近鉄四日市駅

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近鉄四日市駅*
駅ビル
駅ビル
きんてつよっかいち
- KINTETSU-YOKKAICHI -
所在地 三重県四日市市安島一丁目1-56
所属事業者 近畿日本鉄道(近鉄)
電報略号 ヨカ
駅構造 高架駅(名古屋線・湯の山線)
地上駅(内部線)
ホーム 3面6線(名古屋線・湯の山線)
1面2線(内部線)
乗降人員
-統計年度-
52,378人/日
-2008年-
開業年月日 1913年大正2年)9月24日
乗入路線 4 路線
所属路線 名古屋線
キロ程 36.9km(**近鉄名古屋起点)
川原町 (1.2km)
(1.2km) 新正
所属路線 湯の山線
キロ程 0.0km(近鉄四日市起点)
(1.7km) 中川原
所属路線 内部線
八王子線直通含む)
キロ程 0.0km(近鉄四日市起点)
(1.0km) 赤堀
備考 ** 正式な起点は伊勢中川駅
* 改称経歴
- 1956年 諏訪駅→近畿日本四日市駅
- 1970年 近畿日本四日市駅→近鉄四日市駅
内部線側の駅舎

近鉄四日市駅(きんてつよっかいちえき)は、三重県四日市市安島一丁目にある、近畿日本鉄道(近鉄)の

同市内には東海旅客鉄道(JR東海)四日市駅もあるが、実質的には当駅が市の中心駅になっている。四日市市民は単に「四日市駅」と呼ぶ場合が多く、もともとの四日市駅のことは「JR四日市駅」と呼ぶ場合が多い。

目次

[編集] 利用可能な鉄道路線

[編集] 駅構造

名古屋線・湯の山線が乗り入れる高架駅舎と、内部線が使う地上駅舎に分かれており、両者は改札外連絡となっている。

[編集] 名古屋線・湯の山線(高架駅舎)

島式3面6線のホームを持つ高架駅。改札・コンコースは2階、ホームは3階にある。改札口は南北双方に1ヶ所ずつある。地上からコンコースへと、コンコースから各ホームに客用エレベーター、上りエスカレーターがある。

かつて東側に中部近鉄百貨店への直通の改札口が設けられていたが、2006年2月末に閉鎖された。

[編集] 内部線(地上駅舎)

頭端式1面2線の島式ホームを持ち地上駅で、湯の山線の高架下にある。名古屋線・湯の山線コンコースとは改札外だが陸橋で連絡している。改札口は頭端部の1ヶ所のみである。

[編集] のりば

近鉄の中では最もホームの番号が多い。また、7・8番のりばは地上駅時代に存在した。

高架駅舎
1・2 名古屋線(下り) 鳥羽賢島大阪神戸方面(一部5番のりば)
3・4 名古屋線(上り) 桑名名古屋方面
5・6 湯の山線 湯の山温泉行き
地上駅舎
9・10 内部・八王子線 内部西日野方面
特記事項
  • 名古屋線ホームは内側2線(2番線と3番線)を主本線、外側2線(1番線と4番線)を待避線とする。
  • 平日朝7時台の当駅始発の始発の名古屋線下り(津新町行き)普通列車のみ、本来は湯の山線ホームである5番のりばから発車する。
  • 営業列車での設定はないが、4番のりばからは伊勢中川方面へ、また、5番のりばからは名古屋方面への出発も可能である。
  • 内部・八王子線については、通常は9番のりばに内部行き、10番のりばに西日野行きが発着するが、朝ラッシュ時にはこれが逆になる場合がある。

[編集] 構内店舗

  • 1・2番のりば-ポケットプラット
  • 3・4番のりば-ポケットプラット
  • 改札内コンコース-Kプラット、ベーカリーショップ
  • 南口改札前-マツモトキヨシ近鉄四日市店、軽食店舗、チャオプレッソ(カフェ)

[編集] 特徴

[編集] ダイヤ面

  • ほぼすべての普通が急行・特急と連絡する。特急は名伊名阪ノンストップ特急を除き、すべて停車する。
    • 津方面は急行・特急の順でくる。ほとんどの急行が伊勢若松(稀に塩浜ないし塩浜・伊勢若松の両駅)で特急に抜かれ、白子には特急が先着する。一部は白子まで特急に抜かれずに先着するものもある。
    • 名古屋方面は特急・急行の順でくる。こちらは江戸橋か塩浜で、急行が特急に抜かれている。当駅で特急に抜かれるものある。塩浜で抜かれた場合、新正駅付近から当駅付近まで徐行運転が頻発している。
  • 一部の普通は特急・急行列車の2本に抜かれるため、10分程度の長時間停車がある。当駅をまたいで普通に乗車する場合、時間がかかる。
  • 名古屋発着の準急の設定は当駅までとなっている。しかし実際には、ほとんどの準急が当駅で普通列車に系統変更して伊勢中川まで直通する。この準急は近鉄蟹江からは各駅停車で、普通との差はまったくないのだが、当駅までなら後発の急行に抜かされずに到着することが可能であるため、系統上準急の名で運行している。
    • ラッシュ時に名古屋 - 四日市間は5両編成で走る準急もあるが、ここから津方面の普通は2両ないし3両に切り離される。
    • 逆に名古屋行きの準急は当駅で増結する列車もある。ダイヤの都合上、副本線である4番のりばでの増結が多いが、平日朝に1本のみ3番のりばに入線し、その増結作業の間に急行が待避線の4番のりばで客扱いをしている(南方側線から準急の増結車が入線し、そこから4番のりばへの直接の進入はできないためである)。
  • 早朝に運転される鈴鹿線直通急行の始発駅である。しかし、実際には平日のみ名古屋 - 四日市間を普通として運行し、当駅で鈴鹿線直通急行に系統変更している。休日は側線にワンマン対応の1010系2000系2444系のどれかが止まっており、時間になってホームに入線する方式である。
  • 平日7時台に、5番のりばから四日市始発津新町行き名古屋線普通が出発するが、これは湯の山線の到着列車が系統変更して名古屋線に乗り入れるためで、実質的な湯の山線 - 名古屋線の直通列車となっている。
  • 頻度はかなり低いものの塩浜駅で行われることの多い乗務員交代が当駅で行われる場合がある。

[編集] 駅設備面

  • 自動改札機は日本信号製が設置されている。北改札口と南改札口には赤い自動改札機が設置されており、出場時2枚一括処理、PiTaPaICOCAに対応している。
  • 自動精算機については北改札口と南改札口に各1台設置されている。ICカード履歴確認、高額紙幣に対応したタッチパネル式の精算機である。
  • スルッとKANSAIJスルーカードはエリア外のため、使用できない。但し、公式にはアナウンスされていないがタッチパネル式の券売機及び内部線改札口の2台あるうちの1台の券売機にこれらを投入して切符の購入が可能。
  • 特急券および定期券の購入が可能(自動機も設置)。
  • 名古屋線または湯の山線から内部線に乗換の場合、手持ちの乗車券を一旦名古屋線改札機に通して出場し(この場合普通券でも回収されず取り出し口に出てくる)、内部線の改札口でその乗車券を再度改札機に投入して入場する。その逆も同様である。ただし、回数券カード(パールカード11・オフピークチケット・サンキューチケット)から引き換えた乗車券は回収されるため注意が必要(放送で注意を促している)。

[編集] 利用状況

  • 主として通学・通勤用に利用される。
  • 近鉄四日市駅の利用状況の変遷を下表に示す。
    • 輸送実績(乗車人員)の単位は人であり、年度での総計値を示す。年度間の比較に適したデータである。
    • 乗降人員調査結果は任意の1日における値(単位:人)である。調査日の天候・行事等の要因によって変動が大きいので年度間の比較には注意を要する。
      • 2008年11月18日の調査結果によると、1日の利用客は52,378人(前回2005年11月8日の調査では52,309人)。この数字は…
        • 近鉄の全調査対象駅(287駅)中、12位。
        • 名古屋線の駅(44駅、他線接続駅含む)の中、2位。
        • 三重県内の近鉄の駅(116駅)の中では最多。
        • 三重県下はもとより、名古屋市以外の中部地方を走る全ての民鉄駅では最多を誇るが、最近では最盛期の約半分まで減少した。
    • 表中、最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で、最高値を記録した年度以前の最低値を緑色で表記している。

[編集] 駅周辺

近鉄百貨店四日市店から駅前を望む

[編集] 路線バス

三重交通

    • 1番乗り場
      • 41系統 笹川団地・笹川ジャブ(南日永経由)
      • 41系統 笹川テニス場(南日永経由)
      • 43系統 県立総合医療センター(泊山経由)
      • 65・66系統 高花平(笹川通り経由)
    • 2番乗り場
    • 3番乗り場
      • 03系統 桜リサーチパーク(松本駅前・桜花台経由) ※1日1本
      • 04系統 悠彩の里(中川原駅前・松本駅前経由)
      • 78系統 桜台(大井寺経由)
      • 80系統 桜花台(松本駅前・桜台団地経由)
      • 80系統 桜リサーチパーク(松本駅前・桜台団地・桜花台経由) ※1日1本
  • 南のりば
  • 東のりば
    • 10番乗り場
      • 61・62・63・64・65・71系統 JR四日市
      • 95系統 四日市港(JR四日市・千歳町経由)
      • 96系統 四日市港(JR四日市・曙町経由)
    • 11番乗り場
      • 01系統 JR四日市(東新町経由)
      • 02系統 市内循環(JR四日市・北条町経由) ※朝夕のみ
    • 12番乗り場
      • 11系統 新小杉
      • 12系統 Jヒルズ・垂坂駐車場

三岐鉄道バス

  • 南のりば
    • 4番乗り場
      • 山城駅前(みたき総合病院前・坂部ヶ丘・あさけが丘3丁目経由)
      • 暁学園駅前(みたき総合病院前・坂部ヶ丘経由) ※平日のみ1日1本
      • 四日市大学前(みたき総合病院前・坂部ヶ丘経由)
      • 山城駅前(末永・坂部ヶ丘・あさけが丘3丁目経由)
      • あさけが丘3丁目(末永・坂部ヶ丘経由) ※深夜バス金曜日のみ
      • 四日市大学前(直行)

[編集] 歴史

  • 1913年大正2年)5月16日 - 三重軌道(現・内部線)諏訪前 - 南浜田間開通時に同線の諏訪前駅開業[1]
  • 1913年(大正2年)9月24日 - 四日市鉄道(現・湯の山線)諏訪 - 川島村(現・伊勢川島)間開通時に同線の諏訪駅開業。
  • 1915年(大正4年)12月25日 - 三重軌道四日市市 - 諏訪前間が延伸開業。
  • 1916年(大正5年)3月3日 - 四日市鉄道四日市(後に四日市市と改称) - 諏訪間が延伸開業。
  • 1916年(大正5年)7月19日 - 三重軌道の路線が三重鉄道に移管される。
  • 1922年(大正11年)3月1日 - 伊勢鉄道(現・名古屋線)海山道 - 新四日市(後に四日市と改称)間開通時に省線駅前に開業。
  • 1926年(大正15年)9月12日 - 伊勢鉄道の社名変更により、伊勢鉄道四日市駅が伊勢電気鉄道の駅となる。
  • 1927年昭和2年)11月29日 - 四日市鉄道の四日市市 - 諏訪間が廃止。
  • 1928年(昭和3年)1月29日 - 三重鉄道の四日市市 - 諏訪前間が廃止。諏訪前駅を廃止し四日市鉄道諏訪駅に統合。
  • 1929年(昭和4年)1月30日 - 伊勢電気鉄道の桑名 - 四日市間延伸時に同線の諏訪駅開業。
  • 1931年(昭和6年)3月1日 - 三重鉄道が四日市鉄道を合併。諏訪駅は伊勢電気鉄道と三重鉄道の駅となる。
  • 1936年(昭和11年)9月15日 - 参宮急行電鉄が伊勢電気鉄道を合併。伊勢電の諏訪駅と四日市駅が参宮急行電鉄伊勢線の駅となる。
  • 1938年(昭和13年)12月7日 - 参宮急行電鉄で線路名称改定。諏訪駅と四日市駅は名古屋線所属となる。
  • 1941年(昭和16年)3月15日 - 大阪電気軌道が参宮急行電鉄を合併、関西急行鉄道に改称。参急の諏訪駅と四日市駅が関西急行鉄道の駅となる。
  • 1944年(昭和19年)2月11日 - 会社合併により三重鉄道諏訪駅が三重交通の駅となる。
  • 1944年(昭和19年)6月1日 - 関西急行鉄道と南海鉄道が合併して近畿日本鉄道が成立。関急の諏訪駅と四日市駅が近畿日本鉄道の駅となる。
  • 1956年(昭和31年)9月23日 - 近鉄名古屋線の海山道 - 川原町間経路変更に伴い同線の四日市駅廃止。近鉄と三重交通の諏訪駅を現在地に移転、近畿日本四日市駅に改称。
  • 1964年(昭和39年)2月1日 - 三重交通の鉄道事業が三重電気鉄道として分社され、近鉄と三重電気鉄道の駅となる。
  • 1964年(昭和39年)3月23日 - 湯の山線の改軌に伴い、同線と内部線が分断。
  • 1965年(昭和40年)4月1日 - 近畿日本鉄道が三重電気鉄道を合併。近鉄単独駅となる。
  • 1970年(昭和45年)3月1日 - 近鉄四日市駅に改称。
  • 1973年(昭和48年)3月11日 - 名古屋線上り線・湯の山線高架化。
  • 1973年(昭和48年)10月11日 - 名古屋線下り線高架化。
  • 1974年(昭和49年)6月29日 - 内部線四日市駅移設。
  • 1974年(昭和49年)7月3日 - 高架化完成。
  • 1975年(昭和50年)5月9日 - 高架下店舗「パティオ近鉄」開業。
  • 1979年(昭和54年)6月28日 - 旧駅ビル跡に四日市近鉄ビル増築。
  • 1992年平成4年)9月24日 - 四日市近鉄ビル増築。
  • 2007年(平成19年)4月1日 - PiTaPa使用開始。
  • 2008年(平成20年)1月25日 - ホームの特急券売り場が廃止。(自動券売機はそのまま)
  • 2009年(平成21年)7月28日7月29日 - 10番線(主に西日野方面)ホーム改装工事実施

[編集] 諏訪駅について

近鉄四日市駅の変遷

昭和30年(1955年)までは現在の近鉄四日市駅付近には駅はなく、現在地から300メートルほど東、諏訪栄町交叉点の北西側にあたる場所に諏訪駅が存在していた。

1890年に市街地東縁の地に関西鉄道四日市駅が開業していたが、四日市の町の中心は諏訪神社周辺であり、そちらへの駅の設置が望まれていた。大正2年(1913年)に諏訪神社近くの駅として三重軌道(現在の近鉄内部八王子線)が諏訪前駅(後に諏訪駅に統合)を設け、続いて同年四日市鉄道(現近鉄湯の山線)も諏訪駅を開業し、四日市郊外からの交通網の拠点として成長した。1929年に伊勢電気鉄道(後の近鉄名古屋線)が開通し、諏訪駅は外部との交通網とも結ばれることになった。なお、その際に先行して諏訪駅を経由して四日市駅まで至っていた三重鉄道(旧三重軌道・内部八王子線)および四日市鉄道(湯の山線)の線路敷は買収されて伊勢電気鉄道の線路となり、両線の四日市 - 諏訪間は廃止されている。

当時の伊勢電気鉄道の線形は、名古屋から南下してきた線路が現在の近鉄四日市駅北方500メートル付近からカーブを描いてほぼ直角に曲がり(天理教カーブ)、諏訪駅に至り、そのまま東に進み、四日市駅前でまたほぼ直角にカーブして(善光寺カーブ)、南に方向転換をして近鉄の四日市駅に至っていた。なお南側は、現在は関西本線と近鉄名古屋線が立体交差しているあたりで、現在の路線に合流していた。

諏訪駅の周りには商店街が形成され、イオングループの前身である岡田屋もすぐそばにあった。しかし諏訪駅の前後で近鉄名古屋線は大きく左に右にカーブしていて名古屋線最大の線形上のネックとされ、速度向上や車両大型化の支障になっていた。また市の中心駅にしては規模が狭く建物の老朽化もあり、大幅な近鉄名古屋線のルート変更で現在地へ移転し名称も「近畿日本四日市駅」(現・近鉄四日市駅)に変更された。

線形変更前は、諏訪駅と川原町駅の間には西町駅が存在していた。また、線形変更の結果、近鉄名古屋線と関西本線は四日市では接続しなくなった。

cf. 線形変更前の地図(テキサス大学古地図ライブラリ)

[編集] 隣の駅

近畿日本鉄道
名古屋線
急行
近鉄富田駅 - 近鉄四日市駅 - 塩浜駅
準急(蟹江まで各駅に停車)
川原町駅 - 近鉄四日市駅
普通
川原町駅 - 近鉄四日市駅 - 新正駅
湯の山線(全列車各駅に停車)
近鉄四日市駅 - 中川原駅
内部線(全列車各駅に停車)
近鉄四日市駅 - 赤堀駅

[編集] 脚注

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  1. ^ 公式サイトによる。ただし駅名は『日本鉄道旅行地図帳 8号 関西1』新潮社、pp.31-32、および『全国鉄道いろは順線別駅名鑑』鉄道公認運送取扱人組合中央会、1920年、p.187(国立国会図書館 近代デジタルライブラリーより)による。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月11日 (水) 15:21 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【近鉄四日市駅】変更履歴

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