雲母坂
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雲母坂(きららざか)は、京都市左京区修学院の修学院離宮脇より、比叡山の山頂に至る古道であり、また、千日回峰行の行者道でもある。現在ではこの登山道が雲母坂として知られているが、具体的場所については同じくこの行者道の一部であった京都市左京区一乗寺の曼殊院道(府道104号部分)や、曼殊院参道とする説などもある。
坂の名である「雲母」の由縁は、この山道が花崗岩の砕けた地質であり、土砂中に雲母が含まれていることによる、とされるが、異説もある。なお上記場所についての異説の坂も舗装前は同様の地質であった。
浄土真宗の宗祖とされる親鸞が、9歳(治承5年〈1181年〉)の時に青蓮院で出家し、叡山(比叡山延暦寺)へ修学のために登った道。また29歳(建仁元年〈1201年〉)の春頃に叡山と決別し、六角堂へ百日参籠を行うために下山した道とされる。
[編集] 経路
現在のこの登山道への経路は、叡山電鉄叡山本線修学院駅または京都市バス修学院離宮道より東方の山側に向かい、音羽川に沿った道を登る。住宅街を抜け、雲母橋に至れば、そこが登山口である。現在では親鸞ゆかりの石碑が立ち、音羽川の防災の仕組を示した公園になっている。なお登山口までは通常の服装でも行けるが、登山口近くは舗装されていない小石のゴロゴロした道であり、注意を要する。
ここから修学院離宮の外縁を巡る登山道を登る。深くえぐれた様が、この坂の古さを物語る。水飲対陣跡を過ぎれば、眺望も開け、やがて、京福電気鉄道鋼索線のケーブル比叡駅に到着する。
上記異説の坂のある曼殊院道を辿るのであれば叡山電鉄叡山本線一乗寺駅または京都市バス・京都バス一条寺下り松町バス停より東(山側)に向かい一条寺下り松の前を左に折れる。小さな川を渡った先の坂が1つ目の異説の坂である。さらに先、2又に分かれる道を右側に進み、鷺森神社の森を左手に見て、また小さな川を渡った先の坂が2つ目の異説の坂である。坂を登り曼殊院の前を左に折れ、修学院の町並を見下ろすように進むと屋敷に突き当たり道は左側に折れるが、その塀の横の坂を正面方向に下れば音羽川沿いに出る。右に登ればすぐ登山口に着く。
[編集] 関連項目
- 叡山電鉄デオ900形電車 - 愛称の「きらら」の由来となっている。


