那覇空港
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| 那覇空港 Naha Airport |
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| IATA:OKA-ICAO:ROAH | |||
| 概要 | |||
| 国・地域 | |||
| 設置場所 | 沖縄県那覇市字鏡水 | ||
| 空港種別 | 商業 | ||
| 運営者 | 国土交通大臣 | ||
| 標高 | 4m・13.1ft | ||
| 位置 | 北緯26度11分45秒 東経127度38分45秒 / 北緯26.19583度 東経127.64583度 | ||
| ウェブサイト | |||
| 滑走路 | |||
| 方向 | ILS | 全長×全幅(m) | 表面 |
| 18/36 | ? | 3,000×45 | 舗装 |
| リスト | |||
| 国際空港の一覧・日本の空港 | |||
那覇空港(なはくうこう Naha Airport)は沖縄県那覇市にある空港であり、沖縄地域のハブ空港である。空港法第4条1項5号に該当する空港として政令で定める空港に区分されている。空港設備の他、下記にあげる官公庁の航空諸施設を併設する。
目次 |
[編集] 概要
戦前の1933年8月に旧日本海軍が建設した小禄(おろく)飛行場が前身。1945年の第二次世界大戦の終戦以降、1972年の復帰前までは沖縄を占領下に置いた連合国の1国であるアメリカ軍が管理していたが、沖縄の復帰に伴い日本に返還され、現在では民間航空便と陸海空の各自衛隊、海上保安庁が共用している。
航空自衛隊の対領空侵犯措置任務及びその訓練を行う戦闘機の離着陸に関する管制を国土交通省所属の航空管制官が担当しているのは、全国でもここだけである。
現在、那覇空港は、沖縄進入管制区の管制を行っておらず、那覇管制圏(那覇空港の半径5NM高度2000ft)の管制を行うのみである(詳しくは嘉手納飛行場#航空管制を参照)。
民間利用分としては国内線ターミナル・国際線ターミナル・貨物ターミナルの3つのターミナルがある。県内の離島、本土、海外を合わせて30以上の路線が就航している。
ごくまれに、当空港周辺が悪天候などの理由で、民間旅客機が一時的に嘉手納飛行場に着陸する事がある。しかし、その時は乗客は機内から出ることはできず、天候の回復や燃料の補給を待って那覇空港へ向けて再び離陸する。嘉手納飛行場内に航空旅客施設が不足しているためであり、外国領土扱いだからではない。
滑走路は3000m×45mの1本。1日300回以上の離着陸があり、年間の発着回数では関西国際空港級にもなった。需要予測では今後10年以内に旅客増加に対応できなくなると予想されているほか、航空自衛隊戦闘機のスクランブル発進との競合もある上に、滑走路上で事故が発生した際には陸上交通の手段がない本県にあっては運輸交通に多大な打撃となることから、平行滑走路の建設など拡張が計画されている[1]。2008年1月25日までに国土交通省は正式に滑走路の増設の方針を固めた[2]。
また、日本航空や全日空などの大手航空会社を中心に臨時便が飛ばされることが多い夏季を中心とした繁忙期には、駐機スポットの数が逼迫し、タキシーウェイ上で着陸機が待たされるケースも多く見られることから、ターミナルの再拡充とスポットの増設を求める声も多い。
大規模な国際空港であるにもかかわらず、県都である那覇市の中心地からはモノレールやバス、タクシーなどで10分程度と比較的立地条件が良い。但し、沖縄本島の南北に細長い地形を考えると、南部にある同空港は、北部地域の利用者にとってはかなり不便であるともいえる(北部と空港を結ぶ公共交通には1時間半以上もかかる高速バス、または2時間以上かかる一般道経由の路線バスしか存在しない)。
年間利用客数は、国内14,639,704人、国際296,232人(2007年度)[3]。
[編集] 就航路線
[編集] 国内線
航空会社名が2社以上の場合、最前に記載の航空会社の機材・乗務員で運航する共同運航便
- 日本航空 (JAL) [4]
- 日本トランスオーシャン航空 (JTA) [5]
- 琉球エアーコミューター (RAC)
- 全日本空輸 (ANA) [6]
- スカイマーク (SKY)
- 東京国際空港、神戸空港(2009年12月25日就航予定)、福岡空港
- スカイネットアジア航空 (SNA)・全日本空輸 (ANA)
- 第一航空 (FFC)
休廃止路線
| 行き先 | 旅客数 | 国内線順位 |
|---|---|---|
| 東京国際空港 | 約537万人 | 上位4位 |
| 石垣空港 | 約139万人 | 上位14位 |
| 福岡空港 | 約136万人 | 上位15位 |
| 中部国際空港 | 約110万人 | 上位23位 |
| 関西国際空港 | 約105万人 | 上位24位 |
| 宮古空港 | 約80万人 | 上位34位 |
| 神戸空港 | 約63万人 | 上位43位 |
| 大阪国際空港 | 約57万人 | 上位44位 |
国土交通省 平成19年度航空運輸統計速報(平成20年6月26日)、上位50位までを記載。
[編集] 国際線
航空会社名が2社以上の場合、最前に記載の航空会社の機材・乗務員で運航する共同運航便
- チャイナエアライン (CAL)
- アシアナ航空 (AAR)・全日本空輸 (ANA)
- 中国東方航空 (CES)・日本航空(JAL)
- 香港エクスプレス航空 (HKE)
休廃止路線
- ニノイ・アキノ国際空港(フィリピン航空、ノースウエスト航空)
- グアム国際空港(コンチネンタル航空)
- ホノルル国際空港(コンチネンタル航空)※グアム国際空港経由
- ミネアポリス国際空港(ノースウエスト航空)※成田国際空港経由
[編集] ターミナル
「DFSギャラリア」
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[編集] 国内線ターミナル
旧ターミナルビルの老朽化を受けて1999年に現在の国内線ターミナルが完成したものの、乗り入れ便の増加を受けてその後も増築を繰り返している。左右を日本航空グループと、スカイマークと全日空グループに別けて使用しているが、一部の沖縄県内便はボーディングブリッジを使わずタラップを使っての搭乗となる。
なお、現在のターミナルが供用される前は、1975年の沖縄国際海洋博覧会にあわせて整備され本土路線が主に発着していた第1ターミナル(正式名称は暫定ターミナル)と、1959年から使われていた南西航空(当時)専用の第2ターミナルがあった。
[編集] 施設
1階の到着ロビーには観光案内所やレンタカーカウンター、クレジットカードラウンジがある。チケットカウンターが3階、搭乗口が2階にあり、出発客は一旦3階に上がって搭乗手続きを済ませてから2階に下りて手荷物検査場を通過するという構造になっている(高架橋が3階ロビー前に通っているため、タクシーや路線バス利用者等は3階で降りることが可能)。
モノレール〈ゆいレール〉連絡通路はターミナルビル2階に通じており、出発客は3階に上がる必要がある。なお、モノレールの駅までは直通で雨でも濡れずに行ける構造になっている。
2階から4階の吹き抜けが大きくとられており、この広さを利用して空港や飛行機関連のイベントがここで行われることもある。3階にはファストフードを中心としたレストランと有料の観覧デッキが、4階には郷土料理などのレストランがある。
コンビニエンスストアや薬局、土産店や銀行のATM、手荷物一時預かり所やコインロッカーなどが用意されており、その多くが空港の運営時間中稼働している。
また、パナソニックのVIERAやシャープのAQUOSなどのハイビジョンテレビが、待合所などに設置されているほか、有償のインターネット端末が設置されている。
[編集] 免税店
2002年の沖縄振興特別措置法の改正によって設けられた特定免税店制度に基づく、国内唯一の国内線ターミナル内免税店、「DFSギャラリア」があり、クリスチャン・ディオールやロエベ、モエ・エ・シャンドンなどのLVMHのブランドを中心とした香水や宝石、酒や時計などの高級ブランド品を日本国内に居ながらにして免税で買うことができる。
なお、「DFSギャラリア」の横には、那覇市内にある同系列の免税店「DFSギャラリア・沖縄」で購入した免税商品の受取カウンターも設置されている。
[編集] 国際線ターミナル
1986年に完成した。国内線ターミナルとは隣接するものの完全に別の棟となっている。なお、ボーディングブリッジが無いためにタラップを使って乗降を行う。現在はチャイナエアラインズや香港エクスプレス航空、中国東方航空、アシアナ航空が定期便で乗り入れており、すべての便が利用している他、国際チャーター便も利用する。
当初は国交がない中華民国と中華人民共和国を行き来するために沖縄で乗り継ぐ両国民が多く利用していた。中華人民共和国の経済的発展やそれに伴う中華民国の企業の中華人民共和国進出によって経済関係を深めつつあった中華民国と中華人民共和国だが、その一方で、航空機や船舶の直接往来が外交上認められていなかった。そのため、これまで香港を主たる経由地にしていた中華民国の旅客が、華中に向かう最短ルートとして、台北→沖縄→上海というルートを利用するようになっていた。
ただ、両国間の関係改善を受けて両国間に直行チャーター便が多数運航されるようになったことなどを受け(三通)、2006年春夏期以降は那覇―上海便は週2往復に減便され、運航ダイヤも乗り継ぎを考慮しないものとなっており、台北―上海間の往来のための利用はほとんどないものとみられる。
また、2009年以降はチャーター便を定期便として増便することが合意されたことで、乗り継ぎの必要なくなった。
[編集] 貨物ターミナル
2009年10月20日に、旧国内線ターミナル跡地に新貨物ターミナルが完成し、国際線ターミナル脇の旧貨物ターミナルが移転し、26日から業務を開始した。管理・運営会社は那覇空港貨物ターミナル(大栄空輸の子会社)。
従来のターミナルの倍以上の面積となり、全日本空輸は那覇空港をアジアの貨物ハブ空港として機能させていく方針で、国内3空港とアジア5空港を結ぶ貨物路線を就航させている。
[編集] 主な空港ターミナル内施設
- ゆいレール那覇空港駅
- 那覇空港内郵便局(1F北側)
- 観光案内所
- 那覇バス空港事務所
- 琉球銀行本店営業部那覇空港内出張所(1F南側)
- 店舗外ATM(2F中央)
- 手荷物預かり所
- コインロッカー
- DFSギャラリア
- ファミリーマート
- ローソン
- A&W(レストラン)
- ロイヤルホスト(レストラン)
- 空港食堂(従業員向け食堂、一般客も利用可能)
- クレジットカード会員用ラウンジ
[編集] 駐留部隊および施設
国内線旅客ターミナルビルから見て沖縄都市モノレール線那覇空港駅を越えた向こう側の緑地帯を思わせる場所に、陸上自衛隊第1混成団の那覇駐屯地及び那覇飛行場施設があり、同旅客ターミナルビル南隣には大阪航空局那覇空港事務所ビル、その南側に海上自衛隊施設、さらに南隣に航空自衛隊施設がある。管制塔は、航空自衛隊施設(格納庫)の南で誘導路E4/W4をほぼ真正面に見る位置にあり、滑走路を西に見渡している。また、滑走路南端付近、誘導路A7脇に、対領空侵犯措置任務のため待機する航空自衛隊戦闘機のアラートハンガーがある。海上保安庁および警察・沖縄総合事務局の格納庫は滑走路を挟んで海側である西側誘導路脇にある。その格納庫の北側に那覇VORTAC、南側にエンジンランナップエプロン、隣接する丘に第5高射群施設がある。貨物ターミナルビル付近から見て東側のビルは那覇航空交通管制部である。また、那覇空港の北には在日米軍那覇軍港が隣接している。
自衛隊関係の施設が占める土地のうち国有地はおよそ1/5に過ぎず、残りの部分は私有地を借用している状態である。このため、賃貸料として年間50億円を超える金額が地主に支払われている。
[編集] 沿革
[編集] 航空自衛隊
那覇基地 JASDF Naha Airbase:基地司令は第83航空隊司令が兼務する。
南西航空混成団隷下
航空支援集団隷下
- (航空救難団飛行群)
- 那覇救難隊:U-125A、UH-60J
- 那覇ヘリコプター空輸隊:CH-47J(LR)
- (航空保安管制群)那覇管制隊
- (航空気象群)那覇気象隊
防衛大臣直轄部隊
自衛隊共同機関
[編集] 海上自衛隊
(那覇空港)
那覇航空基地 JMSDF Naha Airbase
[編集] 陸上自衛隊
那覇駐屯地 JGSDF Camp Naha
[編集] 沖縄県警察
- 沖縄県警察航空隊:AS365N3ドーファン2「しまもり1号」、BeLL 206L-3「しまもり 2号」
[編集] 海上保安庁
那覇航空基地 JCG Naha Air Station
- 第十一管区海上保安本部:LAJ FALCON 900・LA YS-11A・MH AGUSTA AW139
[編集] 沖縄総合事務局
那覇航空基地 Okinawa Prefecture General Affairs Naha Air base
- 沖縄県防災ヘリ アエロスパシアルAS350
[編集] アクセス
運行本数・所要時間・料金等の詳細は、該当項目や公式サイトにて最新情報を確認されたい。
[編集] 鉄道
- 沖縄都市モノレール線(ゆいレール)
[編集] リムジンバス
詳細は那覇空港リムジンバスを参照
[編集] 路線バス
詳細は沖縄本島のバス路線を参照
- 琉球バス交通・沖縄バス・那覇バス・東陽バス
- 名護バスターミナル発着便(系統番号111番)
- 琉球バス交通
- 具志川バスターミナル発着便(系統番号23番、113番)
- 宜野湾出張所発着便(系統番号99番)
- 東山駐車場発着便(系統番号123番)
- 琉球バス交通・沖縄バス
- 名護バスターミナル発着便(系統番号120番)
- 那覇バス
- 普天間発着便(系統番号25番)
[編集] シャトルバス
- アウトレットモール「あしびなー」発着便
- 「DFSギャラリア」発着便
[編集] 道路
将来は那覇空港自動車道や沖縄西海岸道路那覇西道路も接続予定。
[編集] 事故
- 1970年7月27日 - アメリカ合衆国の航空貨物会社フライング・タイガー・ラインのDC-8が、着陸直前に滑走路手前の海域に墜落し乗員4名が死亡。(フライング・タイガー・ライン45便那覇沖墜落事故)
- 2000年9月28日 - 台湾船籍のコンテナ船ユニ・モラル号が滑走路の北・約850mの沖合で座礁、便の欠航・遅滞によりダイヤは終日混乱した。[1]
- 2007年8月20日 - チャイナエアラインのボーイング737-800型機が着陸直後にエンジンから出火炎上した。(チャイナエアライン120便炎上事故)
[編集] その他
- 那覇空港を管轄する警察署は、那覇警察署ではなく豊見城警察署である。これは、当初は同空港を含む那覇市小禄地区、及び豊見城村(現豊見城市、以下同じ)を管轄する「那覇南警察署」が那覇市小禄に設置される予定であったが、後に豊見城村に設置することになり、名称も豊見城警察署に変わったものの、管轄は変わらなかったためである。
- 那覇基地で実施されている航空祭では、民間機発着の関係上ブルーインパルスの展示飛行は実施していないなかったが、2005年12月11日に編隊飛行(白スモーク有り)、2006年12月10日に本課目展示(通常の展示飛行任務である金曜着~月曜帰還パターン)、2006年12月9日は課目予行飛行が実施された。
- インドネシアにも同じ名前の空港(ナハ空港)がある(ICAOコード:WAMH/北緯3度40分59秒、東経125度31分40秒)。
- 新石垣ほど問題にはなっていないが、空港西側に手着かずの自然海岸「大嶺海岸」があり、また、那覇沖でもジュゴンが回遊している姿が確認されており、今後埋め立てには論議を呼びそうである。
- 台湾の桃園国際空港では、発着案内等で那覇空港行きを「琉球」と案内している(経緯は中華民国#沖縄県への認識を参照)。
- 那覇空港に近づくとある程度低空飛行を行うが、これは沖縄県の上空をアメリカ軍が使用するためであり、現在レーダー管制をアメリカ軍嘉手納基地が管轄しているためである。(学べる!!ニュースショー!より)
[編集] 関連項目
- 日本の空港
- 空港連絡鉄道
- ハブ空港
- 航空会社
- 沖縄県
- 那覇市
- 航空自衛隊の基地一覧
- フライング・タイガー・ライン45便那覇沖墜落事故
- フィリピン航空434便爆破事件
- チャイナエアライン120便炎上事故
[編集] 脚注
- ^ 滑走路増設を提言/那覇空港整備 沖縄タイムス朝刊2面 2007年6月22日
- ^ 那覇空港滑走路を増設 国交省が正式表明へ 琉球新報 2008年1月26日
- ^ 大阪航空局「館内空港の利用状況概況集計表(平成19年度速報値)」
- ^ JALエクスプレス、日本トランスオーシャン航空の機材・乗務員で運航する便あり
- ^ 日本航空インターナショナルの機材・乗務員で運航する便あり
- ^ エアーニッポン、エアーネクストの機材・乗務員で運航する便あり
[編集] 外部リンク
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最終更新 2009年11月18日 (水) 02:22 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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