若本規夫

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わかもと のりお
若本 規夫
プロフィール
本名 若本 紀夫
(わかもと のりお)
愛称 強力若本
若本御大
若本様
出生地 日本山口県下関市
大阪府堺市育ち)
血液型 A型
生年月日 1945年10月18日
現年齢 64歳
所属 シグマ・セブン
活動
活動時期 1972年 -
デビュー作 科学忍者隊ガッチャマン』(隊長)
声優テンプレート|カテゴリ

若本 規夫(わかもと のりお、本名:若本 紀夫(読みは同じ)、1945年10月18日 - )は日本男性声優ナレーターシグマ・セブン所属。

山口県下関市生まれで、大阪府堺市で育った。関西大学第一高等学校卒業。早稲田大学法学部卒業。身長167cm。体重 57kg。旧芸名は若本 紀昭(わかもと のりあき)。

目次

[編集] 来歴・特色

早稲田大学法学部卒業後、警視庁機動隊に勤務し、その後日本消費者連盟、黒沢良アテレコ教室を経て声優に転じたという異色の経歴を持つ。少林寺拳法三段、全日本剣道連盟三段の資格を有しており、業界有数の“武闘派”という一面も持つ。また、武道以外にも禊流古神道神法教傳会師範代(神道の資格である)を持つ。なお、堺市育ちであるため泉州弁アドリブをこなすこともある。

渋さと鋭さを併せ持つ独特の声質と語調、歌うような抑揚のある演技が特徴のベテラン。このため、『ドラゴンボールZ』のセルや『サイボーグ009』のスカールのように悪の組織のボスや悪役を演じることが多い。一方で、『超獣機神ダンクーガ』のシャピロ・キーツやOVA銀河英雄伝説』のオスカー・フォン・ロイエンタールのように美形キャラからコミカルな役柄もこなしており、その演技の幅は広い。時には低音のドスの利かせた声を使って、迫力かつ存在感のある演技や残忍で凶悪なキャラクターの声を演じることもある。

アドリブには定評があり、『テイルズオブイノセンス』の特典DVDのキャストコメントでは子安武人に「台詞通りに喋らない」と言われたほどである。『テイルズオブデスティニー2』のバルバトスはカリスマ性溢れる悪役であったが、『テイルズオブシリーズ』の特典DVDでは台詞の字幕がないことをいいことにアドリブを行い続けた結果、通常とは異なるギャグ回りなキャラクターと化している。アドリブでは「〜バイ」「〜ズラ」と言った他の地域の方言を語尾につけることが多い。

また、『人志松本のすべらない話』など、各種ナレーションも多く担当している。『投稿!特ホウ王国』のナレーションではうねるような独特の言い回しを多用し、これ以降大きく弾けたギャグキャラクター役に抜擢されることも多くなった。

特に2000年以降は急激にアニメ作品出演作が増加している。それまでは、『サザエさん』の「アナゴさん」などに代表されるような渋い声の名脇役が多かったが、年間通してわずか端役1役しか役が来なかった年もあったなど、決してアニメ方面で売れていた存在ではなかった。しかし、その独特のイメージを築き上げたことで、ベテランにも関わらず特に若いアニメファン層に、性別問わず絶大な人気を誇る声優の1人に数え上げられるようになっている。その人気にあやかって若本規夫が読み上げる『小倉百人一首』などが販売されたこともある。

後輩声優の間からも、憧れの存在として見られる事が多く、中でも杉田智和田中理恵が先立って共演した事に対して羨望のまなざしを送ったり、後年若本との共演を果たした際にはかなり感激していた。

また、アニメ『銀魂』で松平片栗虎が登場した際、原作者の空知英秋が「松平は『サザエさん』でアナゴさんの声をやっている人がいい」と雑談がてら作画監督と話した結果、本当に若本が割り当てられたという。

[編集] エピソード

アナゴ、穴子サザエさんに登場する穴子(アナゴ)に由来)、若本様強力若本わかもと製薬が販売する胃腸薬「強力わかもと」に由来)といった複数の愛称がある。

還暦を過ぎても若々しい体を保っている。声を使う仕事である事を重視し、喉や肺活量を維持するための日々の鍛錬は怠らず、ヨガ水泳で鍛えているという。「殴られる役」を演じる際には、顔を殴られるときの声と腹を殴られるときの声を使い分けているという(ラジオ:癒されBar若本より)。若本によれば、これは大学時代に4年間習った少林寺拳法及び機動隊時代の経験を元にしているとのこと。 いわゆる新宿騒乱事件(1968年)のときは、機動隊側の最前線で攻防に加わっていたという[1]

若本本人は「自分は他のところで経験や勉強をして、それを仕事で吐き出すタイプ」と思っており、演じたキャラから何かを得ることはないと話している[2]

D・N・ANGEL』で彼がゲストキャラクターを演じたときは、その強烈さから逆にアニメスタッフが若本の演技に合わせて作画をしなおしたと、監督がイベントで話している。

サザエさん』のアナゴさんの声を担当しているが、元ネタとなっている穴子は嫌いな食べ物であるとしている[3]

ニニンがシノブ伝』がアニメ化されるに当たり、CDドラマで若本の演技を気に入った原作者の希望もあり、他のキャストは全て変更された中、若本のみ変わらず同じ役を続投した。ちなみに、若本は音速丸を気に入っている。また、アニメの中の音速丸のセリフで銀河英雄伝説で演じたオスカー・フォン・ロイエンタールつながりでギャクのアドリブを行っている。

歌手高橋真梨子のファン。『シノブ伝』で共演した事務所の後輩水樹奈々には「君に聴かせたい音楽があるんだよね」と高橋のアルバムが収録されたカセットテープをプレゼントした。吉永小百合もこよなく愛している。

バラエティ番組などで度々放送される声優の本人顔出しリクエスト企画には、出演NGを出す場合もあるが、AT-Xで放送された『番宣部長』など顔出しによる出演も度々ある。2006年より年末に放送されている『番宣部長SP 〜今宵、私は宴会部長〜』では、過去番組に出演した声優陣たちによる忘年会という番組の趣旨もあり、若本の、若干酔っ払った豪快な姿を見ることができる。

天保年間を舞台とした『天保異聞 妖奇士』と『大江戸ロケット』で鳥居耀蔵を演じている。過去に実在した人物を時代設定以外全く共通点のない作品において同じ声優が担当するケースは非常に稀である。これは両作品で脚本を担当した會川昇の肝いりであり、俳優の岸田森が複数の作品で鳥居を演じたことに対するオマージュである。

ラジオ『スパロボOGネットラジオ うますぎWAVE』では「就活の面接で若本規夫の物真似をすると採用される」というジンクスがささやかれており、リスナーから「実際に採用された」という投稿が来たことがある。同ラジオで杉田智和がよく物真似をしており、アニメ『銀魂』でも本人になり代わってアフレコをしたことがある。水原薫は『喰霊-零-』の宣伝映像の中で、「白石稔さんは、若本さんがいないときに若本さんの物真似をする」という裏話を披露している。

前述の通りギャグキャラクター役として起用されることが多く、『ワイルドアームズ ザ フォースデトネイター』(2005年3月発売)でのガウン・ブラウディア役を演じる際には、「最近はずっとギャグキャラばかりで、やっとマジメな役ができる」といった発言があったとスタッフに語られている[4]

テレビ朝日系列で放送していた番組『近未来×予測テレビ ジキル&ハイド』の初期は、ハイドの声としてナレーションしていた。若本は「思いっきり怖くやって下さい」という番組側の要望に応え、曰く、「マイクベタ舐めの重低音で地を這うように淡々と読んでいた」。その後、特番で番組の放送が休止していた期間に、チーフプロデューサーから、若本のナレーションは凄みが利き過ぎて、クライアントや編集周辺から「日曜日のお茶の間の一家団欒を凍りつかせている」といった旨の声が出たとのことで、ナレーション降板を伝える挨拶があった。若本は、語りの力を認められてまんざらでもない気持ちと、レギュラー1本をなくした気持ちとが混ざって妙な気分になったという[5]

『ドラゴンボールZ』にて演じたセルについて、初めてみた時は戸惑ったと言う、またストレートに演じられた完全体のセルを気に入っている[2]

[編集] 出演作品

[編集] テレビアニメ

年度不詳

1972年

1974年

1976年

1977年

1978年

  • 未来少年コナン(ドゥーケ)
  • ルパン三世 (TV第2シリーズ)(ナポレオン・ゼロ(第97話)。第2話では役名が無い刑務所官吏を演じ、このときはスタッフロールにて「岩本紀昭」と表示された。他の回でも、無名の警察官を多く担当している)
  • 銀河鉄道999(エアー・カー(第59話)旧芸名の若本紀昭で出演)

1980年

  • あしたのジョー2(金竜飛)
  • 鉄腕アトム(一等航海士(第2話)、カロリナ3号乗員(第17話)、リーダー(第26話) 旧芸名の若本紀昭で出演)

1981年

1982年

1983年

1984年

1985年

1986年

1988年

1989年

1991年

1992年

1993年

1994年

1995年

1996年

1997年

1998年

1999年

2000年

2001年

2002年

2003年

2004年

2005年

2006年

2007年

2008年

2009年

[編集] OVA

[編集] 劇場版アニメ

[編集] ゲーム

1991年

1992年

  • クイズの星(魔王カオス、鎌田先生)
  • トップをねらえ! GunBuster Vol.1(オオタ・コウイチロウ)
  • 横山光輝 真・三国志(関羽、張飛、ほか)
  • 魔法の少女シルキーリップ(ドメ大竹、魔導覇王)
  • ロードス島戦記 ※PCエンジン版(ウッド・チャック)

1993年

1994年

1995年

1996年

1997年

1998年

1999年

2000年

2001年

2002年

2003年

2004年

2005年

2006年

2007年

2008年

2009年

2010年

[編集] 洋画吹き替え

[編集] ナレーション

[編集] CM•TV番組ナレーション

[編集] CD

[編集] 実写

[編集] 特撮

[編集] ラジオ

[編集] その他

[編集] 脚注

  1. ^ 2005年11月5日 130th同志社EVE 若本規夫氏講演会より。
  2. ^ ジャンプ・コミック出版編集部編「天下一声優陣 其之二 セル役 若本規夫」『テレビアニメ完全カイド「DRAGONBALL」~天下一伝説~』集英社〈ジャンプ・コミックス〉、2004年7月2日、ISBN 4-08-873705-9、172-173頁。
  3. ^週刊!アニたま金曜日2006年12月15日放送分で鳥海浩輔が明かした。
  4. ^ 『ワイルドアームズ ザ フォースデトネイター コンプリートガイド』開発者インタビューより。
  5. ^癒されBar若本シーズンZwei』第33回での本人の発言より。
  6. ^ この音声は、ポータブナビゲーション「MAPLUS E-100MP」でも使用可能

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年12月6日 (日) 04:43 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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