静かなるドン
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『静かなるドン』(しずかなるドン)は、新田たつおによる日本の漫画作品。1989年より『週刊漫画サンデー』(実業之日本社)にて連載中。2009年現在単行本は92巻まで刊行されている。長寿の人気漫画であり、累計発行部数は4000万部を突破した。また、1991年からオリジナルビデオが制作され、1994年に日本テレビ系列でドラマ化された。2000年には映画版が公開されている。
目次 |
[編集] ストーリー
主人公・近藤静也は昼は下着会社プリティの冴えないデザイナー、夜は1万人の子分を持つ広域暴力団新鮮組3代目総長を務める。そんな近藤静也のカタギ人生とヤクザ人生の奮闘を描いていく。
[編集] 登場人物
登場人物の名前は有名人、歴史人物など様々なものをもじったものが多い。特に近藤静也が総長を務める新鮮組のモチーフと思われる幕末の新選組に関係する人物の名前が使われることが多い。なお、ここに列記してある登場人物はごく一部であることを留意していただきたい。また、原作とテレビドラマ/オリジナルビデオ版では多少人物の設定が違う場合がある(例:沖田寝多がオリジナルビデオでは猪首とともに総長を警護している場面が多くあるが原作には見られない)が、ここでは原作に従う。()内は該当キャラクターのモデルとなった人物。
作品全般を通して、長く登場機会のあるキャラクターほどシリーズごとに時折性格や思考が変化する事がある。
[編集] 主人公
- 近藤静也
- 下着会社プリティのデザイナーでもあり、新鮮組の総長でもある。
- 元は総長ではなく平凡なサラリーマン人生を歩んでいたが、父近藤勇足が反目の組に殺されたことにより、運命が狂う。拮抗した勢力を持つ生倉と肘方が新鮮組の跡目を巡り権力抗争を引き起こす恐れがあったため、それを防ぐ形でやむを得ず、新鮮組総長の跡を継いだ。ただし近藤妙は静也の極道の才能を見抜いており、適任は静也しかいないと考えていた。普段争いごとを好まず、そのため子分からは「静かなるドン」とも揶揄される。しかし、子供の頃から喧嘩、射撃を叩き込まれたこともありいざという時はとんでもない強さを発揮する。
- 昼はサラリーマンであるが、デザイナーとしてはさっぱりである。彼のデザインする下着は独創的というと聞こえは良いが、およそ実用とは言い難い変なデザインの下着を連発する。とはいえ物量作戦が功を奏しているのかヒット作は多く、実はプリティの中でも一番のヒットを連発しているように思える。会社の人間は当然静也の夜の顔を知らないが、会社の関係者では秋野明美を始めとして静也の夜の顔を知っている者もいる。
- 新鮮組総長の時は一貫して、サングラスに黒いワイシャツに白ネクタイ、白スーツと言う姿をとる。
- 実は近藤勇足の息子ではなく、政治家の常盤金成の息子であるというストーリーがあったが、実際には母、妙の対常盤和解用の口実だった。
- 最終決戦を前に会社を退職。全ての退路を断って最終決戦に臨み、龍馬に自分がヤクザ解体を望んでいることなどを告白し龍馬にわざと敗北して自分が死ぬことでヤクザ解体の夢を龍馬に託そうとしていた。だが自分が死ぬと明美も死を選んでしまう事を知り、明美の為に全てに嫌われても生き続けることを決意した。
- 究極の下着がヒットしてからは、鬼州組に正体を隠すため昼間は「ボルドー権藤」として活動。函館戦争に鬼州組が集結しているにも関わらず、本人は、プリティ河合社長と川西取締役に鉄槌を下すため東京に残る。函館での戦いに対しては、長期戦に持ち込み裏切った東北の親分達の心を疲弊させる作戦で勝利した。
- 秋野明美
- 元は下着会社プリティのチーフデザイナーであったが退職、起業し、その後は順調にキャリアアップしている。連載当初は少女といった感じだったが、現在は気丈な大人の女性に成長した。
- 連載初期は静也にとって「高嶺の花」のような片思いの相手だったが、彼女の危機を知った静也から助けられるうちに「ヤクザの静也」に好意を持つようになる。その後は静也の正体を知らないまま相思相愛となり、静也の正体を知ると昼の静也も全力で愛するようになる。ただし表向きは静也の正体を知らない(ことになっているが、静也も既に秋野が自分の正体を知っていることを悟っており、お互い知らないフリをしている)。
[編集] 新鮮組
以下は新鮮組陣営に所属する人物である。新鮮組は関東一円を取り仕切る暴力団であり、構成員の数は1万人[1]を数えるという設定になっている。
[編集] 本家及び幹部
- 近藤勇足(近藤勇)
- 新鮮組の2代目で先代総長、その強大な戦闘力とカリスマ性により、新鮮組を一気に関東最大の暴力団に発展させた。
- 大久保曰く「重厚でカミソリのように切れる」男で、平気で子分を捨て駒に使い数々の抗争を勝ち抜いた。物語は彼が敵対組織に殺されたことにより始まる。
- 近藤妙
- 先代、近藤勇足の正妻で静也の母親。新鮮組内でも二代目姐として大きな発言力を持つ。
- 常にニトログリセリンを携帯していることから「ニトロのお妙」と呼ばれるようになった。静也の才能を見抜いている賢母(?)である。
- 静也が幼い頃より極道の英才教育を施してきたが、期待に反して静也が選んだのは下着デザイナーと言う、彼女から見れば「くだらない仕事」であった。下着会社を辞めて、ヤクザ一本道に進んで欲しいと願い、これまで何度か会社を辞めさせる工作をしている。しかし、静也がデザイナーとして表彰をされた時には授賞式を見に行ったりするなど、ある程度認めている節もある。
- 新鮮組幹部たちを駆け出しの頃から面倒見てきたため、「姐さん」と呼ばれ一目も二目も置かれている。還暦を迎える高齢だが、一向にそうは見えない美貌を保っている。
- 鳴戸竜次
- 新鮮組ナンバー2の貸元頭。
- 静也の父の代に精鋭の武闘派集団『鳴戸組』を率い数々の抗争を勝利に導いた。
- 破天荒かつお茶目な性格で当初、組の金を持ち逃げしたことにより命を狙われていたが、競馬で勝った為組に戻ることを許される。その際、初対面の静也とたちまち意気投合し、忠誠を誓うようになる。その理由として拡大主義・抗争を好む先代と違い、平和主義で守りに徹する静也に好感を覚えた事や、また静也が三代目を継いで以来自分の組員が死亡していない事を考え「本当の親分は戦いを避ける親分じゃねぇのか」と語っている。
- 新鮮組では静也に忠誠を誓う数少ない人間であり、これまで静也の危機を公私に渡り何度も救ってきた。新鮮組内では沖田など一部の幹部以外からはその余りにいい加減な性格と規律を無視して自由奔放に行動する生き様で、あまり高く評価されてはいない。
- しかしかつて新鮮組最強と言われた実力の持ち主であり高い戦闘力を持つため、侮られると同時に他の幹部からは「恐怖」の対象でもある。鬼州組、沢木五代目の東京侵攻作戦の際、囚われの身になった静也を救うため、万間猛と相打ちになったと見られていたが、実は生きておりその後はドン・ファンと名乗り、理江と共にシシリアン・マフィアのボス、コルネオーネのボディガードとして姿を現す(ちなみにドン・ファンとは「ドンのファン」という意味)、この時、覆面をしており正体を隠していた。
- 後のアメリカン・マフィアとの抗争時に再度、静也の前に現れ窮地を救う。この時は正体を明かしたものの、助けの船を呼びにいったまま行方をくらませた。
- 白藤龍馬率いる鬼州組と新鮮組の抗争が本格化したのち、静也の前に現れ組に堂々と復帰した。最強の「鳴戸うずしお軍団」の彼に対する忠誠は深く、いまだに軍団長を始めとする軍団員達は鳴戸の言うことしか聞かない。
- 龍宝国光
- 鳴戸が出奔した後の貸元頭。
- 鳴戸の忠実な子分で、極道世界では「龍宝を手に入れるものは天下を制す」とすら言われた人材。
- 当初は抗争により刑務所に入っていたが、鳴戸亡き後に(実は生きていたのだが)出所し、鳴戸組の二代目を継ぐ。非常に高い戦闘力を持ち、特に射撃においては鳴戸すら上回る逸材。性格的には鳴戸とは違い、やや反抗的な面はあるが生真面目で冗談の通じない性格。
- 最初は静也の資質とカタギの仕事に疑問を抱き、生倉のクーデターに協力、静也を退陣に追い込む。しかし生倉の正体を知り失望し、また静也のただ知れぬ能力と人柄を知り、以後は静也に忠誠を誓い心強い味方となる。一見クールに見えるが熱い性格であり、たびたび静也の命に背き破門や絶縁になっても、己の信念を貫き通そうとする。最初の親分である鳴戸への敬愛の気持ちは強く、後に再会した時は涙を流していた。ナナちゃん、アニーなど女性にはモテルが本人は一向に気にしていない。
- ピアスをしているが、これには自殺用に青酸カリが仕込まれている。
- 猪首硬四郎
- 新鮮組の突撃隊長。
- 新鮮組最古参の化石組より静也が子供の頃から部屋住みとして本家に務めており、彼の事を初期は「若」と呼んでおり、静也に忠誠を誓う数少ない組員である。
- ごつい体格の見かけどおり抗争となるとそのパワーを生かし、バルカン砲などの重火器を扱う。
- 一見暴力だけの粗暴な組員と見られるが、綾子の復讐に血迷い一人で鬼州組本家へ突撃しようとする静也を、鳴戸の件を持ち出して「またその轍を踏むつもりですか」と冷静に諫める場面もある。女の色気に弱く、オカマにモテる。ぬいぐるみを抱いて寝ていることがある。
- なお別れた女房との間に一人息子の硬太がいる。
- 生倉新八(永倉新八)
- 新鮮組のナンバー3。
- 人数だけなら新鮮組最大の『生倉会』の会長。奸智に長け、上昇志向が強く静也が総長となっていることに不満を抱いており暗殺・失脚など様々な策を用いて何度も総長の座を下ろそうと画策していたが、そのたびに失敗してきた。
- 一回だけクーデターに成功し新鮮組総長に就任するが、早とちりから鬼州組組長、海腐の娘を100円で売り飛ばしたことによりたちまち失脚、処刑されるところを静也に罪を許され、その後も新鮮組幹部として活動する。が、全く懲りておらず、その後もありとあらゆる策謀を用いて総長の座を狙い続ける。その野望に反して非常に臆病かつ小心者であり、暴力に対する脅迫にはほとんど無抵抗に従う。また子分の小林から「あいつは日本一喧嘩の弱いヤクザじゃ」と評されるほど戦闘力は低い(年寄りに一発でノックアウトされたこともある)。しかし薬物催眠によって理性を失った時には肉弾戦で妙を押さえつける程の身体能力を見せたため、実際の肉体的な強さは持っているらしいが、その「気の弱さ」が災いして実力が出せないと思われる。
- 政治力に長け、ほとんどの幹部に付け届けを行っている。その範囲も本人以外の家族の誕生日などありとあらゆる祝い事にプレゼントを贈っている。プレゼントの内容も宝石から子供の玩具までと非常に幅広い。別名『付け届けの生倉』。その付け届け気質が災いして、鬼州組の胡麻田と同盟を結ぼうと彼の家族へのプレゼントを贈ろうとした際、胡麻田は、同盟を断ったら家族を殺すという脅迫か、と疑った(生倉本人に全然そんな気はなかったのだが)ギャグ担当として欠くことのできない人物でもある。自身が会長を務める『生倉会』を先代の頃に上手く立ち回り、抗争の矢面に立つの避けて組を拡大させた。数は力、というと聞こえはよいが、実際は生倉会は結束力も弱く組員の質も低い数だけの弱小組織である。ちなみに志乃という妻がおり非常に愛妻家でかかあ天下。
- なお、前の妻との間に豊美という娘が一人いる。最近になって息子の虎太郎が生まれ、非常に溺愛しているが、自分も妻も養育には向かないということで乳栗に養育を任せきっている(乳栗はさまざまな意味で理想的な教育者であったことが後に判明、そのおかげで虎太郎は常識はもちろん仁義や誇りといった親の持ち得ない美徳を学び育ちつつあり、生倉会傘下の組長たちから両親に似ず聡明な子であると思われている)。
- 肘方年坊(土方歳三)
- 新鮮組のナンバー4。
- 新鮮組内では生倉会と勢力を二分する肘方組の組長で、禿頭に小さなサングラスが特徴。生倉とは跡目上のライバル関係にあり、ことあるごとに対立している。連載開始当初は「鬼の肘方年坊」といわれていたが、全くそれらしい活躍がない。
- 当初は生倉と同様に静也が総長であることを快く思っておらず、自分が総長になることを夢見ていた。しかしどちらかと言うと組内の序列を重んじる律儀な性格であり、積極的に静也を引きずり下ろそうとするのではなく、他の人間が静也に対する不満を持ちだした際(主に生倉)に、その尻馬に便乗する形で総長退陣の姿勢を持ち出す。また静也が死んだと思われたときには総長代行として鬼州組と手打ちをしようとする幹部を一喝したりと、多少気弱ながらもオーソドックスなヤクザの幹部とも言える。
- 初めは軽視していた静也の能力に徐々に畏怖するようになり、龍宝を取り込んだ生倉の猛攻から救ってもらった以後は反抗する姿はめったに見られない。金を借りている子分に頭が上がらない等、親分としての器には若干問題があり、結果、総長職を譲られた時には辞退し、静也に忠誠を誓っている。
- 丸禿で髪が1本もないが1度だけ1本生えたことがあり「お毛々様」と呼んで我が子のように慈しんでいた。しかし生倉との抗争でその髪の毛は焼けてしまった。この時、自分の体よりも髪の毛の心配をしている。
- 娘が一人いる。
- 沖田寝多(沖田総司)
- 新鮮組のナンバー5。沖田組の初代組長。
- 新鮮組内では数少ない鳴戸の理解者。また、三代目を継いだ静也にも、他の幹部と違い、できるだけ理解しようとしていた。中立的かつ現実的な性格で、鬼州組の脅威がなくなるならと静也の奇想天外な行動にも一応の理解を示していた。
- しかし沢木五代目の東京侵攻作戦の際、一向に静観する静也に失望し、鬼州組の刺客に家族を人質に取られて自殺を強要され死亡した。
- 親類に組のヒットマンを捨てて女と駆け落ちした沖田宗司がいる。
- 引田(沖田総司)
- 沖田組の2代目組長。
- 先代の沖田同様、中立的な立場をとっているが鬼州組に対しては少々血の気が多い。新鮮組の幹部の中では比較的高い戦闘力を持つまともな極道で、肘方いわく「若手の星」らしいが今のところあまり活躍はしていないものの、白藤竜馬の危険性をいち早く見抜くなど高い能力をうかがわせる。地味ながら頼れる若手であり、龍宝もかつての鳴戸と沖田の関係に似た付き合いをしている。
- 胴堂平助(藤堂平助)
- 新鮮組最高幹部。
- 本人を含め傘下のものは経済ヤクザばかりで抗争は苦手である。基本的に肘方派のようで生倉と肘方が対立する場合は肘方につく。
- 山波敬助(山南敬助)
- 新鮮組最高幹部。沢木5代目の東京侵攻作戦の際に射殺される。彼の死には普段冷静な沖田でさえ取り乱した。
- 泥沼
- 新鮮組幹部の一人。元は蛭夜組の幹部。
- 高知県出身。昔恩を受けた病院長の息子の頼みを断りきれず、静也に銃を向ける。真相をすべて知られた後に許され新鮮組の幹部となった。静也に忠誠を誓う数少ない幹部の一人。
- 後に組を起こしたのか泥沼組組長となっていた。以後は抗争の中で序列も上がり、生倉と取り込まれた龍宝によるクーデター時も変わらず静也に忠誠を近い守ろうとする。
- 静也が最も頼りにする部下の一人だったが、鬼州組東京侵攻後、暴利組達に新撰組本家を襲われ、近藤妙を守り、死亡。壮絶な死にざまを見せるが乳栗に台無しにされる。
- 隅田子夏
- 戦前から続く名門・関東鉄火組の6代目。
- 妙の案で静也と見合いをする。見合いは不調に終わったが、後に妙の推挙で新鮮組幹部となった。
- 清川一郎(清河八郎)
- 六本木陰獣会の2代目会長。
- 誤解により静也に感服し盃を受けたが数年後に幻滅していたところを海腐に唆され新鮮組に反乱を起こした。結果的に反乱が失敗に終わり八方塞がりになっていたが静也に許され新鮮組の幹部として復帰した。その際、再び静也に感服し幹部の中では数少ない静也に忠誠を誓う人物でもある。
- 静也と初対面した登場当初はダンディな雰囲気を漂わせており、東大卒という経歴から知性派と見られていたが、反乱を起こした再登場時以降、誇れる学歴が無い事が判明、向こう見ずで自信過剰なギャグキャラとなっており若干子供っぽい面が見られる(新鮮組の船にロボットアニメのタイトルのような名前をつけようとしていた)。
- 大久保竜造
- 関東に隠然たる勢力を持つ関東正気会会長。
- 新鮮組の先代近藤勇足の兄弟分であり、静也が3代目を襲名する際に後見人になった。かなりの短気で居合い斬りの達人でもある。
- 仕込み杖で「斬る!!」というのが口癖(というより本当に斬ってしまう危ない人である)。初期は一向に極道稼業に専念する気のない静也に対してイライラしており、何度も「斬る!」を連発していたが、その度に静也に切り替えされ、次第に静也の非凡さを認めるようになる。しかしカタギの仕事を認めたわけではなく、一度プリティに押しかけたことがあるが、その時高名な下着評論家と間違えられ、恥ずかしい写真を静也に撮られてしまう。
- 初期は関東正気会は新鮮組とは別の独立した組織(その証拠に幹部会に大久保は出席していない)だったはずだが、現在は『新鮮組内関東正気会』等とTVで紹介されるなど、新鮮組の内部に組み込まれたようである。鬼州組東京侵攻後、暴利組達に新撰組本家を襲われ、近藤妙を守り死亡。最後は感動の最後を見せるが乳栗に台無しにされる。
- 勝魁舟(勝海舟)
- 深川の幕臣組の組長。勇足の代に新鮮組と事を構えたが、惨敗させ手打ちに持ち込んだ。
- 静也がいる限り天下に名前を売るチャンスは来ないと思っていたが静也が引退を表明すると生倉を利用して陰ながら操ることで自分の実力を試そうとしていた。
- その後は静也が引退を撤回すると元通りに深川に引っ込もうとしていたが、静也が思いついた総長代行案により、総長代行として静也の杯を受けて組の運営に携わることになる。
- 頭が切れることで新鮮組幹部たちにも一目置かれており、静也が白藤龍馬との戦いで落命したと思われたとき、近藤妙は彼を後任の総長に推している。
- 原田左巻夫、平間明彦、井上源太(原田左之助、平間重助、井上源三郎)
- 新鮮組の幹部達。
- 基本的に名前のみの登場だが、原田は肘方・生倉とともに鳴戸の引退を直訴した時に登場している。
- 服部勲太(服部氏)
- 静也の影武者。密偵としても働き、鬼州組4代目・坂本の病状もつかんでいた。MrJの手によって静也の身代わりとなって殺害される。
- 服部文太
- 勲太と同じ忍者の出で静也子飼いの部下の一人。
[編集] 構成員
[編集] 生倉会
- 吝井
- 生倉会の舎弟頭。
- 妙と生倉による「鬼州組5代目姐を殺ることを条件に生倉を跡目にする」という密約に従い、小林や生倉会幹部の九十九を引きつれ龍子を襲う。その際龍子と共に居た静也をもろともに殺そうとするが九十九が土壇場で静也を殺すことを拒否。九十九ごと静也を殺そうとするが失敗し逃亡。そのまま高飛びする。おそらく生倉会の中で唯一と言っていい武闘派ヤクザ。
- 小林秋奈(小林旭)
- 生倉会の戦闘隊長。
- 親分と同じく臆病で戦闘能力は低いが、その抜群の反射神経で銃弾をかわす事が出来る。通称「横っ飛びの小林」。
- 生倉と同様ギャグ要員として欠くことが出来なかったのだが、鬼州組との抗争の際に囚われ、無数の弾をかわしきれずに蜂の巣になって死亡。作者は「生倉とはいいコンビだったのに殺したのはしまったと思った」と語っている。
- その後も生倉の幻覚の中で再登場、この時も得意の弾丸かわしを見せつけ「ワシはマトリックスより10年早く弾をかわしている」と威張っていた。
- 大林一穴
- 小林亡き後の生倉会の戦闘隊長を務める。
- 競馬のノミ屋をやっていたため、相手の戦闘力を図る能力を持つ。相手の戦闘力が高い場合は「危険!危険!」と叫び、主を危険から守る。
- しかし戦闘隊長としての活躍はここだけで、以後はほとんど絵だけの登場すらも減り、戦闘隊長としての地位も乳栗が引き継ぐ事になる。
- 乳栗一角
- 生倉会系・緋具味一家の組員、隻眼で凶悪な人相を持つ。しかし下着集めが趣味で静也の下着の数少ないファンでもある。そのせいか生倉会では唯一の親総長派でもある。
- 一時期生倉会の戦闘隊長を務めていたこともあるが、生倉邸において温泉を掘り当てたことにより独立し、関東温泉一家・初代組長となる。上記の二人とは違い特殊能力を持たないが、ギャグ要員として欠かすことができない人物である。必殺技は工具による乳首つねり(乳栗は乳首が弱点だと思っている)。
- 頭はアホと思われていたが、後に利口者を嫌う生倉の性格を見抜いた上での演技だったという衝撃の事実が判明。直感、行動力だけでなく知性も含めた実力で主である生倉、静也の危機を救っていたことがわかる。
- また生倉の嫡子、虎太郎の養育係も務める(当初はアホながら子育ての素質があったと思われていたが、その優れた能力で優秀な虎太郎が道を踏み外さないよう善導している)。
- 近藤静也記念館建設の為に静也のデザイナーとしての足跡を一つ残らず残していた。
- 近藤静也記念館初代館長でもある。
- 南原九官鳥
- 生倉会幹部。生倉の命で海腐の娘、彩子を100円で風俗に売った。
- 竹井
- 生倉会系小舞組傘下の組長。
- 後に新鮮組を裏切り鬼州組みにつき、さらに生倉を誘う。
- 遠山陰吾(遠山景元)
- 生倉会系・陰美組組長。
- 背中に桜吹雪の刺青があり、通称遠山の陰さん。ゲーム機賭博で草魔会と諍いを起こし、そのまま抗争に発展させてしまう。歯医者で虫歯の治療中にヒットマンに襲われ死亡する。
- 一寸坊也 (一寸法師)
- 生倉会系・緋具味一家組長。小柄。
- 雄琴冬次
- 生倉会系・穴倉組幹部。スナイパーライフルによる狙撃、拳銃による銃撃戦の名手で通称「早撃ち雄琴」(しかし龍宝はこの呼び名や雄琴自身の存在を聞いたことがなかったという)。
- 男色で舎弟の若本を溺愛しており周囲からも度々、奇異な目で見られていた。穴倉組の解散後も若本の仇を討つため静也を狙撃しようとするが静也の優しさに感動し半ば静也の意志を無視し忠誠を誓う。
- 好意の無い人間に対しても義理堅い性格であり静也を暗殺するため生倉から情報をもらったことについて捕らえられても頑なに口を割らなかった。なお遅漏であり「遅撃ち雄琴」とも称されていた。
- 若本広美
- 雄琴の舎弟で通称「銃持ちの寵童」。
- 銃をとる雄琴の横で「発射して下さい!」と叫び促す。雄琴同様、男色で雄琴の射撃にも性的興奮を感じる。鳥羽・伏見の戦いで死亡。
- 宝蔵院万太郎(谷万太郎、宝蔵院流槍術)
- 生倉会系・日和見会幹部。
- 得物による一騎打ちを好む剣豪に近い性格を持つ十字槍の使い手で通称「槍万」。鳥羽・伏見の戦いで死亡。
- 中村半五郎(中村半次郎)
- 兵庫の生倉会系・殺兆連合会長。「人斬り半五郎」の異名を持つ。
- 鳥羽・伏見の戦いの前準備のため大阪を攻撃し海腐を足止めしていたが身元を知られ窮地に陥り応援を求めたが見捨てられ静也と生倉を恨む。
- 鳥羽・伏見の戦いの後、胡麻田組の傘下に入り新鮮組を攻めるが返り討ちに合い生倉の独断で射殺されてしまう。鳥羽・伏見の戦いにおける静也の判断による最大の被害者の一人。
- ダンジョン・松永(松永弾正)
- 滋賀の生倉会系・穴倉組組長。
- 組事務所が地下15階建てで最下層の15階までヒットマンが辿り着いた事はないと言われていた。
- 鳥羽・伏見の戦いでの敗戦で鬼州組の報復を恐れ組を解散する。
- 筒井順次(筒井順慶)
- 奈良の生倉会系・日和見会会長。
- 栃乙松
- 栃木の生倉会系・苺一家組長。
- 生倉考案の杯自動販売機で杯を受ける。同じ栃木の肘方組系・日光結構連合の山岸に些細なことで射殺される。
- 蒲井継之助(河井継之助)
- 生倉会5人衆の一人で新潟に一家を構える。自分達を犬扱いをする生倉に失望している。生倉会の中で函館戦争の際にもただ一人だけ新鮮組に残ったがそれは息子の虎太郎の器量に惚れてのことであった。
- 浦和光
- 生倉会5人衆の一人で浦和に一家を構える。生倉を諌めて殴られた。
- 板子
- 生倉会5人衆の一人で青森の恐山会会長。卑屈な態度を気に入られ会長代行に就任した。
- 生倉の息子・虎太郎の誕生会に風邪を引いて出かけたことで一度殺されかけており、その事を恨んで鬼州組のスパイとして新鮮組の情報を伝えている。生倉への恨みから東北の親分達に鬼州組への寝返りをそそのかした張本人だが、静也が戻ってくるように発言するといの一番に杯を受けることを表明し、新鮮組の函館戦争の勝利のきっかけを作った。東京奪回作戦の際に手柄を立てようとして獅子王連合の骨手牛に頭蓋骨を砕かれて殺害される。
[編集] 肘方組
- 川地
- 肘方組の戦闘隊長。
- サングラスに黒スーツで特に特徴の無い男。一般組員が入り乱れるとどれが川地だかわからないときがある。
- 骨梨
- 肘方組系・骨進会会長。
- 秋野の弟を入会わずか1週間でヒットマンとし、静也に殴られる。
- 宇和島
- 骨進会の組員。秋野の弟、年彦の先輩。
- 年彦をヤクザの世界に引き込んだ張本人。その後もすでにサラリーマンとなった年彦を使い、斉藤の命を狙わせようとした。
- 上田河馬吉
- 肘方組系の組員。
- 秋野と結婚が決まった男性下着デザイナー・佐々辺の上司である忌中に銃を売る。忌中を始末した静也の身代わりとして服役し、出所したときには肘方組の所属になっていた。チャイニーズマフィアの店をたかり、殺される。
- 托鉢坊一
- 肘方組系・御陀仏組組長。
- 税金を逃れるため組を宗教法人にした。反乱を起こした六本木陰獣会に殴り込みをかけるが岩倉に射殺され自分の上げた経で成仏する。
- 鮴山(日光猿軍団)
- 肘方組系・日光結構連合組長。金融業を手広く手がけており、肘方にも金を貸している。代貸の山岸が生倉傘下の苺一家組長を殺してしまい、指を詰めて詫びを入れる。富士の最終決戦後は、新鮮組を裏切り鬼州組につき、暴利組と新鮮組本家(近藤妙・大久保竜造)を襲うなど変わり身の早さ(力の強いものにつく)を見せるが、静也の函館戦争の勝利を受けてまた新鮮組に戻ってきた。
- 虎八
- 肘方の部下。声帯模写が得意。
[編集] 鳴戸組
- 岡田異造(岡田以蔵、外見は柴田純をモデルにしていると思われる)
- 鳴戸竜次時代の鳴戸組戦闘隊長。鬼州組との抗争の際に死亡。
- 西郷造友(西郷隆盛)
- 組員は百人程だが本人含む全員が死を恐れないプロのヒットマンで構成された鹿児島の最強軍団・薩摩次元組の組長。
- 普段は多少馬鹿にされたくらいでは怒らない温厚で冷静な風貌・性格だが戦いにおいては「退却の文字は無い」と公言する。
- 静也はあまり薩摩次元組の傘下入りに乗り気ではなく命知らずな組員や褌一丁で戦うスタイルなどから薩摩次元組や西郷本人を「時代錯誤の人殺し集団」「アナクロ野郎」などと批判していた。
- 鬼州組の指示で新鮮組との抗争に駆けつけるが命懸けで戦いを止めようとする静也に感服し新鮮組に寝返り、龍宝の杯を受ける。後にマフィアとの抗争で死亡。
[編集] その他
- 黒悶一発
- 大阪の新鮮組系黒悶連合会長。
- 3代目襲名披露での凛々しい姿を見て静也を崇拝していた。しかしサラリーマンとしての静也の情けない姿を見てショックを受け、そのまま脳の血管が切れて死亡。跡目を継いだ若頭の長丸は前々からの計画通り鬼州組に乗り換えたため、新鮮組は関西での牙城を失うことになった。
- 美川拳吉 (美川憲一)
- 沖田組の戦闘隊長。
- おねぇ言葉で喋る。腕は立つ。沖田が死亡した後は一時幹部会に出席していた。
- 蛇川軍次
- 沖田組系・見廻組組長。
- 鳥羽伏見の戦いの原因を作ったと言っても過言ではない男であり、龍馬とこの男の対立が原因で戦いは始まってしまった。最終的に龍馬に殺害された。ちなみに引田は杯をやった事を後悔していた。
- 寒井修造
- 見廻組の若頭。
- 鬼州組との抗争の際、竜馬にビルから叩き落される。
- 酷物 通
- 見廻組の行動隊長。通称いけいけカボチャ。
- 穴倉組などの応援を受け調子に乗って暴れていたが、伏見奉行組の藤乃に腕を切られる。最後は鳥羽伏見の戦いで海部に頭を割られ死亡した。
- 雷電 豪
- 泥沼組系・土佐闘犬組組長。
- 鉄の犬小屋の異名をとる難攻不落の自宅を持つ。幹部の地位を欲する井上悶太のたくらみによって、鬼州組幹部の宇丼組組長・讃岐殺害の容疑を掛けられ、濡れ衣を掛けられたまま死んで行った。
- 三囲精次
- 関東鉄火組の代貸。
- 空手の有段者。親分の子夏に思いを寄せていたらしい。
- 岩倉 (岩倉具視)
- 六本木陰獣会・特攻隊長。
- 勇足の時代に新鮮組を散々苦しめた実力は海腐も認める。初代会長に恩義を感じ二代目の清川を暖かく見守る。清川が反乱を起こした際、鬼平に逮捕され刑務所送りになってしまう。
- その後のアメリカンマフィアのスペルエンペラー襲撃に際して薩摩次元組の西郷と共に本家の守備に就くため静也が保釈金を支払ったことから、静也からも高く評価されていることが伺える。
- 御手洗清
- 仙台の新鮮組系楽堕会会長。
- 頑固な性格で本部の指令に逆らい鬼州組系の上潮組と抗争を起こす。静也の命令で加勢に入っていた龍宝が帰京した為殺される。
- 蔵王
- 楽堕会の組員。
- 神輿担ぎで鍛えた力自慢の男。御手洗の死亡後も最後まで抵抗を続ける。静也の介入で上潮組が壊滅した後は御手洗の娘と結婚し2代目を継いだ。
- 痛井 舞
- 博多の新鮮組系中州毒針組組長。
- 毒薬を塗った頭の角が武器。鳥羽・伏見の敗戦で弱体化したところに竜馬の九州侵攻を受け部下の筒本に組を譲り引退した。
- 斎藤 始(斎藤一)
- 深川の幕臣組の客分で鳴戸の親友。
- 鳴戸同様、豪快で軽妙な性格だが高い実力を持つ。元々は静也の父である勇足から盃を進められたが、断って幕臣組の客分となった(断った理由は「(静也の父は)頭がいかれている」からだと)かつて撫子という美人の妻を持っていたが対立組織によって殺されたという過去を持っている。
- 静也の人柄に惚れて杯をもらいたいと申し出たが自由人を束縛したくないという静也の考えから新鮮組の客分となっている。視力は両目共に2.0であり龍宝すら上回る戦闘力の持ち主。
- 自分が死んだ時唯一泣いてくれる女だという理由で、撫子という妻と同名の醜女の漫画家を彼女にしている。
- 鬼州組の東京侵攻の際に本家に殴りこんできた山野のヒットマンによって撫子が殺されたと思い込み在日米軍から武器を調達し、大阪へ帰る途中の鬼州組を待ち伏せし、多数の組員達を道連れに死亡した。
- 山岡鉄太郎(山岡鉄舟)
- 幕臣組の若頭。
- 江戸時代から続くという目に見えないほど細い針を心臓につき刺す暗殺術を使う。
- 榎本武明(榎本武揚)
- 月野一家を追い落とし北海道のヤクザ全てを新たに統括している函館晴々会の会長。
- 表向きは獅子王総裁とおなじ海運業をしており表家業の仕事においてもめったに人前に姿を現さない。勝の説得により静也の配下となり、その大艦隊は鬼州組も恐れを抱くほど。
- 大鳥京助(大鳥圭介)
- 函館晴々会の若頭。
- 静也の器量を測りかね、その人物を試す。
[編集] デザイン業界
[編集] プリティ
以下は近藤が勤める下着会社プリティに所属する人物である。プリティは単行本41巻にて、ライバル社の社員から「東証二部にも上場していない会社のくせに」と言われる。
- 河合
- プリティの代表取締役社長。
- 一代で現在の地位を築いた。このように描くと有能に聞こえるが、好色かつ浪費家で、特に女絡みの失敗は数えきれず、幾度も会社を潰しかけている。また静也のクビを脅しに使って愛鈴をムリヤリ愛人にするなど経営者としても人間としても最低である。
- プリティが潰れずにすんでいるのは副社長である妻によるところが大きい。傾いていた会社の業績が静也の「究極のランジェリー」によってV字回復したにもかかわらず川西に対して「君がボツにすればよかった」と発言し、その金をすべて使い切るべく、川西と馬場花子の二人を抱きこんで愛人を複数抱え込もうとしている。だがそんな企みが旨く行く訳も無く、いざ浮気しようとした矢先に心筋梗塞を発症し、病院送りになりそのまま和解条件として社長の引退を示され、それにしたがって社長を引退してしまう。
- 河合政子
- 河合社長の妻、プリティの副社長でもある。連載の初期から登場しているが、当初はそれほど重要な役割ではなかった。
- しかし連載が進むにつれ、無能な社長に代わり大黒柱的な存在となっている。近藤静也の正体を知る一人で、彼のデザイナーとしての将来性を買っている。
- 馬場刑事に教えられて静也の正体を知っていた模様で出世させてでも静也を会社に留めようとするが、静也が辞表を出してしまった為、自分の隠し子という噂を流し、静也が堅気になる事を条件に社長にしようとしている。夫が心筋梗塞で倒れたときには社長の引退を条件として示し、自分も副社長をともに引退した。
- 川西
- プリティの元取締役。
- 静也の直属の上司で、下には厳しく上にはペコペコの典型的な中間管理職。元々下着デザイナーで、社内コンペで最終選考まで残るなど腕は衰えていない模様。管理職になってからはゴマすりとおべんちゃらで現在の地位まで出世したある意味努力の人。
- 遠距離通勤、上からの無茶難題に堪え忍ぶ、長い住宅ローンなど、その生き方は静也にも少なからず感動を与え「ヤクザより強い」と言わしめている。
- 連載当初は普通のサラリーマンといった感じだったが、一向に給料が上がらず、家庭の状況はかなり厳しい状態である。それを受けて最近では格差社会の負け組代表のようなサラリーマンになってしまっている。遅刻が多く、デザイナーとしての実力に疑問符がつく静也を目の敵にしている。河合社長の腰巾着だが、身代わりにヤクザに殴られる、リストラの一環として人間監視カメラにされてしまうなどロクな目にあっていない。しかしそれでも会社を辞めなかった。
- 茨城に自宅を持ち、妻、高校生の息子、小学生の娘の四人家族、「女房子供を食わせる為なら悪魔にだって魂を売る」と言い放つ程の家族思いである、そのせいか、監視カメラ事件の時は帰宅出来ない彼のため、家族が深夜会社のロビーで誕生日を祝うほど家族の絆は強い。
- 最近では自分史を書いて出版社に持ち込んでいるが相手にされていない模様である。長らく出世より遠ざかっていたが、ようやく取締役に出世。文句をいいながらもまんざらではない様子。
- 静也の遺留パーティの席では「無用の用」という言葉を用いて静也を会社に留めようとした。しかし、静也がデザインした究極のランジェリーを没にしそうになるなど、川合社長や倉越専務から叱責されると、静也に八つ当たりしたりする情けない面は健在。静也の究極のランジェリーがヒットしたおかげで社内に居場所がなくなり、社長や馬場花子と組んで暗躍したりしているが、内心では「こんなことやってて良いんだろうか?」と疑問を抱いている。プリティとラムール・エテルネル社の合併により取締役を解任され、元の部長に戻ったが給料は上がったために文句は無い模様。
- 逃野("逃げろ")
- 静也の先輩社員。
- 秋野が抜けた後のプリティのチーフデザイナーを務めていたが川西の出世により部長になった。逃げた妻が金持ちの男性と再婚したため金持ちを憎んでいる(総長としての静也の画策により復縁)。
- 娘が一人おり、連載が進むにつれちゃんと歳を取っているが、援助交際をしようとしたことがあり(総長としての静也に救われた)、家庭はうまくいっていないようである。口が悪く少々嫌味な所があるが、コブ取り爺さんの話では、静也に手柄を譲って貰った事を知り、ご褒美を辞退するなど男らしい面も見せる。
- 山中
- 男性デザイナー。
- 静也とほぼ同年代でお互い呼び捨ての関係。逃野にくっついていることが多い。女性にもてず合コンを繰り返している。
- 馬場花子
- プリティの経理課に所属する女性社員。
- ブス。経理としては有能でプリティの経費を一身で管理している。自分のことを溺愛している警視庁の刑事である兄がいる。
- 当初は静也に惚れておりアタックしてきた事もある。最初はデザイナーの山本勘美と結婚するものの結婚したとたんにデザイナーとして低迷させてしまうなど恐るべきさげまんの女である。現在は兄の部下である案条刑事と結婚している。会社側の人間のギャグキャラとして欠かすことの出来ない人物でもある。
- 一万人に一人といわれるバンパイア破りの血を持っている女性でもあり、アメリカンマフィアの幹部であるウィザードをあっという間に老化させてしまった。子供が生まれたことをきっかけに退職していたが、経理主任が定年退職したために後継者の育成という仕事を与えられて会社に戻ってきた。しかし、迫っていた若い社員がプレッシャーに耐え切れず辞めてしまい、また旦那にも相手にされていないことから河合社長や川西の悪巧みに乗ってしまう。社長が静也の究極のランジェリーのイメージをぶち壊すためにモデルの馬場クリステルとしてデビューさせようとしていたが明美の説得によりその考えを翻意、会社の金庫番としてやり直すことになる。
- 石田ナナ
- 秋野が会社を辞めた後に入れ替わりで入ってきた女子社員。
- 当初は静也のことをちょっとだけ尊敬したものの、静也が会社の中ではダメ社員である事がわかると、とたんに冷たくなった。:静也の事を完全に愛している秋野を見て「この揺ぎ無い愛ってなんなの?」と疑問を抱いた事もある。だが静也のことは完全に嫌いなわけでは無い様で危ない時には助け舟を出す事もある。
- 井伊直子
- 河合社長が会社を女の王国にしようとした時にヘッドハンティングして川西に変わる部長として雇い入れた女性。
- 次々と社長の言うとおりに社員たちを首にしてきたが、静也を首に出来ないということで部長を降格させられてしまうものの、やる気のある社員を首に出来ないと社長に意見するなど自分なりの信念は持っている。(最もこれはデザイン部の部長になりたいという黒江の意見を社長がまともに聞いてしまった為)
- 最終的に黒江が警察に検挙された事により自分から会社を辞めていった。
- 倉越
- プリティの専務。
- 妻とはすでに死別している。経営陣の中では割とまともなほう。
- 時村
- プリティの常務。
- 社長や専務の命令を下に伝えるだけの中間管理職のような役員。川西が転勤したときにはデザイン部の部長代理も務めた。時村が辞任したため、川西は取締役に昇進できた。
- 吉田翔貧(吉田松陰)
- 経理主任。
- 河合の女の王国計画の際、業務上横領の疑いで倉越とともに拘留される。副社長の話によれば定年退職した模様である。
- 黒江並子
- デザイナー。
- 河合社長と無理やり肉体関係を結び、会社の中で自分が有利な立場になるために河合社長を黒魔術によって操ったと思い込んでいた女性。
- だがそれは河合福社長が入院したことを幸いに考えていた計画を実行に移そうとしたことと、タイミングが只同じというだけの話だった。最後には何か負けを認めたかのように警察に検挙されていった。河合社長曰く「顔は最悪だが、名器だった」
- 一条寺由紀
- 副社長の妹。一時開設された博多支社の支社長。
- ヤクザの恋人が忘れられず、収監された福岡まで追いかけ、その地でスナックを経営していた。立ち直るきっかけを模索していた副社長により博多支社長を命じられる。元デザイナーで、立ち直ってからは京都のデザイン会社でやり直すことを決めた。
- 友野朋子
- デザイン部の新入社員。
- 倉越専務の遠縁であり、デザイナーとしての静也にあこがれてコネを使って入社した。田舎育ちと両親の教育のせいで、クレジットカードを知らなかったり座敷童を信じたりするなど非常識な所もあるが純朴な女性。山中が好意を寄せている。
[編集] ラムール・エテルネル社
- 愛倫(あいりん)
- 姉と共にジョン・ロンに養われていた孤児で、彼の死後に莫大な遺産を相続した女性。
- 設立資金を出資したオーナーで、後に社長となる。クロードという男との間に張という子供をもうけるが、アレキサンダーの部下ウィザードの手によって子供共々殺害されてしまう。
- 岬由里亜
- チーフデザイナー。
- 元は妙が静也にデザイナーへの夢をあきらめさせるためプリティに送り込んだ女性で、両親の借金の取立てを抑えることを条件に従っていた。後、秋野に引き抜かれる。
- 静也の二束のわらじを知る人物の一人。
- 千代田
- 男性デザイナー。
- デザイナーとしての秋野に憧れており、デザイナーの募集に応募して採用された。かなりの大柄で静也からは相撲部屋と呼ばれている。また、秋野の外出時にはボディーガードを買って出ている。
- 雨守
- ハイヤーの運転手。
- 社長となり多忙となった秋野の運転手を務める。目立たないが秋野が新鮮組と関係していることを知る一人。
[編集] ダイオー
- 岩田
- インナーウエア国内最大手「ダイオー」の専務。後に社長となる。
- 静也の人間性を評価しており引抜を仕掛けたが、デザイナーとしては評価していなかった。
- 根本遼平
- 第二デザイン部室長。
- デザイン部の切れ者として知られており、才能を見出した秋野をスカウトする。
- 島村俊助
- 特別開発部主査付課長代理係長補佐。
- つまりヒラ。アドルームの担当社員。
- 緒地鉄太
- 元デザイナーで島村の後任。
- 秋野を逆恨みしチャイニーズマフィアの楊に暗殺を依頼する。プリティに再就職した日に暗殺が失敗したことを知り逆上。秋野を殺そうとして逮捕される。
[編集] その他
- 山本勘美(山本勘助)
- 元レマウンの専属デザイナーで秋野も憧れるトップデザイナー。
- 元々は猪首にあこがれる保毛田兄弟と共に「パンティの穴」に居た男であり、静也にその弱味を握られプリティの専属になるが馬場花子と結婚したとたんスランプに陥ったため成果は挙げられなかった。
- その後失踪し京都の山の中でオーダーメードの下着職人となる。馬鹿でスケベで変態でもあるが秋野と静也の仲を心配するなど悪い人ではない様子。
- イッセー尾山(イッセー尾形、女形)
- 通販下着の大手セルシオールの社長でありデザイナー。
- 絶世の美女だがオカマ。静也の中の野獣性を最初に見抜き、良心の砦を捨てるなという忠告をした事もある。
- 青田真久里
- 大手ワコーレのデザイナーでプリティに引き抜かれたよう装って潜入した産業スパイ。
- セルシオールが何故プリティと業務提携を行ったのかを探っていた。過去にプリティ入社試験の最終選考で静也に破れ不採用になったことがある。
- 安井京子
- 元プリティのデザイナーで専務の倉越と交際していた。
- その後妊娠し、すでに一人身だった倉越から求婚されるがヤクザの兄が居るため身を引いた。さらに兄の借金返済のため自分のデザインした下着を着て浅草ロンドン座でストリップをしている。
- 彩沢子
- 日本デザイナー界の重鎮で妖怪と呼ばれる女性。
- サマンサ密子の秘密パーティーに秋野を呼ぶ。
- 佐々辺晋作
- 紳士下着メーカー沖原商会のデザイナー。
- 交通事故で両親を亡くした遠縁の親戚の子を脚長おじさんとして援助していた。秋野と知り合い結婚を申し込む。静也との関係を知っても手を切るべきだとして諦めなかったが、最終的には結婚式当日に破談にする。
- 大山
- 独立した秋野が最初に設立したデザイン事務所「アドルーム」のアシスタント。
- 訛りの強い喋り方をする大柄な女性。
- 中洲川大吉
- 高名な下着評論家。
- 著書「間違いだらけのパンティ選び」で知られるほか、週刊誌で下着のコラムも連載している。秋野のことは、業界で知らないものはモグリだと言い切るほど高く評価している。
[編集] 鬼州組
以下は鬼州組陣営に所属する人物である。鬼州組は作中では関西の暴力団であり、勢力は3万人の組員を擁するという設定になっている。
[編集] 幹部
- 獅子王一徹(稲葉一鉄)[要出典]
- 獅子王グループ総裁。関西極道界の御意見番的な存在で龍子の父親でもあり、鬼州組の当代もこの人の意見にだけは耳を傾けなければならないほどの超大物。組員達が全滅して戦力の無くなった海腐や龍馬達の前に現れ龍馬の盃を受けると宣言し龍馬の配下となった。龍馬専用の特注リムジンを用意するなど、口では言わないものの人の親的な部分も覗かせている。
- 普段は神戸の自宅でほとんど動かないが有事の際には表に出てくる事もある。龍馬の祖父に当たる人物。
- 坂本健(高倉健)[要出典]
- 鬼州組の四代目にて中興の祖、海腐曰く「天下を支配する覇王」の器を持ち、その統率力で曲者ぞろいの鬼州組を一手にまとめ上げ着々と勢力範囲を広げていた。
- しかしその体は末期癌に犯されており、先の長い命では無かった。静也の器量に脅威を感じており、自分の存命中に静也を倒そうと、自ら大軍団を率いて東京遠征を強行するも、無理がたたりその道中にて病死する。その死に様はソープランドで息絶えるという一代の覇王の最後としては何とも哀れなものであった。
- 後述する白藤龍馬の父親である。凡人組にも少しだけ登場しており、そこでは彼がいかにして四代目になったかが描かれている。(ただし龍馬のエピソードで凡人組のストーリーと決定的な矛盾が生じている事から、その経緯も別のものになっており、パラレルな扱いとなっている)
- 坂本(白藤)龍子
- 鬼州組4代目坂本健の正妻。容貌は先述した秋野に似ている。
- 坂本亡き後鬼州組の指揮権を一時期握った。静也に思いを寄せ、プリティの社員が社員旅行で香港に行ったときに静也を追いかけ香港に渡る。その際、夜、静也が龍子を秋野と間違えて睦みあい、それが原因となって新鮮組掃討の命令を出す。
- 後に自分の命と引換に秋野の命を救うことになる。せめてこの世を去ってからは堅気に戻りたいとの思いから、母方の白藤姓を名乗ると遺言状にしたためていた。
- 沢木全次郎
- 坂本健の時には若頭として活躍。
- 頭は切れるものの組を率いるにしては少し頼りなかったが、5代目に就任後は優柔不断な面はなくなった。
- しかし、亡くなった坂本龍子に真剣に惚れていたため、それが弱点となり、新鮮組との抗争の際に味方の汚田信長に狙撃されて死亡した。
- 天王寺亀之助
- 坂本時代から沢木と勢力争いをしている鬼州組の本部長。
- 沢木との争いには勝ったものの部下の万間正造が人違いから龍子を殺してしまい、獅子王の怒りを買って失脚する。
- 海腐雄二
- 沢木の死後、鬼州組の6代目を務める。沢木時代には若頭だった。
- 剣の腕はずば抜けており、超一流の殺し屋ですら切り捨てたこともある。頭もきれる男で登場当初はカタギを大切にする、迷惑を掛けないという設定だったが、いつの間にか消滅(静也の会社に電話してきたり、直接乗り込んできたこともあった)。左手が義手になっているがこれは、ホテルにおいて大村鬼次郎の手下に襲われたときに少女を庇ったときに負傷した物である。
- 連載開始以来、最も長く鬼州組組長を務めている。
- マフィアとの抗争終了後に自分では静也に勝てないことを痛感、自分の跡目を龍馬に譲ろうと考えている。
- 物語後半では肺がんに冒されていることが明らかになり、白藤龍馬の指揮の下鬼州組が関東侵攻を開始した際には肉体的には別人のように衰えてしまった。しかし気力は衰えておらず、自分の命を掛けて静也を倒そうと考え、糜爛ガスを原料に使った細胞毒を体に投与してまで生きながらえようとした。最終的に静也の首を求めて函館まで大軍を率いて遠征を強行する。龍馬が法王源一郎を殺害してマイクロチップを奪い闇の権力者達のことを知って戦いを挑もうとしていることなどを静也から聞かされ、自分がヤクザに引き込んだために龍馬が変わってしまった事を知り、悲しみの中死亡した。
- 不渡哲也 (渡哲也)
- 海腐時代の最初の若頭。海腐が引退して組を任せようと思うほどの男のはずだが、経済ヤクザであり銃を撃ったことさえなかったなどどうにも小物感の漂う男。静也の狙撃に成功し重傷を負わせるが却って自信過剰になり、無謀な決戦を挑み殺される。
- 胡麻田("困った")
- 鬼州組のナンバー2。
- 生倉曰くゴマスリだけで成り上がったゴミ。生倉と同様のキャラであり、生倉の鬼州組バージョンといったところ。
- 海腐が6代目に就任したことについて良く思っておらず、暗殺しようとしたこともある。
- しかし、マフィアとの抗争の際に海腐が一旦引退し、6代目代理という形であったが頂点に立ったものの、自分には務まらないということで、辞退した。
- その後は跡目をとろうと色々画策を行うものの、龍馬の台頭で完全に勢いを無くし、最後は和平策を阻止しようとする海腐の策謀で井上共々殺害されてしまう。
- 山野穴太("山のあなた")
- 登場当初は鬼州組幹部としては低幹部だったが、連載が進むにつれ順調に勢力を伸ばしている。
- 静也の妹、静子に顔をやけどさせられ、額に尻の皮を移植した。だが山野穴太はそら怖く災い為すと人は言う。長らくサングラスを取った顔を見せなかったが最近は外すようになってきている。
- 当初は胡麻田とつるんでいたが今では完全に龍馬にしたがっている。
- 影虎
- 海腐の秘蔵っ子で、東の龍宝に対して西の影虎と並び称される男。
- 海腐のために命を投げ捨てるほどの覚悟を持っている。龍宝と同じくらいの実力を持っていると推測され、極道としてのけじめ、実力をまざまざと見せ付けた。
- 龍宝を追い詰めた際にも外道な同胞ではなく自ら止めを刺そうとするなど、好敵手には敬意を払う性格(同じく龍宝も影虎を評価していた事が話の節々でわかる)後に海腐と共に戦うヒットマンたちにも慕われていた事からカリスマ性もあったと思われるが、強大なアレキサンダーが率いるマフィアとの抗争の際に死亡した。
- 白藤龍馬(坂本龍馬)
- 鬼州組4代目の妻坂本龍子の息子。
- 元は自分の出自を知らなかったが、後に知ることになる。暴走族の総長だったのだが、敵対していた暴走族に彼女が輪姦され子供のできない体にされてしまう。それ以来更生し、大手建設会社の営業社員になる。しかし一本気な性格ゆえ上司とはそりが合わず会社を辞め、海腐に誘われヤクザの道を歩むことになる。九州と広島を傘下に治めた功績で若頭に出世した。出世した後は殺人命令も出来たり、秋野を利用して法王幻一郎から秘密ファイルを見せてもらおうとするなど、計算高く打算的な、非情な一面も見られる。
- 鬼州組のトップとして東京侵攻・新鮮組との抗争を指揮している。しかし、彼の出自を知る静也との関係は単なる敵味方の関係を超えて複雑である。
- 明美が法王幻一郎と交わした会話から、チップが法王の体内に隠されていると確信。法王を殺害してチップを奪った。闇の権力者たちの秘密をつかんだようでチップの内容を利用して、闇の権力者たちに復讐しようと考えている。
- 芹澤鴨次(芹澤鴨)
- 芹澤組の組長で当初は坂本から5代目の器と目されていた。
- 坂本に命じられ静也打倒に赴くが、過去を全て探り出した静也の「瞼の母作戦」に引っかかり精紳を破壊されてしまった。その後の芹澤組は胡麻田の作戦で海腐襲撃の容疑を掛けられて破門させられるなど完全に落ち目になってしまった。好物はメロン。常にサングラスを外さないが、その下の瞼には生き別れの母親の写真が張ってある。
- 大村鬼次郎(大村益次郎)
- かつての海腐のライバルと目されていた男。
- かつては坂本4代目のもとで天王寺や沢木、芹澤といったそうそうたるメンバーの中で働いていたが自分の欲望の為に杯を交わした兄弟分を対立組織に売り渡して獄中で坂本から破門を言い渡されてしまった。
- その破門を解除させるべく刑務所で知り合った胡麻田を利用して彼を7代目に据えることで返り咲こうとしていた。異蔵を利用して海腐の娘彩子を誘拐させるなど手段を選ばない外道であり、最後は海腐の手で切り殺されてしまう。
- 鬼神
- 京都の伏見奉行組の組長。
- 長い間刑務所暮らしをしていたが、留守中の妻の活躍もあり胡麻田に次ぐ副本部長に就任する。しかし、特に活躍することも無く本部を襲撃してきた雄琴に射殺された。
- 藤乃
- 伏見奉行組の姐。通称鬼子母神。
- 夫の留守中組を預かる女傑。海腐から龍馬の身辺を守るよう託されている。
- 女好きの河合社長を利用したり、男を何人も破滅に追いやった凄腕のホステスを使ったりするなどの絡め手を使う事を得意とするが、夫が死んでからは新鮮組に対する恨みの度合いが深くなってきている。函館戦争には参加しなかったが世界の洗濯の手始めに日本を変えるとまで発言し始めている龍馬に内心恐れを抱き始めている。
- 参念尼
- 胡麻田組系参念尼組の組長。
- 尼から極道に転職した女極道。東京侵攻の口実のため、海部の命で新鮮組の仕業に見せかけ胡麻田と井上を殺害。さらにその代行に収まったが富士の戦いにて死亡した。
- 讃岐一玉(讃岐うどん)
- 高松の宇丼組組長。
- 執行部若頭補佐で末席ながら執行部に席を持つ幹部の一人。その座を狙う井上に騙まし討ちにされる。
[編集] 構成員
- 長州金五郎
- 千葉の鬼州組系長州会会長。
- 新鮮組2代目近藤勇足の命を奪う。手打ちにきた(実際は降伏勧告だが)静也に対し土下座させた上靴下を舐めろというなど何故この程度の男に関東最大の組織のトップが不覚をとったのか理解に苦しむほど小さい男。
- 鬼斬 一
- 芹沢組の突撃隊長。
- 鳴戸に重傷を負わせるなど新鮮組を次々と破るが「まぶたの母作戦」で錯乱した芹沢に眉間を打ち抜かれ絶命する。
- 駒田狛史
- 胡麻田組の戦闘隊長。
- 初登場時はただのごますり男だったのだが、連載が進むに連れて戦闘要員に。軍用ライフルM16をもって、新鮮組本家に殴り込みを掛けたこともある。
- 鳥羽・伏見の戦いで新鮮組が敗走した事で追い討ちをかけるべく殴りこんだが失敗、恥をさらす事を良しとせずに自殺した。
- 万間正造(外見は島木譲二をモデルにしていると思われる)
- 天王寺組を支える若頭。東京に対し激しいコンプレックスを持っている。自称浪花のターミネーター。
- 何度も静也を狙い撃退されるが、目玉を串刺しにされたうえ肩を銃で撃たれさらに車で轢かれても生きている脅威の男。秋野と摩り替った龍子をストリップに立たせた上殺してしまう。親分の天王寺が失脚した事で同時に破門されるが単独でも静也の命を狙い続けた。最後はMrJによって頭部にナイフをつきたてられて死亡という壮絶な最後を迎える。双子の兄に呉を支配している猛がいる。
- 万間猛
- 広島の南華呉組の組長で万間正造の兄。
- 正造の不祥事の巻き添えで出世コースから外された。驚異的な生命力を持ち弟に比べ知性も併せ持っている。正造や沢木五代目の仇を討つため鬼州組の先頭に立ち鳴戸を追いつめるが頭部を刺され死亡。
- 銀二
- 海腐と共に出所した彼の右腕。通称夜泣きの銀二。
- 沖田の家族を人質に取り自殺を強いるが最後には口の中にバルカン砲を突っ込まれた上で撃ち殺された。口の中に拳銃を隠す事が出来る脅威の能力を持つ。
- 岡羅異蔵(岡田以蔵)
- 元々は坂本四代目によって破門された大村鬼次郎の子分だった男で、かつての戦争で対立組織の人間を20人以上殺害。死刑判決を受けて執行されるものの蘇生して看守を殺害。フィリピンに逃げていた。
- 全身の急所に鉄板を埋め込んでおり、心臓も左右逆で、挙句の果ては15分の呼吸停止に耐える強靭な心肺機能を持っている男。かつては北新地の恐怖と呼ばれておりあの万間正造でさえ避けて通ったといわれていた。
- 新鮮組との抗争の後静也の妹静子とともに上海に逃げていたが窮地に陥っていたところを龍馬に助けられ、新蔵と名前を変えて竜馬の子分になる。
- かつての大阪戦争の際に自分のために働きながらあっさり死刑執行書にサインして自分を死に追いやろうとした元法務大臣の法王幻一郎を恨んでいた。後に龍馬とともに法王の住居を襲い殺害、その後、白藤の命令により、静子と共にバベル・ザ・ドバイに時限爆弾工作で成功に収めるが、得たいの知れない組織に追われる事恐れた獅子王の命令により、骨手牛率いる、親衛隊組織に蜂の巣にされ、絶命した。
- 汚田信長(織田信長)
- 愛知の汚田組の組長。
- 女を痛めつけないと性的に感じないサディスト。沢木5代目の東京侵攻作戦の折に沢木の頭を背後から打ち抜いて殺害した。海腐の誘導尋問に引っかかり殺害を白状してしまったことでその場で海腐に切り殺された。
- 値張納堂
- 水戸の鬼州系組織、水戸天狗組の2代目組長。
- なかなか構ってくれない静也に愛想を尽かした理江が接近し、自身も理江を愛し、四十八手を尽くして悦ばせていたが、実は幼少の頃から病弱でインポであり、本人はその事をとても気にしていた。
- プリティを乗っ取り、その土地を売却しようと目論んでいたが静也が手を引かせるために新鮮組三代目として水戸に乗り込んできた際に、インポである事を指摘され、静也に復讐するために鬼州組本部に協力を依頼しに行った際に失禁し当時の組長であった沢木にまで愛想を尽かされ、単身、新鮮組に殴り込みをかけた際に生倉、肘方らに全身を蜂の巣にされ、死亡。
- これがきっかけで理江は水戸天狗組三代目となった。
- 土手正宗(伊達政宗)
- 会津白虎会傘下・上潮組の組長。
- 東北の楽堕会を攻めるが若頭の黒田を陥れて楽堕会に殺させたことがバレてしまい、その卑劣さから影虎や組員に愛想を尽かされる。行き場を失い胡麻田に拾われた。胡麻田の死後は全く出てこない為、どうなったのかは不明。
- 御影倒志
- 博多の鬼州組系・抜天会の会長。
- 九州でも有名な武闘派組織のトップで中州毒針組と対立している。一度静也の男気に惚れ新鮮組の杯を受けるが、鳥羽伏見の戦いで三次組織を使い捨てにする戦い方に失望し、鬼州組に戻る。
- 猪口才才志
- 別府の鬼州組直系・猪口才組の組長。
- 九州での鬼州組最大組織を束ねる男。新鮮組になびいた抜天会・御影を襲撃し、警告を与える。さらに報復に来た中州毒針組の痛井を捕らえるが、一人で痛井を奪還しに来た静也に下り、生倉の杯を受ける。後に新鮮組の戦況が悪くなると鬼州組に戻った。
- 中岡豪太郎(中岡慎太郎)
- 龍馬とは子供の頃からの友人で龍馬に付き合う形で暴走族、極道と龍馬と共に歩んでいる。龍馬にはどこまでもついていきたいと願っているものの、龍馬の出世が著しい為少しさびしい思いをしている。富士の最終決戦において新鮮組の手によって他の組員達と一緒に殺されてしまう。
- 岩崎与太郎(岩崎弥太郎)
- 竜馬直属の組員。国立大学の経済学部を首席で卒業した男。
- 企業を相手にしたシノギに長け、経済面から龍馬を支える。中岡と同様に富士の最終決戦において新鮮組の手によって他の組員達と一緒に殺されてしまう。
- 暴利元成(毛利元就)
- 史実の毛利元就の頭脳を全て金に変えたような男。元は新鮮組系列の広島の暴力団の組長。
- 悪徳金融を経営しており、かつて腕を切り落として首にした元組員から恨まれて娘を誘拐されその際に解決に尽力してくれた龍馬の活躍により鬼州組に寝返った。資金面によって鬼州組の富士最終決戦をサポートする。
- 高取
- 九州最大の独立組織、馬牛組の元若頭。
- 竜馬の九州侵攻の際、組長の高杉に対しクーデターを起こし鬼州組に下る。その後は竜馬の側近として働く。
- 森勢
- 小倉の名門、漫賛会の元理事長。
- 高取と共に竜馬に臣従し、その側近となる。
- 井上悶太(井上馨)
- 胡麻田組の組員で、駒田の舎弟。龍馬とは暴走族時代からの敵同士だった男。暴走族時代に龍馬に惚れていながら相手にされずその事を逆恨みした絹江にたのまれて美希を輪姦した張本人。幹部の椅子ほしさに雷電に罪を着せて宇丼組の讃岐を殺害して幹部の地位を手に入れた。しかしその事が災いして最終的に海腐の和平策つぶしのために利用されて胡麻田共々殺害されてしまう。
- 元大幹部の天王寺のシマを任されていたほか、山野や讃岐など幹部の中からも高い評価を受けており、その人間性はともかく極道としては無能ではなかった模様。
- 火蝶
- 参念尼組の行動隊長。
- 海腐と参念尼による胡麻田殺害のからくりに気づいた竜馬によりすべての責任をかぶらされ絶縁処分となる。
[編集] 海外マフィア
[編集] 香港
- 曹操(曹操)
- 香港マフィアのボス。
- 新宿の三国一飯店を本部にしてシャブをばら撒いていた。秋野をシャブ漬けにして香港に売り飛ばそうとした為静也の逆鱗に触れ、壊滅させられる。
- 孔明(孔明)
- 曹操の参謀。
- 関羽・張飛(関羽・張飛)
- 曹操のボディーガード。国際指名手配を受ける超A級のヒットマン。
- 普段は三国一飯店で三国志のショーをしている。馬に乗って新鮮組の本部を襲撃したが失敗した。張飛は猪首に、関羽は鳴戸にそれぞれ敗れる。
[編集] チャイニーズ
- ジョン・ロン(ジョン・ローン)
- デザイナーとしての顔を持ち、秋野の憧れでもある。組織では資金洗浄を担当。
- そのイケメンぶりから静也が嫉妬したが若い頃這い上がる為に、金持ちのマダムたちに体で奉仕してきた為に、その後遺症として女性を愛せなくなってしまった。
- 胡麻田によって利き腕をつぶされ、最後は静也をすくう為にマフィアの戦闘部隊を道連れに壮絶な爆死を遂げた。
- ジュチ・ヨンピル(ジュチ、チョー・ヨンピル)
- 自らをチンギス・ハーンの末裔と自称する男。
- 長老たちを殺害して権力を握ったが長老たちの残党グループと戦いきれなくなり日本に逃げてきた。日本では鬼州組と組んで動いていたがそのアホさ加減から海腐にも見捨てられてしまい最後にはコロンビアマフィアを頼って逃げようとするが、先回りしていたコルレオーネの手によって撃ち殺された。
- 趙大人
- 宝石商としての顔を持つ日本支部の頭領。
- 組織を裏切ったジョン・ロンを匿う。そのことをジュチに咎められると堂々とジョン・ロンを弁護し、彼の名誉を守った静也に感謝すると答え、その場で殺される。
- 白蓮
- 愛倫の姉で組織でも指折りの殺し屋。
- 妹と共に奴隷とされていたところを救われたジョン・ロンを愛しており、彼を殴った静也を許すことが出来ず暴走、単身本部を襲撃するが新鮮組に殺される。
- ロケットマン・漢
- ジュチの部下の殺し屋。
- 背中にしょったロケットで空を飛ぶ。変装の名人でもある。
[編集] シシリア
- ロベルト・コルレオーネ(ヴィトー・コルレオーネ)
- 表向きは下着会社の社長をしているシシリアンマフィアのドン。静也とは当初誤解から敵対するが、同じ下着デザイナーという共通する物が会ったため「マイ・サン」と呼ぶまでに親しくなる。
- 当初は両頬に瘤が出来ており日本にはその瘤をとる為に来日した。
- 妻はアル中で同行してきた息子のマイケルをジュチに殺害されたりと最後の方ではかなりひどいめにあっていた。
- 後に病気で亡くなるが、その棺にアレキサンダーの手によって爆弾を仕掛けられる。
- マイケル・コルレオーネ(ソニー・コルレオーネ)
- ロベルトの凶暴な息子。ジュチに殺害され遺体はコンクリート詰めにされた。
- パーミラ
- ロベルトの本妻。常に死と隣り合わせの生活を送る夫や息子と心配する余り酒に溺れ、アルコール依存症になってしまった。息子の死を聞くと服毒自殺を図ってもいる。
[編集] フランス
- ペペル・モッコリ
- パリ一の大盗賊で窃盗団のボス。
- ナディンヌ
- 男の心を盗むことに長けた美貌の女。パリに来ていた山本も被害に遭っている。
- ファルコン
- ダイヤを奪うために秋野をさらう。ボスの隠し子。
- ピロル
- ファルコンの部下。ホモ。
[編集] アメリカ
- ビトー・アレキサンダー(アレクサンドロス3世、外見はマイケル・コルレオーネをモデルにしていると思われる)
- アメリカン・マフィアのボス。コルレオーネの葬式を利用して、アメリカ各地のマフィアのドンを殺害し権力を握った。コロンビア・マフィア、チャイナ・マフィアのボスも従えておりロシア・マフィアを制圧して核ミサイルを手に入れようとしていた。
- 人外のものに守られており正面からの攻撃はいかなるものでも通用しない。そのため「神に守られた男」の異名を持つ。
- 表向きは豪華客船のオーナーとして来日し日本のヤクザたちに軍門に下るように威圧した。唯一、応じた静也を信用し生倉の用意したビルで羽を伸ばそうとするがそこで静也の裏切りを知り激怒。持ち込んでいた核爆弾を使って東京を壊滅させようとした。ビショップ、ジェネラル、ウィザード、スペルエンペラーの四天王を率いて日本極道界の制圧に動いたが、新撰組と鬼州組の力の前に敗北した。最後にはゴール島の脱出不可能な穴の中に落ちてしまうが、今も生きているのかは不明。
- ビショップ
- ファミリーのビッグ4の一人でワシントンを取り仕切る。資金洗浄を担当し銀行を4つ所有する最も忠誠心の厚いアレキサンダーの右腕。戦いの中で片腕を無くしてしまうがゴール島の最終決戦の再には重度の放射能の塊である「死のW盃」を使い全員を皆殺しにしようとした。
- ジェネラル
- ファミリーのビッグ4の一人でテキサス州を取り仕切る。私設軍隊を持っている。マッサーカのロケット砲で体に大穴を開けられた状態でもまだ生きていたが、最後は龍宝に止めを刺される。
- ウィザード
- ファミリーのビッグ4の一人でシカゴを取り仕切る。ジョン・ロンによく似た風貌だがその正体は美女の血を飲んで若さを保つ吸血鬼。ヤクザのなかで唯一、アレキサンダーの軍門に下ってきた静也を疑いつけ狙う。サンシャインビルの屋上から転落しても生きているがそこに通りかかったのがバンパイア破りの血を持っている馬場花子であった為、逆に老化して弱体化してしまった。捕らわれた理江の血を使って復活しようとしている最中に静也に殴られ再起不能になる。
- スペルエンペラー
- ファミリーのビッグ4の一人でロサンゼルスを取り仕切る。毒物に精通し敵を攻撃するときには鎧を着て単独で行なう。新鮮組本部を襲撃し龍宝に重傷を負わせるなど恐るべき戦闘力を持つ。医者の資格をもっており温泉の湯をなめただけで成分を言い当ててしまうほどにその腕前は正確。生倉の娘の豊美と恋人関係になりその縁で生倉のことは「お父さん」と呼んでいた。
- オリパー・ハーン(オリバー・カーン)
- 核実験場ゴール島の責任者。通称:ゴール島守護神。戦闘力は高いが頭は悪い。語尾に「オリ」を付ける。
- クロード
- 愛倫の元夫。借金返済のため実の息子を使い狂言誘拐を謀ったことで離婚させられる。その後ラスベガスでアレキサンダーに拾われていた。妻子を忘れることが出来ずマフィアを裏切ったためビショップに殺される。
[編集] ロシア
- イワン雷帝 (イヴァン4世)
- ロシアンマフィアのボス。
- ラスプーチンやドストエフスキーといった部下達を使い、FBIに潜入させていたアニーを使うなどして、新鮮組を助けていたがそれはアレキサンダーをつぶす為であり、静也はその野望を見破りその後で完全にマフィア勢力を叩き潰した。
- 最終的に静也に操られたラスプーチンによってグレネードを投げられて死亡。登場したその回であっさりお役御免となった。
- ラスプーチン (グリゴリー・ラスプーチン)
- ロシアンマフィアのスパイ。
- 敵を欺くために自分自身に催眠術をかけ様々な愚者のキャラクターを演じている。
- 催眠術により秋野を操り暗躍していたがその特性を知った静也によりドストエフスキーと数名の部下及びイワン雷帝の暗殺に利用されてしまい直後に射殺される。
- ドストエフスキー (フョードル・ドストエフスキー)
- 日本への麻薬の密輸出に新鮮組を利用するが後から静也に麻薬を送り返され報復のために取引に利用していた肘方の美術館を爆破。
- 静也に操られたラスプーチンにより共に来日したていた部下達と共に殺害される。
- カラマーゾフの兄弟 (カラマーゾフの兄弟)
- ドストエフスキーによって対新撰組の秘密兵器として呼び寄せられたが、たいした活躍も出来ずにラスプーチンによって殺されてしまう。
[編集] 上海
- 孫虚空(孫悟空)
- 法の裁けぬ悪を裁く「上海殺技団」の首領。
- 海腐に頼まれ師匠として孫子の兵法など様々なことを龍馬に伝授した。海腐の剣の師匠でもある。
- 琳琳
- 孫虚空の孫娘。
- 驚異的なほど柔軟な体を持つ挌闘家。龍馬に好意を持つ。
- 猛角(孟獲)
- 有名な泥棒。
- 何度も龍馬に捕まるが、そのたびに許されたことで心酔し部下となる。
- 牛金(牛金)
- 政府の高官とも繋がりのある大富豪。
- 少女を誘拐してはチャイルド・ポルノに売り渡していた。上海殺技団に成敗される。
- 董卓・張角(董卓・張角)
- 共にマフィアのボスでお互いに対立している。
- 張角は上海に潜伏していた異蔵を使い董卓を始末させるが、自身も異蔵の口封じを狙ったため逆襲にあい殺される。
[編集] 独立組織
- 草加千兵衛(久坂玄瑞)
- 少数精鋭で新鮮組と渡り合う草魔会の会長。
- 勇足の時代には東京戦争と呼ばれる大抗争を起こした。この際はあまりの被害の多さに新鮮組が一方的に終結宣言を出している。しかし新たに起こした抗争では新鮮組の反撃でほぼ壊滅、手打ちを望むが静也の妹・静子と付き合っていた手下の岡倉正宗を始末したため手打ちは流れ、さらに怒りに狂った静子に殺される。
- 岡倉正宗
- 静也の妹・静子の同級生で交際相手。
- 剣道の試合中事故で対戦相手を殺してしまう。その後人柄が一変し札付きのワルとして各組事務所が争奪戦をしていた。母親が病気で、治療費を出した草加の草魔会に入る。新鮮組との抗争で個人的にも恨みがあった静也を狙うが手打ちの障害になると考えた草加に始末される。
- 市日一善 ("一日一善")
- 6大組織のひとつ、横浜の市日会総裁。
- 基本的に穏健派であり、静也の新鮮組とは友好関係にある。彼の死が新鮮組と鬼州組の最終決戦の引き金となる。
- 市日鉄郎
- 市日会2代目総裁。
- ケーキ好きのお人よしで優柔不断な性格から部下達から軽く見られている。理事長の氏村・オジキ筋の金原に謀殺される。
- 氏村泰造
- 市日会理事長。氏村組組長。鉄郎に失望して金原と共謀して失脚を企む。それを静也に見抜かれ窮地に陥るが鉄郎に許される。しかし、再び裏切り鉄郎を謀殺し組の跡目に名乗りを上げた。激怒した静也が乗り込んでくるのを見越し鬼州組を後ろ盾につけるが新鮮組の客分だった斉藤に射殺された。
- 金原
- 市日一善の弟分で金蠅組組長。
- しかし2代目に頼りない鉄郎が就任すると、同じく鉄郎に不満を持つ市日会理事長の氏村と組み、シマの一部を割譲することを条件に彼を殺害する。その後証拠隠滅を図る氏村に殺された。
- 高杉金作(高杉晋作)
- 6大組織のひとつ、九州の馬牛組組長。
- 昔かたぎなヤクザらしいヤクザ。白藤竜馬の九州侵攻の際若頭の高取にクーデターを起こされ失脚する。後、復帰のため竜馬を襲うが失敗した。
- 月野輪熊
- 6大組織のひとつ、北海道の月野一家総長。
- 函館晴々会の榎本により引退に追い込まれる。
[編集] 警察
- 馬場道山(斎藤道三)
- 歌舞伎町警察署の刑事。通称マムシの道山。
- 馬場花子の兄で、静也の正体を知っている。妹の花子を溺愛しており、登場初期は妹が思いを寄せる静也を警戒していた。静也個人と微妙な協力関係にある。
- 副社長に静也の正体を教えた本人であるが、その一方で静也が畜生道に堕ちて欲しくないとも思っている。
- 案条太郎
- 馬場の部下。後に馬場の妹花子と結婚する。
- 会社に復帰して若い社員と飲み歩いている花子の事を心配している。
- 安藤平造(長谷川平蔵)
- 大阪から栄転してきた警視庁の警視。通称鬼平。
- 大阪戦争において海腐を塀の中に叩き落した男として極道に恐れられる。
[編集] FBI
- アニー・ホールド
- 金髪美女のFBI捜査官(後にロシアンマフィアと繋がっていたスパイと自ら打ち明ける)。
- 龍宝に好意を持っていた。龍宝からのデートの誘いが静也の策略だったことを恨みロシアンマフィアの壊滅後も二人を殺害しようとしたが返り討ちに遭い死亡。
- ダグラス・マッサーカ(ダグラス・マッカーサー)
- FBI特殊工作部隊司令官。アレキサンダーを激しく憎悪している。射殺しようとするが失敗し錯乱状態となって強制的に帰国させられた。スパイ摘発チームに降格されアニーを逮捕するために再来日するが返り討ちに遭いあえなく死亡する。
[編集] その他
- 理江
- 銀座のナンバー1のホステスだった女で、鳴戸の頼みにより静也の初めての女となった。
- その後は静也の愛を勝ち取ろうと色々努力するものの、結局秋野に勝つ事が出来ず、その事を逆恨みして一時は静也の敵に回った事もある。
- 海外に出て行った鳴戸に一時同行していたが、今では日本で小料理屋を経営している。
- その描写が出てからはしばらく登場していなかったが、静也が別れをつげにきた際に再び登場した。店は上手く行っていない模様だがそれが自分の料理のひどさにあるとは気がついていない。
- 野口
- 秋野の元婚約者。
- 海外留学から帰り次代結婚する約束だった。しかし留学先で挫折し、帰国。その後理恵に入れあげるが、静也に止められる。医者だった父に恩義を感じている泥沼に理恵を手に入れるため静也を消すよう頼む。
- 安木辰夫
- 極道界の死の商人。
- 新鮮組と鬼州組の双方に武器を売っている。
- 海腐彩子
- 海腐の一人娘。
- 最初は静也の事を組の若い衆と間違えて親しくなり後に一目ぼれした。その事がきっかけで東京まで静也を追いかけて生倉に100円で売り飛ばされかけた事もある(静也に助けられた)後に妙の画策もあったが静也とは相思相愛になるものの、あくまで新鮮組との闘いにこだわる海腐の手で連れ戻され、その後は北海道の教会での修行を経た後でシスターとして再登場、大村の命を受けた異蔵に人質として利用されてしまった。
- マフィアの薬物催眠により影虎でさえも止めることができない状態に陥った海腐を正気に戻したこともある。
- それ以来北海道でシスターをしていたが海腐が新鮮組との決着をつける為に流した死亡のニュースを見て、葬儀の席に久々に姿を現した。富士山麓の葬儀に出られない事に少し疑問を抱いている。その後は函館の最終決戦に現れ父の遺体を引き取った。
- 星撫子
- 斎藤の彼女である女性。
- お世辞にも美人とはいえず、はっきり言って馬場花子に負けず劣らずのブスなのだが斎藤からは自分が死んだ時に唯一泣いてくれそうな女として本気で愛されていた。
- 最初は少女漫画家志望の女性として登場したが作品がヒットして一流漫画家の仲間入りを果たした。身寄りの者がいない斎藤の喪主となり葬儀を気丈に勤め上げた。
- あえぎ声で鳥を落とす事が出来る。
- 静子
- 静也の腹違いの妹で、女で有りながら静也の凶暴な部分だけを切り取ったかのような凶暴な性格を覗かせることがある。元は岡倉正宗の恋人として登場したが、その当時からかなりの凶暴な性格であった。その後正宗にそっくりなホストのマサシとの交際を経て異蔵の妻となるが、逃亡先の上海で出産の時に脳の血管が破裂して病に倒れ、記憶を無くして龍馬を夫だと思い込んでしまう。記憶はなくしても凶暴な人格は健在である。異蔵の手引きによりマニラのM機関なる暗殺組織に行き、異蔵と共に凄腕のアサシンとして龍馬をガードしている。龍馬のことは神と呼んだりするなど依存度が深くなっている模様。しかし、異蔵と共に、骨手牛率いる、親衛隊組織に銃弾を浴びてしまい、絶命した。
- 法王幻一郎(法王)
- 葉山に邸宅を構えている元法務大臣。
- 海腐曰く「魔除けの札を持つ妖怪」。警察勢力に隠然たる力を持ち新鮮組と鬼州組の最終決戦を警察が介入しないように圧力を掛けている。本人曰く新鮮組と鬼州組との戦いを誰も止めないのは「ヤクザ勢力の存在を望まない天の意思が存在している」という。だが一見しただけではただの女好きの変態ジジイにしか見えない。
- 最後はメモリーチップを狙った龍馬の命令で異蔵に暗殺された。
[編集] ゲストキャラクター
- 黒岩(ビッグマグナム黒岩先生)
- 凡野平太郎(凡人組シリーズ)
- アッカーマン(怪人アッカーマン )
[編集] テレビドラマ版
1994年10月21日~1995年3月17日に日本テレビ系列で放映。全19回、平均視聴率13.4%。1995年9月23日に「静かなるドンRETURNS」、1996年に「静かなるドンFOREVER」としてスペシャル版が放映。
- 番組開始時のキャッチフレーズは「昼は3枚目、夜は3代目」。
- ヤクザドラマというよりヒーロー番組的な作りになっている。キメ台詞は「俺を本気で怒らせたな!」。
- 原作、オリジナルビデオ版と異なる点は、静也が猪首以外の新鮮組幹部には全て敬語で話す、秋野が静也の正体を気付く場面が異なるなどがある。
- 当作品を最後に、「太陽にほえろ!」から続いた日本テレビ金曜8時連続ドラマ枠は終了した。
[編集] キャスト
- 近藤静也:中山秀征
- 秋野明美:石田ゆり子
- 近藤妙:野際陽子
- 鳴戸竜次:鹿賀丈史
- 猪首硬四郎:阿藤快
- 生倉新八:なぎら健壱
- 肘方年坊:成瀬正孝
- 沖田寝多:須藤正裕
- 坂本健:美木良介
- 沢木全次郎:平泉成
- 大久保竜造:宍戸錠
- 川西部長:石倉三郎
- 逃野:松澤一之
- その他レギュラーキャスト:長谷部香苗、岩本宗規、高橋夏樹、樋口靖
- 近藤勇足&OPナレーション:小林完吾
- 蛭田部長:藤タカシ
- プリティ専務:石山雄大
- 理江:荒井乃梨子
- 沖田の妻:響野夏子
- 坂本龍子:石田ゆり子
[編集] スタッフ
- 制作…日本テレビ
- 企画…鈴木光、小杉善信
- プロデュース…田中芳樹、山本勉
- 原作…新田たつお
- 脚本…西岡琢也、岡芳郎、柏原寛司、峯尾基三、深沢正樹、小野喜世仁、江守洋、江頭美智留、井上淳一、古内一成
- 監督…長谷部安春、成田裕介、鈴木元、藤得悦、伊藤裕彰
- 音楽…大内義昭
- 技斗…高瀬将嗣
- カースタント…カースタントTAKA
- ガンエフェクト…BIGSHOT
- スタジオ…にっかつ撮影所
- OPタイトル…ケネックジャパン
- 技術協力…ビデオフォーカス
- 協力…ワコール、東京コンドルタクシー
- 制作協力…トライアーツ
- 製作著作…光和インターナショナル
[編集] 主題歌・挿入歌
- 主題歌 - 桑田佳祐:「祭りのあと」(ビクタータイシタレーベル)(スペシャル版のみ桑田佳祐ライブ映像)
- 挿入歌 - 衛藤利恵:「天使の微笑」
[編集] サブタイトル・ゲスト
- 極道サラリーマン誕生!!
- ゲスト:福田佳弘
- 新鮮組三代目総長の初仕事
- 狙いはパンティー
- 三代目の身代金
- 総長の天国と地獄
- 三代目の怒り爆発
- 三代目のキスの味
- 宿敵!鬼州組四代目登場
- ゲスト:ハント・ケーシ、藤岡大樹
- 激突!新鮮組VS鬼州組
- ゲスト:ハント・ケーシ、藤岡大樹、影山英俊
- 三代目の花嫁候補
- 三代目の正体は?
- 秋野さんがレイプされた!?
- 三代目のバニーガール攻撃
- 一発勝負!三代目のお受験
- 三代目が買った1億円の指
- 美女と野獣!恋の落とし穴
- ゲスト:木村栄、島村佳江
- 三代目の禁じられた…キス
- 命がけの恋!お前だけが死ぬ程好きさ
- 俺を本気で怒らせたな!三代目、最後の大暴れ!!
[編集] 映画版(2000年)
[編集] キャスト
- 近藤静也:香川照之
- 秋野明美/坂本久美:喜多嶋舞
- 鳴戸竜次:長谷川初範
- 猪首硬四郎:倉田保昭
- 生倉新八:石井愃一
- 肘方年坊:市川勇
- 沖田寝多:飯山弘章
- 川西部長:笹野高史
- 逃野:伊藤洋三郎
- 坂本健:川野太郎
- 海腐雄二:池田成志
- 節内恋心:川島なお美
- 新大久保打蔵:ばってん荒川
- 都通激:畑山隆則
- 毛締目:塚本耕司
[編集] 映画版(2009年)
[編集] キャスト
ほか
[編集] オリジナルビデオ版
1991年~2001年まで映画版を間に挟む形で12作品、「新・静かなるドン」としてリニューアルされたものが1997年~1998年で6作品出ている。前者のキャストは大半が映画版と同じである。
[編集] キャスト(旧版)
- 新鮮組
- 近藤静也:香川照之
- 鳴戸竜次:長谷川初範(2~4・7~10巻・MOVIE)
- 猪首硬四郎:倉田保昭
- 沖田寝多:飯山弘章
- 生倉新八:石井愃一
- 生倉志乃:美咲レイラ(6~12巻)
- 肘方年坊:市川勇
- 川地(肘方組No.2):飯田浩幾(2~12巻・MOVIE)
- 山波敬介:相原ひろし(1~10巻・MOVIE)
- 山波敬介:大高洋夫(11・12巻)
- 胴堂平助:新富重夫(1~10巻)
- 胴堂平助:大高洋夫(MOVIE)
- 胴堂Jr.:正名僕蔵(11・12巻)
- 原田左巻夫:深沢猛(1~6・8~10巻)
- 田原(原田組代理)→原田:荒木優樹(7~12巻・MOVIE)
- プリティの面々
- 鬼州組
- 牛成会会長:力也(2巻)
- 芹沢鴨次:長江英和(3巻・MOVIE)
- 鬼斬一(芹沢配下):二家本辰巳(3巻)
- 天王寺:工藤俊作(5・6巻)
- 山野穴太:大阪百万円(5・6巻)
- 坂本鬼美:左幸子(6~8巻)
- 万間(海腐配下):井沢弘(7巻)
- 暁紅子:横須賀蓉美(8巻)
- 乗松(海腐配下):山田充(9・10巻・MOVIE)
- 毛締目(海腐配下):塚本耕司(MOVIE・11・12巻)
- ヤン:武発史郎(12巻)
- 春風宮美江:神保美喜(12巻)
[編集] キャスト(新版)
[編集] その他
- 中山秀征は1998年公開の「あぶない刑事フォーエバーTHE movie」に立てこもりのヤクザ役で特別出演。近藤の着ていた白のスーツを着ており、腕には「あきの命」という刺青が描かれていた。新鮮組は解散して一人になり秋野を探していた途中に、立てこもりに入ったらしい。
[編集] 脚注
- ^ 原則1万人だが、新鮮組が圧倒的優位の状況では「組員は3万人に迫る勢い」と言う台詞がある。
| 日本テレビ系 金曜20時台 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
|
静かなるドン
|
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|
||||||||
最終更新 2009年12月3日 (木) 13:16 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【静かなるドン】変更履歴


