素浪人 花山大吉

素浪人 花山大吉の最新ニュースをまとめて検索!

ドラマ
テレビ
一覧項目
テレビドラマ一覧
日本のテレビドラマ
アメリカのテレビドラマ
カテゴリ
テレビドラマ
ラジオドラマ
  

素浪人 花山大吉(すろうにん はなやまだいきち)とは、1969年1月4日1970年12月26日までNETテレビ(現・テレビ朝日)系列で放映された連続テレビ時代劇のタイトル。全104話。

目次

[編集] 概要

前番組「素浪人 月影兵庫」の続編。前作の最終話の後、一人で旅を続けていた焼津の半次(品川隆二)が月影兵庫に瓜二つの素浪人・花山大吉(近衛十四郎)と出会い、再び弥次喜多珍道中の様な展開が始まる。79話からお咲(南弘子)が加わり、レギュラーが3人になった。

前番組の『素浪人 月影兵庫』が原作者より作品が原作を逸脱していると指摘された為兵庫は叔父松平伊豆守の家督を継ぐ為、半次と別れ国許へ帰ることにして終了し、年を挟んだ翌週から兵庫にそっくりな花山大吉(近衛十四郎)を登場させて又旅を続けるという手続きをとった。

13話までは前作から引き続いての白黒、それ以降の14話から104話まではカラー放送となる。なお、地上波での再放送は79話で最終回になっているが、後に芸能界を引退した南弘子が出演回の再放送に難色を示したとされる[1]

1995年には、近衛の息子・松方弘樹によって単発によるリメイク版が製作された。またもう一人の息子・目黒祐樹と近衛は、同様な設定の『いただき勘兵衛旅を行く』(1973年、NET)で共演している。この時の主人公の苦手なものは黒い袈裟を着た僧侶(坊主)であった。

なお、2003年、2005年に東映チャンネルで再放送された。その後、2009年1月より時代劇専門チャンネルでの再放送が開始されている。この再放送には、南弘子の出演回も含まれている。

[編集] 登場人物

花山大吉(演 近衛十四郎

前作の月影兵庫に代って登場する主人公。正義感が強く、剣を取れば無敵の素浪人。諸国を放浪し、相談屋稼業をして生計を立てているが、気ままな商売なので基本的に金欠である。

事件に遭遇すると、いち早く真実を見抜く頭脳明晰さと、一切の権威を怖れない反骨精神も持ち、相手が大名であろうと遠慮せず意見する事もある。その一方で、ピンチに陥るとしゃっくりが出て止まらなくなる癖がある。その時には、本人いわく「命の次に大切なもの」の腰のひょうたんに入った酒を飲むとしゃっくりが収まる。

12年前に江戸で町道場を開くが、恋女房の綾(演 木暮実千代)と一人息子の大作(演 中野淳)を5年前の流行病で亡くし、道場を師範代に任せ、心の痛手を癒すため諸国を旅している(第66話)。

また美食家であり、食べ物に関するうんちくにうるさい。半次に山鳥の丸焼きを御馳走してやろうとしたこともあった。大好物はオカラ。居酒屋に入ると必ずオカラの有無を聞き、無いと不機嫌になる。第1話では酒は静かに飲むのが一番と半次に説く一方で、オカラを見るなり理性を失い、結果68人前のオカラを平らげ、48本の酒を飲み泥酔してしまった。大酒を飲むとたちまち下品になったり、若い娘におだてられるとデレデレするという三枚目な面も持っている。

剣の他に鉄扇を持ち、敵の剣からの防御に使ったり、半次を援護するために投擲武器として使っている。また、柔術の心得もあり、怪力の大男が大吉を持ち上げようとしても、全く持ち上がらず、逆に大吉に手首を取られただけで、地面に横転させられてしまうというシーンもある。

口癖は、「(居酒屋にオカラがない際に)けしからん」、「いかんなあ」、「(半次を一喝する際に)このバカタレが!」。半次のことを「焼津の兄さん」と呼ぶが、出会った当初は「節穴」と呼んでいた。

焼津の半次(演 品川隆二

前作に続いて登場する渡世人。曲がったことと蜘蛛が嫌いなお調子者。大吉と出会った直後は口げんかばかりしていたが、次第に大吉の人柄に惚れ込み、一緒に旅をすることになる。義理人情に厚く、他人が困っている場面を見ると手助けを買って出るが、その反面お節介焼きで物事に首を突っ込み、結果問題事を引き起こすトラブルメーカーでもある。

大吉同様金欠であり、博打で得た金で生活しているが、大吉にたかられて使い果たすことが多い。また美人の娘(半次は「べっぴんの姐ちゃん」と呼ぶ)に目がない。

大吉を「ダンナ」と呼ぶが、口論になると「ダンナ野郎」「オカラ野郎」「オカラボケ」「うんちく野郎」などと、「 - 野郎」を多用して罵る。

大吉ほど強くはないが、ドスを取ればなかなかの使い手で、因縁をつけてきた武士3人と斬りあいして互角に戦ったこともある。

お咲(演 南弘子)

79話から登場したおてんば少女。ポニーテールにミニスカート風の衣装、そしていつも熊のぬいぐるみをもっている。

[編集] スタッフ

  • 脚本:森田新、松村正温、結束信二
  • 監督:小野登、荒井岱志、長谷川安人、井沢雅彦、佐々木康、松尾正武
  • 音楽:阿部皓哉
  • 撮影:平山善樹、脇武夫、柾木兵一、羽田辰治、森常次、木村誠司
  • 計測:山口鉄雄、荒木和男、水島淳一、長谷川武次、宮川俊夫、山元豊
  • 照明:松井薫、林春海、佐々木政一、谷川忠雄、椹木儀一、藤井光春
  • 録音:渡部章、山根定男、小野岡道秀
  • 美術:寺島孝男、塚本隆治、吉村晟、宇佐美亮、中島哲二
  • 編集:島村智之、川上忠、鳥居勉
  • 衣装:工藤昭、上野徳三郎
  • 美粧:林三郎、
  • 結髪:浜崎喜美江、長谷川きい、水巻春江、河野節子
  • 装置:木村雅治、松井三郎、早川重三、山田勝、矢野昇、西村国蔵
  • 装飾:小川芳男、曽根美装、伊藤健三、小谷恒義、中道正信、縄田功、斉藤寿也、内明淳
  • 助監督:福井司、浜比呂志、尾田耕太郎、久郷久雄、山村繁行、太田雅章、曽根勇、上杉尚祺
  • 殺陣:谷明憲、谷俊夫、土井淳之祐
  • 記録:篠敦子、高木弘子、藤原凪子、松尾美智子、野崎八重子、宮内喜久子、佐藤利子、西野敏子、石田芳子、宮内喜久子
  • 進行:中久保昇三、山田勝、丸本晃、藤野清、喜多外志之、北村良一
  • 現像:東洋現像所(現:IMAGICAウェスト
  • 制作:NET、東映京都テレビプロ→東映
  • プロデューサー:吉川義一、広渡三夏、小沢英輔、宮川輝水

[編集] サブタイトル

[編集] 1969年

各話 放送日 サブタイトル  ゲスト
第1話 1.4 世のなか上には上がいた 花園ひろみ市村俊幸唐沢民賢汐路章
第2話 1.11 やっぱりふざけた仲だった 葉山葉子桑山正一、中村是好、榎木兵衛
第3話 1.18 男が男に惚れていた 長内美那子新屋英子森塚敏
第4話 1.25 一人残らず抜けていた 由利徹谷村昌彦、嘉手納清美、柴田美保子
第5話 2.1 あわれ十五の春だった 清水まゆみ正司歌江
第6話 2.8 若様はおからが好きだった 沢本忠雄、原健策伊沢一郎
第7話 2.15 自分で自分を探していた 御影京子、御木本伸介加賀邦男
第8話 2.22 棺桶かついで笑っていた 人見きよし、潮万太郎
第9話 3.1 死んで花実が咲いていた 入川保則桜町弘子、山田桂子
第10話 3.8 坊さんまるまる損をした 吉田義夫茅島成美西田良八名信夫
第11話 3.15 その一言に弱かった 石浜朗穂積隆信
第12話 3.22 親子でカモを探していた 玉川良一藤岡重慶高森和子
第13話 3.29 寝ながら地図を描いていた 菅井きん茶川一郎、汐路章
第14話 4.5 風の岬に鬼がいた 太田博之正司花江
第15話 4.12 女よあなたは強かった 南都雄二ミヤコ蝶々
第16話 4.19 地獄の鐘が鳴っていた 和崎俊也宮園純子堀田真三
第17話 4.26 美人だらけの町だった 牧冬吉姿美千子
第18話 5.3 渦まで左に巻いていた 梅津栄、二本柳敏恵
第19話 5.10 お茶はお茶でも無茶だった 増田順司新井茂子大泉滉
第20話 5.17 我が子を拾うバカもいた 三上真一郎、菊ひろ子、小田部通麿
第21話 5.24 自分の首を絞めていた 潮万太郎、井上清子
第22話 5.31 胴より首が長かった 嘉手納清美、野口ふみえ大山克巳
第23話 6.7 子ゆえに母は強かった 月形龍之介藤岡重慶小畠絹子
第24話 6.14 貴様と俺とは逆だった 舟橋元、金井由美
第25話 6.21 笑う機械がこわれていた 人見きよし、曽我町子武原英子、牧冬吉
第26話 6.28 お化けを肴に飲んでいた 曾我廼家明蝶高峰圭二
第27話 7.5 カッコが良すぎて駄目だった 佐々木愛、入川保則、原健策
第28話 7.12 腕白小僧はなぜウソついた 今福正雄高原駿雄、標滋賀子、唐沢民賢
第29話 7.19 腹の虫が怒っていた 高森和子、山本鱗一外山高士
第30話 7.26 歴史に残る妻だった 正司照江、正司花江、茅島成美、平凡太郎
第31話 8.2 狂った奴ほど強かった 清水まゆみ、成瀬昌彦天津敏宗方勝巳
第32話 8.9 伜にゃ過ぎた嫁だった 市川和子、山田桂子
第33話 8.16 のっぺらぼうが泣いていた 谷幹一、御影京子、二階堂有希子
第34話 8.23 海にもぐれぬ海女もいた 曽我町子、柴田美保子、南弘子
第35話 8.30 中年の魅力で売っていた 市村俊幸、藤岡重慶、桂麻紀、岸本教子
第36話 9.6 フラれた方がましだった 本間文子、松木路子
第37話 9.13 バカにかまってバカをみた 谷村昌彦、桜井浩子永山一夫
第38話 9.20 天から小判が降ってきた 宮園純子
第39話 9.27 島から悪魔が帰ってきた 左時枝、里井茂
第40話 10.4 目玉が火事でもてていた 沢宏美、川上夏代、吉田義夫、梅津栄
第41話 10.11 頭の中味がいかれていた 潮万太郎、織本順吉
第42話 10.18 大めし喰らって弱かった 大橋壮多、島村昌子
第43話 10.25 仇討ちばなしは臭かった 桂麻紀、三角八郎、池信一、入川保則
第44話 11.1 おいらの父ちゃんカモだった 十朱久雄、牧冬吉
第45話 11.8 鼻をつまんで名乗っていた 柳沢真一、鮎川浩
第46話 11.15 赤ちゃんお手柄立てていた 市村俊幸、太田博之、桜田千枝子佐藤蛾次郎、舟橋元、
第47話 11.22 夜になるほど強かった 吉田義夫、谷村昌彦、伊達岳志
第48話 11.29 佛を背負ってモメていた 由利徹、御影京子、三原葉子
第49話 12.5 オケラが三匹揃っていた 成瀬昌彦、原健策、江幡高志
第50話 12.13 シゴいた相手が悪かった 神田隆、増田順司、万里昌代
第51話 12.20 富士のお山が知っていた 山形勲、宮園純子、近藤正臣
第52話 12.27 殿さまスタコラ逃げていた 倉丘伸太郎、志賀勝、汐路章

[編集] 1970年

各話 放送日 サブタイトル  ゲスト
第53話 1.3 ドカンと一発春がきた 平凡太郎、二見忠男野村昭子
第54話 1.10 初恋の味は苦かった 和崎俊也悠木千帆、土屋靖雄
第55話 1.17 大酒喰らって冴えていた 花沢徳衛、井上清子
第56話 1.24 昔の美人が揃っていた 赤木春恵、牧冬吉、梅津栄
第57話 1.31 母は異国の人だった ジェリー伊藤三条美紀
第58話 2.7 先生様が一番ヘマだった 西尾三枝子、山田桂子、正司花江
第59話 2.14 女ごころに弱かった 左時枝、潮万太郎、武原英子
第60話 2.21 災難ひろうバカもいた 芦屋小雁高城淳一、夏珠美
第61話 2.28 姐ちゃんヤクザは凄かった 東山明美、市村俊幸、土屋靖雄
第62話 3.7 あきれた病気にかかっていた 牟田悌三左卜全松木路子、万里昌代
第63話 3.14 火を噴く島に惚れていた 平井昌一、茶川一郎、曽我町子
第64話 3.21 三人揃ってバカだった 市川和子、鈴木やすし
第65話 3.28 南の果てでもめていた 姿美千子、加賀邦男
第66話 4.4 想い出だけが泣いていた 木暮実千代、藤岡重慶
第67話 4.11 伜にゃ過ぎた母だった 和崎俊也、宝生あや子、多々良純丹羽又三郎
第68話 4.18 道は地獄へつづいていた 宗方勝巳、岸久美子、原健策
第69話 4.25 天国のおふくろが笑っていた 北川めぐみ近藤正臣
第70話 5.2 味方の中に敵がいた 山田桂子、伊藤栄子、山本豊三
第71話 5.9 女房にフラれるバカもいた 青柳美枝子、松木路子、稲吉靖
第72話 5.16 ドケチ娘はなぜ泣いた 北林早苗、山田桂子
第73話 5.23 喰い逃げ野郎はツイていた 牧冬吉、御影京子、桑山正一
第74話 5.30 祝言挙げたら嫁逃げた 三角八郎、二本柳俊恵
第75話 6.6 世の中呆れた奴もいた 新克利、神田隆、増田順司、柴田美保子
第76話 6.13 大金持ちほどケチだった 吉田義夫、藤岡重慶、姫ゆり子、町田祥子
第77話 6.20 心の中では泣いていた 柳谷寛、野々村潔、三条美紀、汐路章
第78話 6.27 二人揃って足出した 白木みのる、玉川良一、鮎川浩、渋沢詩子
第79話 7.4 痴漢に間違われてバカをみた 新井茂子
第80話 7.11 オヤジよあなたはヒドかった 高城丈二、見明凡太郎
第81話 7.18 拾った赤ちゃん凄かった 市川和子、菅井一郎
第82話 7.25 星も泣いてる夜だった 御木本伸介葉山葉子村井国夫
第83話 8.1 鬼が笑って死んでいた 清水まゆみ東野孝彦
第84話 8.8 地獄の槍が呼んでいた 天津敏、原健策、剣持伴紀
第85話 8.15 女が女にふられていた 木暮実千代、志乃原良子、鮎川浩
第86話 8.22 ネギがカモを背負っていた 三角八郎、利根はる恵、清川新吾、天草四郎
第87話 8.29 命がけで黙っていた 夏八木勲、金井由美、尾上鯉之助
第88話 9.5 仮面の下で泣いていた 太田博之、伊沢一郎、佃和美、鮎川十糸子
第89話 9.12 人質の方がいばっていた 片山明彦、有沢正子、金井大、高野ひろみ、梅地徳彦
第90話 9.19 先輩面して逃げていた 土屋靖雄、明石潮、藤岡重慶
第91話 9.26 首になるほど惚れていた 山本豊三、都築克子、新井麻夕美
第92話 10.3 片目の竜が狙っていた 高須賀夫至子、高津住男、汐路章
第93話 10.10 腕白小僧が知っていた 牧冬吉五味竜太郎、坂本幸子
第94話 10.17 お墓に小判が眠っていた 北川めぐみ吉田義夫
第95話 10.24 興奮しただけ無駄だった 中山昭二、志賀勝
第96話 10.31 渡し場は今日も雨だった 和崎俊也山口朱美西田良野口貴史
第97話 11.7 異国の空で泣いていた 堀井永子、北原義郎、河上一夫
第98話 11.14 恋する女は強かった 遠藤辰雄、青柳美枝子、清川新吾
第99話 11.21 お人好しが過ぎていた 金井由美、町田祥子、小田部通麿、大橋壮多
第100話 11.28 読めば読むほど駄目だった 外山高士、倉丘伸太郎、三原有美子
第101話 12.4 売り出しすぎてベソかいた 穂積隆信野口ふみえ田中春男柳谷寛
第102話 12.12 覗いちゃいけないことだった 小畠絹子、波田久夫、雲井三郎
第103話 12.19 目をさましたら死んでいた 幸田宗丸、新井茂子、川浪公次郎、山岡徹也
第104話 12.26 男は笑って別れていた 小栗一也、五味竜太郎、牧冬吉、高野ひろみ

[編集] 主題歌

  • 「浪人まかり通る」作詞:結束信二、作曲:阿部皓哉、唄:北島三郎
  • 「風来坊笠」作詞:佐々木康、作曲:阿部皓哉、唄:品川隆二(クラウンレコード

[編集] 放映ネット局

※は遅れネット。

[編集] リメイク版

  • 素浪人 花山大吉 能天気だがメッポウ強い!名コンビ新装復活 大吉・半次が金山地獄大暴れ(1995年4月1日、ANB=東映)

[編集] 前後番組

最終更新 2009年11月14日 (土) 02:03 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【素浪人 花山大吉】変更履歴

ご利用上の注意