過保護
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過保護(かほご)とは、ある対象を過剰に保護することである。
過保護は、特にこどもの養育において、保護を行う場面が多く、こども自身の成長を見守る場面が少ないことを指していわれることが多い。日本では、高度経済成長の後に、少産少子社会となっていった1970年(昭和45年)前後に使われ始めた用語である。
過保護は、こどもの危険を過度に心配し、「あれもだめ、これもだめ」というような養育態度を特徴とする。「あれをしろ、これをしろ」というような過干渉とは、ちょうど反対の概念であるともいわれる。
過保護が過ぎれば、特に男児が成長して成年となったとき、いわゆる「マザコン」化や「指示待ち族」化となって主体的に考えることが出来なくなる恐れがある[1]。子供にとって「心理的乳離れ」が必要なように親にとっても「子離れ」が必要である。しかし、日本の社会では「子供は大人になっても親の子」という風潮が強く、子供を1人の成人とみなせる親が少ないのが現状である。
[編集] 現在の「過保護」とその弊害
- 近年の児童に対する凶悪事件が報道されるたび、子供を外へ出さなくなる。登下校すら親の運転する車での送迎。
- 子供の外遊びの機会の減少による運動不足が都会で深刻化し、「体育の家庭教師」をつける親も。
- 子供の付き合いにすら干渉し、親にとって望ましい子供と友達にしようと世話を焼く(一見すると過干渉に思えるが実際は「そんな子とつきあうな」というスタンスである)
- 教師や近所の大人に些細なことで注意を受けると過剰に反応し、親が注意をした教師や大人に猛然と抗議する。度が過ぎればモンスター・ペアレント化も。
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ 但し、仕事において自己の独断で物事を行なえるような場面は実は非常に少ない。“ほうれんそう(報告・連絡・相談)”と言われるように、ほとんどにおいて上司の許可を要するのが実態であり、本人が良かれと思ってやった事が大変な事態に発展するのが通例である
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