雙龍自動車

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雙龍自動車
SsangYong Motor Company Limited
種類 有限会社
略称 双竜、双竜自、サンヨン
本社所在地 韓国
ソウル市中区苧洞
設立 1954年
業種 輸送用機器
事業内容 自動車
代表者 Hyung-Tak Choi CEO
従業員数 7699人
主要株主 中華人民共和国の旗 上海汽車 49%
外部リンク http://www.smotor.com/
  
雙龍自動車
各種表記
ハングル 쌍용자동차
漢字 雙龍自動車
片仮名
(現地語読み仮名)
サンヨンジャドンチャ
英語 SsangYong Motor
  
ムッソー
レクストン
チェアマン(初期型)
ロディウス
アクティオン

雙龍自動車(サンヨンじどうしゃ、쌍용자동차、そうりゅうじどうしゃ、SsangYong Motor Company)は韓国の準大手自動車メーカー

「双龍」または「双竜」とも表記される(「雙」は「双」の旧字体)。

目次

[編集] 沿革

1954年 河東煥(ハ・ドンファン、하동환1930年7月29日 - )が、ソウル市麻浦区で『河東煥自動車製作所』(하동환자동차제작소、トラック・バス架装工場)を創立。朝鮮戦争停戦後の復興で盛業になる。

1963年 東方自動車工業(동방자동차공업)を吸収合併し、河東煥自動車工業株式会社として改組。日産ディーゼル工業リアエンジンバスのノックダウン生産を手掛け、1966年頃からブルネイ南ベトナム等へ輸出開始。

1967年 新進自動車(신진자동차、後のGM大宇)と業務提携し、乗用車市場にも参入。

1974年 アメリカン・モーターズ (AMC) と提携し、在韓米軍韓国軍向けジープライセンス生産に着手。

1976年 消防車など特殊車両の生産を開始。

1977年 東亞自動車(동아자동차)に社名変更。

1979年 主生産工場を京畿道平澤市に移転。

1983年 KH-7, CJ-7 型ジープや、乗用車コランド(코란도)を生産していた釜山市炬火거화)を吸収合併し、業務を拡大した。

1986年 雙龍グループに買収され、現社名に変更。

1993年 『イノベーション宣言』の下、ムッソー무쏘、1993年)、イスタナ이스타나、1995年)、新型コランド(1996年)、チェアマン체어맨、1997年)と、矢継ぎ早に新車を投入したが、過剰投資とグループ内部の対立から、経営状態が急速に悪化した。

1997年 乗用車部門と大型車両部門を分離。前者は大宇グループ대우그룹)に経営権が譲渡され、大宇自動車の一部門になった結果、2000年に大宇グループが経営破綻するまで、一時的に雙龍ブランドが消滅する。労働争議も多発し、1999年にはロックアウトも敢行された。

その後しばらくメインバンクの管理下に置かれていたが、2004年中国上海汽車 (SAIC) が株式の49%を取得し、傘下に収めた。しかし主力の北米向けSUV輸出の急激な縮小から、経営が再び悪化。

2009年1月9日 自主再建を断念し、ソウル中央地裁に法定管理[1]を申請[2]民主勞働黨進歩新黨の支援を受けた労組側約500名は、政府に対して直接交渉と従業員の地位保全等を求め5月29日から平澤工場に立て篭ったが、8月4日機動隊が突入し強制排除された[3]

[編集] 事業

AMC、後にメルセデス・ベンツからエンジン等の技術供与を受け、SUVを中心に製造、販売していた。

1990年にはパンサー・ウェストウインズPanther Westwinds)を買収してスポーツカーにも進出したが、極く小数に留まった。

韓国国内では他の旧大宇系自動車メーカー同様、大宇自動車販売が流通を担当した。日本では2007年頃までGM大宇・マティスの代理店オートレックス(本社:福岡市)が輸入していたが、程なく中止された模様。

[編集] 車種一覧

※既に生産が終了した車種も含む

ムッソー (Musso)
コランド (Korando)
元は炬火のブランドで、ジープタイプのSUV。車名の由来は「Korean can do」より、生産終了車種。
チェアマン (Chairman)
メルセデス・ベンツEクラス(W124型)のプラットフォームを利用した雙龍初のセダン。名実共に「韓国のベンツ」であり、「ベンツの血統」というキャッチコピーのCMも存在した。当初はSクラスに似ていたが、ダイムラー・クライスラーからクレームが出たこともあってマイナーチェンジを数回繰り返し、現在では別のクルマに見える程。また初期モデルは日本でも並行輸入で入ってきたこともある。現在は全く新しい型になっており、車名もチェアマンWに変更された。ちなみに旧型も継続販売されており、そちらの車名はチェアマンHとなっている。
イスタナ (Istana)
メルセデス・ベンツMB100Dがベース。キャブオーバー型ワゴンでは珍しくFFを採用しているのが特徴、生産終了車種。
レクストン (Rexton)
ファミリー (Family)
当初は「コランドーファミリー」として発売されていた。いすゞプジョー製エンジンを搭載した韓国初のステーションワゴン型SUV。スタイリングはいすゞ・ビッグホーンの初代後期型に似ている。
ロディウス (Rodius)
イスタナ後継の大型ミニバン。4列シートの9人乗りと11人乗りの2タイプを選択可能である。11人乗りモデルは韓国内ではバスとして扱われるのでバス専用車線も走行可能。そのスタイリングはイギリスBBCの自動車番組トップ・ギアで「最も醜い車の歴史を塗り替えた。」「タダでもいらない車。」と酷評された。
カイロン (Kyron)
ムッソー後継となる7人乗りの中型SUV。2.7リッターXDiエンジンを搭載。
アクティオン (Actyon)
コランドの後継車。ムッソーSUTの後継となるスポーツピックアップ版、「アクティオンスポーツ」も発表された。

[編集] 脚注・出典

  1. ^ 日本の会社更生法に相当
  2. ^ [世界景気低迷で販売急減”]. 日経新聞. (2009年1月9日). http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090109AT2M0901Z09012009.html 2009年1月9日 閲覧。 
  3. ^ [[1]]. 朝鮮日報日本語版. (2009年8月5日). http://www.chosunonline.com/news/20090805000010 2009年8月5日 閲覧。 

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年8月9日 (日) 17:25 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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