農業

農業の最新ニュースをまとめて検索!

フィリピン・コルディリェーラの棚田群 ユネスコ世界遺産に登録されている世界最大規模の棚田である。

農業(のうぎょう、:agriculture)とは、耕地等において植物(農作物)を栽培・収穫したり(耕作)、動物家畜)を飼育し乳製品皮革を得て(畜産)、人が生きていくうえで必要な食料などを生産する人間の根幹産業である。

各種の食料のほか、動植物を利用した、切り花や花壇苗など各種の装飾物、肥料、動物獣皮、革、工業用化学薬品(デンプンエタノール、およびプラスチック)や、繊維類(綿羊毛大麻、および)、燃料メタンバイオディーゼルバイオマス)や、各種の薬品生薬マリファナアヘンコカイン)などを生み出す。

目次

[編集] 概要

農業は、伝統的な分類では林業漁業と同じ第一次産業に分類される。農業・林業・水産業畜産業などに関わる研究は、農学という学問の一分野を成している。農業を職業としている人は農家や農民と呼ばれる。農作物栽培の場合、基本的に自然を対象にするため、日照気温降水量などの気象状態に左右されやすく、また需給関係や投資の影響による市場での価格変動もあり、収入面の安定に欠ける面がある。

また、畜産では、市場での価格変動以外にも、飼育する家畜に対する飼料の給餌や運動など、早朝から深夜までの世話が毎日必要となり、休日が取り難く、従事者の肉体的・精神的な負担が大きい問題のほか、家畜の糞尿による悪臭や環境汚染などの問題を有する。

日本では、政府の主導で価格流通管理がされているコメの栽培が多いが、コメの消費量低下と供給過剰による減反政策もあり、野菜など他の作物への転作や、離農が多くなっている。近年、日本においては農業には多面的機能があるとされ、国土保全、景観維持などのほか、アグリツーリズム(グリーンツーリズム)や地産地消の運動も行われている。総称して農業の多面的機能と呼ばれる。

[編集] 農業の種類

農業をどのように種類分けするかは論者によって異なっており、それにより、実際にある地域の農業をどれに分類するかも変化する。また、ある地域の一つの農業が複数の要素を持つものとして捉えられることもある。以下では代表的な農業の種類を挙げる。

[編集] 生産物

農業による生産物(農産物)として、コメコムギオオムギトウモロコシなどの穀物野菜果物花卉(かき)などの園芸作物、工芸作物、などの畜産物、綿や麻、などの繊維類などが挙げられる。

農業は生物を栽培、飼育等するものであり、特定の部位のみを作るというわけにはいかない。そのためある農産物を得ようとする場合、主な生産目的とされるもののほかに副次的な生産物が得られる場合も多く、その効率的な利用や、場合によっては廃棄が求められる。例えば稲作では、稲の種子であるコメの他、稲の茎がとして草鞋など各種の製品の原料として利用されてきたし、酪農や養鶏などの畜産業では牛乳や肉、卵を得るほか、その皮や羽が衣服などとして、牛糞や鶏糞が肥料として利用されるなどその例は数多く、多岐にわたる。

[編集] 農法

[編集] 歴史

レバント歴史的シリア周辺、肥沃な三日月地帯の西半分)で最初の農業が始まったとも言われる。シリアのテル・アブ・フレイラ遺跡(11050BP, 紀元前9050年頃)では最古級の農耕の跡(ライムギ)が発見されている。

農業に関する書籍、特に近代的農学が成立する以前の農業技術・農民生活についての著作物は農書と呼ばれ、各地域において残されており、かつての農業につき知ることが出来る。

[編集] 語源

農業は英語でagricultureというが、これはラテン語のagriculturaに由来する。

[編集] 関連項目

ウィキメディア・コモンズ

最終更新 2009年11月8日 (日) 09:15 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【農業】変更履歴

ご利用上の注意

もっと調べる!