粒子状物質
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粒子状物質(りゅうしじょうぶっしつ、Particulate Matter, PM, Particulate)とは、一般的にはマイクロメートル単位の固体や液体の粒のことをいう。主に燃焼によるばいじん、黄砂のような土壌の飛散、海塩などから生じる。
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[編集] 浮遊粒子状物質
粒子状物質の中でも、ディーゼルエンジンの排ガス起源の浮遊粒子状物質(SPM)が社会的に問題視されている。また、日本の春先には中国大陸から飛来する黄砂も単に日常生活に不便を強いるだけでなく花粉症の発症や悪化を助長しているのではないかという研究もあり問題とされている。
[編集] ディーゼルエンジンのPM
ディーゼルエンジンの排ガスで規定されるPMは、主に以下の3種類から構成される。
- 単純な固形の炭素の微粒子が房状に連なったもの
- SOF(Soluble Organic Fraction、可溶性炭化水素)と呼ばれる高分子炭化水素
- 硫酸塩
ディーゼルエンジンのPMは大体において、炭素の固体微粒子を主体に硫酸塩が含まれる液体状のSOFが付着している。硫酸塩は、燃料中に含まれる硫黄が酸化して出来るサルフェートの混合物である[出典 1]。10μm以下の細かい粒径のものが多い。
十分なPM排出対策を施していないディーゼルエンジンの排ガスに含まれるPM排出量は、エンジンの運転条件等で異なり一定ではない。
これらの微細な粒子は大気中に長く浮遊することから、浮遊粒子状物質(SPM)と呼ばれて大気汚染の主要因とされている。
浮遊粒子状物質は人の気道や肺に沈着する。このPMの表面には多環芳香族炭化水素が付着しており、人体への悪影響が考えられる。このため、交通が集中する主要国道の周辺住民が相次いで道路管理者である国に対して訴訟を起こしている。2000年には、尼崎公害訴訟、名古屋市南部公害訴訟で、自動車由来の浮遊粒子状物質の排出差し止めを国に命じる判決が出ている。
[編集] 黄砂
詳細は「黄砂」を参照
[編集] 出典
- ^ 杉本和俊著 『ディーゼル自動車がよくわかる本』 山海堂 2006年7月24日初版第1刷発行 ISBN 4381077709
[編集] 関連項目
最終更新 2009年4月1日 (水) 13:24 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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