赤ひげ (テレビドラマ 1972年)
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『赤ひげ』(あかひげ)は1972年10月6日から1973年9月28日まで、毎週金曜20:00 - 21:00にNHK総合テレビジョンで放送されたテレビ時代劇ドラマ。
第28回文化庁芸術祭優秀賞(第19話「ひとり」)、第5回テレビ大賞優秀番組賞、第15回児童福祉文化賞を受賞した。
目次 |
[編集] あらすじ
ドラマは、長崎留学から戻った保本登が、将軍徳川吉宗の命で建てられた小石川養生所に着任するところから始まる。
養生所では、所長の赤ひげ-立派な赤い色をした口ひげをたくわえていたことから、皆からそう呼ばれていた-こと新出去定が、江戸町奉行所の定めた規則を守らずに診療を行っていた。例えば規定の診療時間外に飛び込んで来た患者を診察したり、治療費を払えない貧しい患者からは金を取ろうとしなかった。
こうした赤ひげ流のやり方に保本は反発し、「規則ではこうなっている筈です」と声を顕わに非難、ことごとく対立する。規則を守れと言う保本と、今までのやり方を決して変えようとはしない赤ひげ。
赤ひげに反発する保本は、「お仕着せ」と呼ばれる、養生所医師用の制服の着用を拒み、長崎で使っていた頃の自分の服で診察を続けた。
しかし、次第に赤ひげや養生所の先輩医師達、そして患者達との心の交流を通じ、医師として、そして人間として成長していった保本は、ある時からお仕着せを着用するようになる。赤ひげと対立することもなくなっていた。
保本が着任してから1年後。彼にまた長崎行きの命が下った。代わりにやって来た新人医師は、1年前の保本そっくりであった。赤ひげに反発し、規則を守れと言って譲らない新人医師。その姿を見つめる赤ひげの傍らには、お仕着せを着たまま黙って佇む保本の姿があった。
[編集] キャスト
- 新出去定(赤ひげ):小林桂樹
- 保本登:あおい輝彦
- おせん:浜木綿子
- 冬吉:黒沢年男
- 森半太夫:有川博
- きぬ:仁科明子
- 中井良庵:柳生博
- 谷本寿安:生井建夫
- お雪:紅景子
- 市三:小鹿敦
- 天野まさを:望月真理子
- おけい:木村夏江
- 仁吉:松村彦次郎
ほか
[編集] スタッフ
- 原作:山本周五郎『赤ひげ診療譚』、『あすなろう』、『柳橋物語』、『しじみ河岸』、『人情裏長屋』、『五瓣の椿』
- 演出:中山三雄、深町幸男、小林猛
- 脚本:倉本聰、石堂淑朗、横光晃、杉山義法
- 音楽:桑原研郎、渡辺岳夫
[編集] サブタイトル・ゲスト出演者
- 小石川養生所(1972年10月13日)
- 石川博
- 狂女(1972年10月20日)
- 野菊(1972年10月27日)
- 秋雨(1972年11月3日)
- 三度目の正直(1972年11月10日)
- 櫓の音(1972年11月17日)
- 巳之吉:村井国夫
- あすなろう(1972年11月24日)
- 政:長沢良治、文次:前田吟、おしず:和佐田節子
- 霜夜(1972年12月1日)※20:30 - 21:30に放送
- 阿芙蓉(1972年12月15日)
- 深川冬木町(1972年12月22日)
- 熊五郎:谷啓
- 大つごもり(1972年12月29日)
- 吉三郎:藤竜也
- 冬の宿(1973年1月5日)
- 徒労に賭ける(1973年1月12日)
- 虎落笛(1973年1月19日)
- 醜聞(1973年1月26日)
- ゆずり葉(1973年2月2日)
- 凍鶴(1973年2月16日)
- 病人長屋東一番(1973年2月23日)
- ひとり(1973年3月2日)
- 風光る(1973年3月9日)
- 良乃:岩崎加根子
- 雪明り(1973年3月16日)
- こんち午の日(1973年3月23日)
- 沢根屋おとき(1973年3月30日)
- しじみ河岸(1973年4月6日)
- 陽炎(1973年4月13日)
- 記憶喪失の女:和泉雅子
- 暁を告げる声(1973年4月20日)
- サ夫藍(1973年4月27日)
- 種痘(1973年5月4日)
- 誤診(1973年5月11日)
- 人情裏長屋(1973年5月18日)
- 向う横丁のお稲荷さん(1973年5月25日)
- 退院(1973年6月1日)
- 氷の下の芽(1973年6月8日)
- 短夜(1973年6月15日)
- 生きがい(1973年6月22日)
- 朝露に消ゆ(1973年6月29日)
- 逃亡記(1973年7月6日)
- いのち(1973年7月13日)
- 枡落し(1973年7月20日)
- 約束(1973年7月27日)※20:30 - 21:30に放送
- いろは匂えど(1973年8月3日)
- 沢村正一、高城淳一
- にんじん(1973年8月10日)
- その:阪口美奈子
- おくめ殺し(1973年8月17日)
- 祭り、夏草、走馬灯(1973年8月24日)
- おせん泣かすな(1973年8月31日)
- 駆込み訴え(1973年9月7日)
- ひぐらし(1973年9月14日)
- およう:緑魔子、田武謙三
- 別れ(1973年9月21日)
- 一年(1973年9月28日)
[編集] 備考
- 当時は2インチVTRが高価だったため、番組終了後はビデオテープから消去された。しかし、第12話「冬の宿」(1973年1月5日)、第19話「ひとり」(1973年3月2日放送、文化庁芸術祭優秀賞)の現存が判明している。テープの経年劣化も考えると、視聴者が録画して現在まで保存している可能性は低く、放送回の映像が民間から発見される可能性はほとんどない。そのため、全話の再放送および全話収録の完全版映像ソフトの製作・発売は絶望的である。
- ドラマの冒頭で流れるタイトルやキャスト、スタッフ紹介の文字の背景には、滝平二郎の切り絵が使われていた。
[編集] 出版資料
- 倉本聰コレクション14 赤ひげ(1)(理論社、1984年1月)
- 倉本聰コレクション15 赤ひげ(2)(理論社、1984年2月)
[編集] 外部リンク
| NHK総合 金曜20時枠 | ||
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| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
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赤ひげ
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最終更新 2009年11月17日 (火) 09:22 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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