。

競輪王決勝日 優勝者 新人決勝 新人王
第1回 1951年11月26日 山本清治
第2回 1953年11月30日 山地正
第3回 1955年11月24日 石田雄彦
第4回 1958年11月25日 戸上守
第5回 1963年12月2日 高原永伍 5 11月26日 高原永伍
第6回 1964年11月30日 6 11月24日 木村実成
第7回 1965年11月29日 加藤晶 7 11月23日 野寺英男
第8回 1966年11月28日 吉川多喜夫 8 11月21日 松本秀房
第9回 1967年11月27日 平間誠記 9 11月20日 福島正幸
第10回 1968年11月25日 伊藤繁 10 11月18日 藤巻昇
第11回 1969年11月24日 高原永伍 11 11月18日 班目秀雄
第12回 1970年12月7日 福島正幸 12 11月30日 荒川秀之助
第13回 1971年11月29日 阿部道 13 11月23日 山藤浩三
第14回 1972年11月27日 班目秀雄 14 11月20日 藤巻清志
第15回 1973年12月3日 福島正幸 15 11月26日 国持一洋
第16回 1974年11月25日 16 11月18日 渡辺孝夫
第17回 1975年12月1日 桜井久昭 17 11月24日 岩崎誠一
第18回 1976年11月29日 阿部良二 18 11月23日 中野浩一
第19回 1977年11月29日 藤巻清志 19 11月21日 菅田順和
第20回 1978年11月27日 中野浩一 20 11月20日 吉井秀仁
第21回 1979年11月27日 吉井秀仁 21 11月25日 木村一利
第22回 1980年11月25日 中野浩一 22 11月23日 亀川修一
第23回 1981年11月24日 23 11月22日 北村徹
第24回 1982年11月23日 井上茂徳 24 11月21日 峰重龍一
第25回 1983年11月23日 中野浩一 25 11月21日 小磯伸一
第26回 1984年11月27日 井上茂徳 26 11月25日 小門洋一
第27回 1985年11月27日 27 11月25日 山田英伸
第28回 1986年11月25日 山口健治 28 11月25日 俵信之
第29回 1987年11月24日 中野浩一 29 11月22日 鈴木誠
第30回 1988年11月28日 山口健冶 30 11月26日 長谷部純也
第31回 1989年11月28日 波潟和男 31 11月26日 神山雄一郎
第32回 1990年11月27日 滝澤正光 32 11月25日 紫原政文
第33回 1991年11月26日 小橋正義 33 11月24日 高木隆弘
第34回 1992年11月25日 吉岡稔真 34 11月23日 児玉広志
第35回 1993年11月25日 35 11月23日 澤田義和
第36回 1994年11月28日 36 11月26日 横田努
第37回 1995年11月27日 神山雄一郎 37 11月25日 金山栄治
第38回 1996年11月25日 38 11月23日 太田真一
第39回 1997年11月26日 39 11月24日 手島慶介
第40回 1998年11月25日 加倉正義 40 11月23日 齋藤登志信
第41回 1999年11月23日 小倉竜二 41 11月23日 吉村和之
第42回 2000年11月26日 神山雄一郎 42 11月26日 加藤慎平
第43回 2002年1月27日 山田裕仁 以降はヤンググランプリに移行
第44回 2003年1月26日
第45回 2004年1月25日 小橋正義
第46回 2005年1月30日 後閑信一
第47回 2006年1月29日 小倉竜二
第48回 2007年1月28日 山崎芳仁
第49回 2008年1月27日 井上昌己
第50回 2009年1月25日 山崎芳仁
第51回 2009年11月23日 平原康多

[編集] 脚注

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月24日 (火) 21:18 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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