自炊
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自炊
自炊(じすい)とは、自分で炊事・調理を行って食事する事。
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[編集] 概要
これらでは主に、独身生活者が自身の食事を作って食べる事を指す。主婦ないし主夫が、家族のために調理して、自分も家族と一緒に食事を取る事は余り含まれない。反対語としてはレストランなどで食事する外食や、飲食店から調理済みの料理を届けてもらう出前が挙げられる。
[編集] 曖昧な定義
現代では、レトルト食品や冷凍食品・インスタント食品といった調理済みの食品の発達に伴い、料理に掛かる手間はだいぶ軽減されている。しかしそれらの高度な加工食品だけを食べている場合は、あまり自炊の範疇には含まれない。ある程度は自分で調理する場合にのみ自炊とされる。
カップラーメンで食事をする場合には自炊の範疇に見なされなくとも、袋麺でインスタントラーメンに野菜類を入れて調理する場合には自炊に含まれる等、やや曖昧な部分も見られる。幾つかの食料品店で売っている惣菜を買って来て盛り付けても、ご飯を自分で炊いているなら自炊と見なされる場合もある。
[編集] 周囲の変化
また近年では炊飯器や電気冷凍冷蔵庫・電子レンジといった調理器具の発達と普及に伴い、自炊に掛かる手間が省けた結果、比較的忙しい人でも、ある程度は自分でご飯を炊いたり、休日などに作って冷凍しておいた料理を解凍して食べられるなどという傾向も見られる。
ただコンビニエンスストアなどでは調理済みで電子レンジに入れ加熱するだけで美味しく食べられる弁当が比較的安価に販売されている事もあり、独身者の中でも自炊する人は限られる傾向が強く、まして自分の昼食用の弁当までもを自炊で作って職場ないし学校などへ持っていく人は稀である。
古くは主婦の労働として一般家庭での調理が普遍的かつ重要視されない事もあったが、近年の日本では家事の分担という部分で男女共に「料理が出来る」というのは、他人に「家庭的である」とアピールする格好の要素として見なされる傾向もあり、一般的に「自炊している」というと、周囲の羨望や尊敬を集める場合があるようだ。
[編集] 自炊のメリット・デメリット
自炊では、食材の吟味から調理・盛り付けないし保存までを自分で行うため、一般の飲食店や既存の商店で売られている惣菜などと比べると、以下のような利点が発生する。
[編集] メリット
- 自分の味の好みに合わせやすい。
- 食べる量にあわせて盛り付けでき、無駄が少ない。
- 良い食材を探して利用する事で、質の向上が見込める。
- 安価な材料(タイムサービス品など)を利用すれば、安価に押さえられる。
- 調理済みの食品より、人的コストが含まれない分、安価である。
- 好物や偏食に対応させやすい。
- 料理の内容が選べる。
自分の好みや必要に応じて、様々に工夫を凝らす余地が有るため、食に関心のある人には適切といえよう。近年では一人暮らしの自炊に対応して、カット済み野菜といったモノも出回っており、これらを利用するだけでも随分と様変わりする料理も少なくない。また様々な食材・香辛料・調味料も日本では入手しやすくなっているため、凝った料理にも挑戦しやすい。
[編集] デメリット
- 手間がかかる。
- 調理の手間がかかる。
- 各々の食材を買い揃える買物の手間が掛かる。
- 全部自分で作ろうとすると、意外とコストがかかりがちである。
- 一人暮らしでは、まとめ買いしても一度に食べきれないため、賞味期限がきれてしまう食材が出る。
- 少量ずつ買うと、パック詰めの手間が掛かっている分、それら容器代が食材に上乗せされていたりして、実はあまり安くない場合がある。
- 失敗すると、食用に堪えないなものになってしまう。
- ある程度保存の利く食材ばかりを取り揃えると、栄養が偏る傾向が出てしまう。
- 料理のレパートリーが少ない場合など、栄養が偏る傾向が出てしまう。
特に賞味期限(生鮮食品の場合は消費期限)の問題は切実で、冷蔵庫内に「危険な状態になっている元食材」がある場合に、食中毒の危険も発生するほか、食材を計画性無く買ってなお賞味期限を守ろうとすると、お裾分けしたりするという手もあるが期限切れ間近な食材消費のためだけに過剰に食べざるを得なくなる事態になりかねない。また料理の腕にも絡むため、例えば同じ食材でも「美味しい地中海風パエリア」になるか、「何だか解らないごった炒め」になるかという問題も発生する。
[編集] 関連項目
- 湯治 - 古来、治療目的などで長逗留となる事の多い湯治宿では、多くの場合は、自炊が基本となっている。

