美味しんぼ

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美味しんぼ
漫画
原作・原案など 雁屋哲
作画 花咲アキラ
出版社 小学館
掲載誌 ビッグコミックスピリッツ
レーベル ビッグコミックス
発表期間 1983年 - 連載中
巻数 既刊103集
アニメ
原作 雁屋哲・花咲アキラ
企画 務台猛雄
監督 竹内啓雄
シリーズ構成 小中千昭
脚本 中西隆三
田波靖男
山崎晴哉
キャラクターデザイン 河南正昭
音楽 大谷和夫
アニメーション制作 シンエイ動画
製作 日本テレビ
放送局 日本テレビ系列
放送期間 1988年10月17日 - 1992年3月17日
話数 136話
テンプレート使用方法 ノート
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美味しんぼ』(おいしんぼ)は、雁屋哲原作、花咲アキラ作画による漫画作品。1983年から小学館ビッグコミックスピリッツ」にて連載開始。1987年、第32回小学館漫画賞青年一般部門受賞。

目次

[編集] 概要

東西新聞文化部社員、山岡士郎栗田ゆう子を主人公に、食をテーマとして毎回様々なストーリーが展開される。本作品は人気を博し、のちにアニメゲームテレビドラマ映画化など様々なメディア展開もなされた。

グルメ漫画および日本のグルメブームの中心となったと一般に言われている。また、題材となる食べ物の種類も、和、洋、中、アジア、精進料理に庶民の食べ物までと幅広い。日本のグルメ漫画を代表する作品ではあるが、軽薄なグルメブームについては一線を画す。連載初期は、当時日本人の食が急激に多様化していったという時代的背景もあり、権威のいう美味しいものを大金をはたいてありがたく食べて食通ぶるという「グルメブームの虚飾」を何度も批判している。その他、食文化に関するコメ食品添加物などの様々なテーマについても問題を提起している。一方で十分な取材を行わず思い込みで料理を批評することが多く批判の声も多い。

連載は取材のため長期休載することがあり、2000年頃からは、一年のうち半分近く休むことも多い。単行本はビッグコミックスより刊行され、単行本の売上は2003年に累計1億冊を突破した。文庫版、愛蔵版、テーマ毎に再編集した総集編、関連書籍(「美味しんぼ塾」「美味しんぼの料理本」など)も刊行されている。1巻から60巻までの収録分はネット配信(有料)もされていたが、配信サイト「ライコスジャパン」が日本から撤退したため終了となった。台湾では東立出版社が小学館から正式認可を受けた繁体字中国語版の単行本が『美味大挑戦』というタイトルで刊行されている。

ビッグコミックスピリッツ2008年5月26日号にて、作者や関係者の話し合いにより連載開始から25年間続いた親子の確執を和解させ、物語を一区切りさせた。同時に長期休載状態になっていたが、2009年3月9日号にて連載を再開した。

[編集] あらすじ

東西新聞文化部の山岡士郎と栗田ゆう子は同社創立100周年記念事業の「究極のメニュー」づくりに取り組むことになった。しかし、帝都新聞が「至高のメニュー」という企画を、美食倶楽部を主催する海原雄山の力を借りて立ち上げた。実は山岡士郎は海原雄山の息子で、士郎は雄山に勘当されていた。それから「究極」対「至高」の親子料理対決が幾度か繰り返された。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。 [記述をスキップ]


士郎・ゆう子が『究極のメニュー』の担当者に選ばれる(単行本第1集)。食べ物を通じて諸問題を解決するパターンが出来上がる。初期における士郎・雄山との料理勝負は、いずれも偶然出会って意地を張り合うことで始まっていた。

帝都新聞は雄山が指揮する『至高のメニュー』を立ち上げ、週刊タイム誌上で究極側との同時発表していくことになる。士郎・雄山の対決の場として定着。

東西グラフ誌の企画『世界味めぐり』に士郎・ゆう子らも同行し始める(21集〜)。主人公の活動範囲が国内外に広がる。この業務関係者のうちから、士郎・ゆう子それぞれに対し求婚者達が現れるが、同時に両者が惹かれ合っていることを自覚していく。

士郎とゆう子とが婚約。元求婚者達とは良き友人となる。披露宴は究極・至高のメニュー完成発表会(一度目)の場を兼ね、総括的なメッセージを込めた前菜・主菜が発表される。その直後 審査員から究極・至高の続行を要請される(47集)。士郎・ゆう子らが新婚生活に苦労する頃、悪徳マスコミ経営者・金上が東西新聞および雄山に攻撃を仕掛ける(50集〜)。そうした事件を含めて、士郎と雄山の協力劇が増える。

『日本全県味巡り』が提唱され、これも究極・至高対決の題材となる(71集〜)。士郎・ゆう子の間に長男・長女が双子として誕生(75集)。両メニューが雑誌として定期刊行を始めた頃から(86集)、士郎・ゆう子・雄山は究極・至高メニューの世代交代を考え始める。東西新聞文化部に配属された飛沢周一は、士郎と美食倶楽部との間を行き来し、後継者候補となる(91集)。その後、士郎・ゆう子の間に二女が第3子として誕生(99集)。

士郎・雄山の和解を望むゆう子は、2度目の両メニュー完成発表会を「相手を喜ばせる」対決とするよう図る。士郎は雄山と過去を乗り越えられるか(102集)。


以上で物語・作品・登場人物に関する核心部分の記述は終わりです。


[編集] 登場人物

美味しんぼの登場人物」を参照

[編集] 究極VS至高

究極VS至高」を参照

[編集] 日本全県味巡り

日本全県味巡り」を参照

[編集] テレビアニメ

1988年10月17日から1992年3月17日まで、日本テレビで放映。製作はシンエイ動画。全136話。また、2時間のスペシャル版も放映された。放送時間は番組開始から1年間は毎週月曜日19:30 - 20:00の放送だったが、1989年10月から放送時間を毎週火曜日19:30 - 20:00に移動した。これ以降の月曜夜7時半枠は、『アニメ☆7ヤッターマン)』までよみうりテレビ制作に変更された。その後、同時刻での日本テレビ制作のレギュラー番組は『サプライズ』まで空白となっていた。

地方ローカル局や、CS放送のテレ朝チャンネルなどで再放送が繰り返されている(なお、製作会社のシンエイ動画は2003年からテレビ朝日と資本提携し、2009年にテレビ朝日の連結子会社となっている)。第1話から放送されているが、オープニングのみ二代目「Dang Dang 気になる」に差し替えられており(歌はサビ部分のみ放送、曲が続いてる間に提供クレジットを流すなど、OPが数十秒で終わるという極端なカットをしていた再放送もある)、EDは放送当時のまま流している。また理由は不明だが、都合により放送されていないエピソードがある。

放送倫理の問題からか、登場人物の台詞(特に罵倒)が原作より抑えられた表現になっていることがある(例「これに比べたら山岡さんのはカスや」→「山岡はんのとは比べ物にならん」『鮎の思い出』)。

[編集] スタッフ

  • 企画:務台猛雄(日本テレビ)
  • 音楽:大谷和夫
  • キャラクターデザイン:河南正昭
  • 美術監督:古谷彰
  • 撮影監督:斎藤秋男
  • 録音監督:浦上靖夫
  • 制作担当/アシスタントプロデューサー:伊藤響(日本テレビ)、田中敦(シンエイ動画
  • プロデューサー:武井英彦(日本テレビ)、加藤良雄(シンエイ動画)
  • 監督:竹内啓雄
  • 脚本:中西隆三、田波靖男山崎晴哉
  • コンテ:竹内啓雄、小島多美子、水谷貴哉、松園公、米谷良知谷田部勝義三家本泰美佐藤真人、三島孝、中村孝一郎、杉島邦久、遠藤徹哉、吉永尚之、木下ゆうき、垂永士、矢吹勉、影山楙倫、殿勝秀樹、鈴木吉男、安藤敏彦、野口よしあき、寺東克己、西山明樹彦、神谷純、久米一成、池野文雄、川島宏、高柳哲司福富博、小林孝志、寺沢伸介
  • 演出:杉島邦久、遠藤徹哉えんどうてつや)、水谷貴哉、松園公、米谷良知、谷田部勝義、佐藤真人、三島孝、中村孝一郎、高木真司、白日野祖妻、木下ゆうき、石川康夫、殿勝秀樹、高柳哲司、安藤敏彦、野口よしあき、寺東克己、西山明樹彦、久米一成、矢吹勉、吉田実、川島宏、辻久子、むとうゆうじ、牧野滋人、水島努
  • 作画監督:河南正昭、清山滋崇、高橋明信、なかじまちゅうじ柳田義明、飯田宏義、清水恵子、谷口守泰、菊池城二、久米一成、後藤聖一、尾津久蛮、高橋敏雄、尾糸武、河村秋夫、上條修、山中英二、吉田実、奈須川充、宍戸久美子中沢一登、奥野浩行、寺沢伸介
  • 原画:スタジオルック、アニメスポット、アウトサイド、アクセル、アニマル屋、長太、スタジオGIG、亜細亜堂、SUラオホ
  • 動画チェック:原育子、後藤孝宏、鈴木勲、高島聡、辻久子、上宇都辰夫、石原立也、手島勇人、西根公輝、寺川英和
  • 動画:スタジオルック、スタジオZ5、スタジオシグナル、PANプロダクション、ムッシュオニオン、じゃんぐるじむ京都アニメーションIGタツノコ、シンエイ動画、朝陽動画、映遺動画、ビッグバン、スタジオ九魔、モダンアート、ECHO-II、亜細亜堂、スタジオディーン
  • 色指定:松本真司、完甘幸隆、能勢益美、志麻めぐみ、小森靖彦、彼方淳士、高石峯子、戸張園子、持田武、井延恭子、岩沢れい子
  • 仕上:スタジオルック、スタジオMAC、PANプロダクション、ムッシュオニオン、京都アニメーション、朝陽動画、映遺動画、スタジオポッケ、スタジオマリーン、アート杏、OM青森ワークス、ハーモニープロ、アニメフレンド、FAI、スタジオディーン、ひとみプロ、フリーワーキング
  • 特殊効果:斉藤丈史、安岡潤一郎、S.H.O、岡島雄二、小森靖彦
  • 小道具設定:佐藤正浩
  • オープニング・エンディングアニメ:南家こうじ
  • 背景:スタジオユニアトリエローク
  • 撮影:旭プロダクション
  • 効果:松田昭彦
  • 整音:大城久典→宮下義和
  • 録音制作:オーディオプランニングユー
  • 録音スタジオ:APUスタジオ
  • 編集:岡安肇、小島俊彦、中葉由美子、村井秀明、川崎晃洋
  • タイトル:道川昭
  • 現像:東京現像所
  • 制作進行:倉岡裕之、渡邉哲哉、児玉ともじ、森重尚、鹿島大、内田和弘、斎藤敦、出口秀男、小河原文雄、大滝哲、山根圭介、安束義之、室谷靖、寺岡博、坂部久明、佐々木和宏
  • 制作事務:古賀真貴子
  • 文芸:小松崎康弘→水島努→金井浩
  • 広報担当:野口和子→鈴木康子(日本テレビ)
  • アニメーション協力:スタジオディーン
  • 制作デスク:福与雅子→財前祐子(日本テレビ)、茂木清→星野達也(スタジオディーン)
  • 製作協力:遊カンパニー
  • 企画制作:日本テレビ
  • 製作:シンエイ動画

[編集] 声の出演

[編集] 主題歌

[編集] サブタイトル

[編集] ネット局

[編集] テレビドラマ

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アメリカのテレビドラマ
カテゴリ
テレビドラマ
ラジオドラマ
  

フジテレビによってテレビドラマ化。唐沢寿明演じる山岡士郎、江守徹演じる海原雄山を始め、まるで漫画から飛び出してきたかのようにソックリな雰囲気を作り上げている。アニメ『ミスター味っ子』にも似た大げさな映像表現が特徴。

  • 1994年 - 1999年に『2時間スペシャルドラマ(全5話)』として放送された(平均視聴率 16.8%)。
  • 2007年1月20日21時から土曜プレミアム枠にて、スペシャルドラマ『新美味しんぼ』が放送された(関東地区平均視聴率 14.1%)。
  • 2007年11月17日に『新・美味しんぼ2』が再び土曜プレミアム枠にて放送された(関東地区平均視聴率 11.1%)。
  • 2009年11月14日に『新・美味しんぼ3 海原雄山VS究極七人のサムライ!』が2年ぶりに土曜プレミアム枠にて放送された。

[編集] 主な出演

[編集] 映画

漫画を忠実に実写化したドラマと違って設定をかなり変更してあり、大原社主が昔から山岡の後見人になっていたりと、ごく基本の設定だけを生かしたほとんどオリジナルの作品となっている。原作者は「映画である以上リアリティを追求するのはやむを得ない」とこの改変を(公的な場では)承認している。

海原雄山が漫画のような偉丈夫ではなく、むしろモデルの北大路魯山人に近いイメージの三國連太郎が演じていて、性格も原作ほどの激しさはなくなっている。三國連太郎が海原雄山を演じる事については、原作者の要望である。 士郎と雄山の配役を、実際の親子である佐藤浩市と三國連太郎が演じていることが話題になったが、これも三國連太郎に海原雄山役のオファーがあった際に、三國が山岡役として佐藤浩市を指名している。ちなみに三國と佐藤はこの当時は確執があり、親子でありながら互いに名前で呼び合う仲であり、会見でもかなり気まずい雰囲気であり、役柄そのままの状態だった。

[編集] スタッフ

  • 監督:森崎東
  • 製作者:奥山和由村上光一、田中迪、峰谷紀生、大野茂
  • プロデューサー:中川滋弘、田沢連二、久板順一朗、武政克彦、亀井修、齋藤久臣、瀬島光雄
  • 脚本:丸内敏治、梶浦政男
  • 撮影:東原三郎
  • 音楽:井上堯之
  • 音楽プロデューサー:飯田則子、高石真美
  • 美術:横山豊
  • 編集:鶴田益一
  • 衣装(デザイン):宮田孝、鳥野圭子
  • 録音:原田真一
  • スクリプター:長谷川幸子、梶浦政男
  • 助監督:太田聖規
  • 照明:粟木原毅

[編集] キャスト

[編集] 特別番組

2007年1月16日、フジテレビの単発特別番組枠カスペ!」にて「美味しんぼ塾 ラーメン道〜日本全県グランプリ〜」が放送された。 本作とはほぼ無縁の、ラーメン特集番組だった。

[編集] ゲーム

[編集] 美味しんぼ 究極のメニュー三本勝負

美味しんぼ 究極のメニュー三本勝負」を参照

[編集] 美味しんぼDSレシピ集

美味しんぼDSレシピ集
ジャンル 究極&至高のレシピ集
対応機種 ニンテンドーDS
開発元 バンダイナムコゲームス
発売元 バンダイナムコゲームス
人数 1人
発売日 2007年3月8日
価格 3990円(税込み)
  

2007年3月8日バンダイナムコゲームス・ナムコレーベルから発売。収録レシピは119種類。各料理のレシピのほか、その料理が登場する原作漫画(各1 - 3ページ)、材料や道具・技法などの豆知識、それらの情報を用いた「クイズ究極VS至高」が収録されている。

[編集] パロディー

[編集] 作中に登場するパロディー

  • 山岡と栗田が鮎のことを聞きに行った釣り雑誌「釣り馬鹿オリジナル」の編集部員として、『釣りバカ日誌』風のキャラクター(鈴さん似の編集長、浜ちゃんや佐々木似の編集者)が出たことがある。アニメにも若干手直しされながらもそれと気付くキャラクターがそのまま登場(第八集「鮎のふるさと」124ページ)。
  • 「究極のメニュー対金上」の山岡・栗田と極亜テレビ社長の金上が対決する場面で、会場客席に『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の両津巡査長中川巡査の姿が見受けられる。制服姿なので容易に判別できる(52集165ページほか数コマ)。
  • 周大人の家に置かれている漢字の書かれた屏風に、「高橋留美子」「めぞん一刻」「管理人」などの文字が見える(第5集「青竹の香り」・第8集「飲茶」) 。
  • 栗田ゆう子の出身大学の学園祭にタレント「怪家イワシ」(「怪家」は「あやしや」と読むと思われる)という出っ歯の芸人が登場。持ちギャグは「なーんやそれ」。
  • 快楽亭ブラックが出演している寄席の出演者を記した幟に「てるお・はるお」「ライト兄弟」と出ていた物があるが、いずれもダウンタウンの昔のコンビ名である。また、ダウンタウンには「ひとし・まさし」というコンビ名もあったが、23集「もやしっ子」では富井副部長の息子、ヒトシの友人でマサシという子供が登場している。
  • 劇中に出てくるバーで「馬鹿の巣」(バッカスの当て字か?)という店が出て来るがこれは『笑ゥせぇるすまん』で出て来るバー「魔の巣」のパロディーで店の作り、雰囲気もほぼ同じ。

[編集] その他

  • 作者の知識不足から、赤ちゃんの離乳食にハチミツと半熟卵を勧めるという話(2000年42号「はじめての卵」)が掲載されて問題になり、原作者と編集部が謝罪した。尚、この回は単行本収録されていない。乳幼児の場合、ハチミツは乳児ボツリヌス症を引き起こす危険性があり(1987年に厚生省から通達)、卵は卵アレルギーを発症させる可能性がある。
  • 59巻収録の「マルチメディアと食文化」でパソコンを取り上げた際に、Macintosh(Mac)派の山岡がMS-DOSとMS-Windows(当時はWindows95)を激しく罵倒するシーンがある。しかも罵倒されたWindowsユーザーも実はMacユーザーだったというのがオチであり、話を通じてMacを賞賛しWindowsをけなす内容になっている。これに遺憾としたマイクロソフトはスピリッツに掲載していた広告を中止した。これ以後、登場人物全てがMacのパソコンを使用するという現実世界とは異なる事象がおこっている。
  • 作中に登場する「究極のメニュー」から、「究極」が「新語・流行語大賞」の1986年新語部門金賞を受賞した。原作者の雁屋は同年のNHK紅白歌合戦審査員にも選ばれた。
  • 作中で使われる「まったり」(関西方言)も、流行語となった。ただし世間で思われているほど、この語が作中で多用されているわけではない。他にも「貴族的な味」というような抽象的な表現が多用され、登場人物はほぼグルメレポーター並のコメントを言う。もっともこれは、美味しんぼの表現があまりにも浸透したために、グルメレポーターが美味しんぼと同じコメントを言うようになったとも取れる。
  • 登場人物などの設定に総合芸術家である北大路魯山人に関連した事項を多く使用していることも目立つ。
    • 海原雄山の芸術活動が書、陶芸、食にまたがる点は北大路魯山人と一致しており、孫弟子との設定をとっている。
    • 海原雄山の経営する会員制料亭が「美食倶楽部」は、魯山人が最初に創業した料亭と同名である。
    • 主人公行きつけの料理屋が「岡星」、魯山人の創業した料亭が「星岡茶寮」である。
    • 「魯山人風すき焼き」「魯山人のご飯」「魯山人のお茶漬け」など魯山人が考案したメニューが紹介されたことがある。また単行本第88巻「器対決!」では、究極のメニュー側が全面的に魯山人の陶芸作品を使用した。
    • 第3巻「料理のルール」における、仏料理店で鴨肉を持参のわさび醤油で食べるエピソードは、魯山人の実話をもとにしたものである。
  • 1980年代末に雁屋がオーストラリアに移住したため、オーストラリアの食材や文化を取り上げることが多くなった。ストーリーでも山岡が度々「俺の知り合いの劇画原作者で物好きにオーストラリアに住んでいるやつが…」という前置きで、雁屋本人のエピソードが語られる。詳細は雁屋哲を参照。
  • 2004年に行われた富山県県知事選挙の広報キャラクターとして山岡士郎らが起用された。富山県は作画担当の花咲アキラの出身地である。この際に使われたキャッチコピーは「究極の一票。」
  • 作品中で暗に批判の対象となるのは、「JTタバコと当該エピソード掲載時製造販売を独占していた食塩)」「味の素うま味調味料)」「宝酒造(日本酒を主に酒類全般)」。また反捕鯨運動については一貫して批判的である。
  • 料理記者の岸朝子と日本料理人の道場六三郎が46巻に登場。山岡と岸は知り合いという設定で、岸は山岡とゆう子に道場を紹介した。道場はこの中で見事なスッポン料理を披露した。
  • 2006年4月26日放送分のフジテレビ系『トリビアの泉 〜素晴らしきムダ知識〜』で、山岡士郎役の井上和彦が(あくまで山岡士郎として)副音声・トリビアの影ナレを担当した。この時前半で副音声を担当していたスネ夫(声:肝付兼太)に「ぐうたらで有名なんでしょ?」と評された。
  • 政界にも愛読者が多い。第82・83代内閣総理大臣橋本龍太郎も生前に本作品を読んでいた。橋本は作中にも実名で登場している。
  • ストーリー展開は料理による人助け、権威的な食通をやり込める、食文化に関する問題提起、雄山との対決などが主なパターンだが、権威的な食通をやり込めるパターンについては今となっては美味しんぼがメジャー化し、むしろ権威と言ってもよくなってしまったため、今は食文化に異を唱える者に反論するといったパターンになっている。最近はこれらに加え料理が男女の縁を取り持って結婚するというパターンが増えている。
  • フジテレビの深夜番組「TVブックメーカー」で『来週の「美味しんぼ」で栗田ゆう子は食後一言目に何というか?』が賭けの対象になった事がある。
  • 1985年の雑誌『宇宙船』Vol27のP87によると、海洋堂で本作のフィギュア化予定があった。当時主流のガレージキット(レジンモデル)のフィギュアであり、海野洋二によって山岡士郎と海原雄山の原型は完成し、版権が取れ次第販売されると記述されていたが、現在まで未発売である。
  • 既存の飲食関係の大企業を批判しているせいか、アニメ化本放送時、初期の頃以外に提供スポンサーに食品関係の企業は入っていない。食べ物を扱って、夕食時に放送しながら、INAXがスポンサーに入っていたためシャワートイレのCMが入ることがあった。
  • アニメにおける山岡士郎の声の井上和彦と、栗田ゆう子の声の荘真由美が、それぞれの役を演ずるという形でグルメリポートをする特番があった。
  • 101巻と102巻には安部司が実名で登場し、食品添加物を批判している。しかし同氏の主張の非科学性や論理的破綻は松永和紀他複数のジャーナリストや科学者により手厳しく批判されている。
  • 2009年にテレビ東京系列で放送されたアニメ『みなみけ おかえり』の第2、9話で、登場人物の妄想シーン内に海原雄山を思わせる初老の男性が登場したことがある。

[編集] 書誌情報

2008年6月現在まで

[編集] 公式

  • 美味しんぼ(ビッグコミックス、102集)
    • 2003年に1巻から41巻までが小学館文庫から刊行された。2009年11月時点で65巻までが刊行されている(以降は毎月15日に2巻づつ発売)。
  • 美味しんぼア・ラ・カルト(ビッグコミックススペシャル、43集)
    テーマ別に集め再編集されたもの。
  • 愛蔵版美味しんぼ「和」「酒」(2冊セット全30篇)ISBN 978-4091795113
    連載20周年・1億冊突破記念に発行されたもの。特典「特製しゃもじ」と「吉野杉」。
  • 美味しんぼの料理本Recipe(ビッグコミックススペシャル、2集)
    美味しんぼに出てきた料理のレシピを紹介する料理本。
  • 美味しんぼ塾(マイファーストビッグブックス、2巻)
    原作者によるエッセイ集。

[編集] 非公式

  • 美味しんぼの秘密(著/佐藤世紀 発行/1994年6月)
    いわゆる「謎本」ブームに出版されたもの。アラさがしに陥りがちな普通の謎本とは一線を画し、キャラクター造形などに踏み込んだ、かなり読み応えのある評論本となっている。

[編集] 外部リンク

日本テレビ 月曜19:30 - 20:00
前番組 番組名 次番組
美味しんぼ
※ここまで日本テレビ制作
YAWARA!
(以後ytv製作
小学館漫画賞青年一般部門
第31回 昭和60年度
ぼっけもん
岩重孝
第32回 昭和61年度
『美味しんぼ』
雁屋哲花咲アキラ
第33回 昭和62年度
HOTEL』・『マンガ日本経済入門
石ノ森章太郎

最終更新 2009年11月20日 (金) 14:53 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【美味しんぼ】変更履歴

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