GTO (テレビドラマ)
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『GTO』(ジーティーオー)は、藤沢とおるの漫画『GTO』を題材としたテレビドラマ作品。実写映画版に関してもここで扱う。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
目次 |
[編集] 概要
1998年7月7日-9月22日、関西テレビ・フジテレビ系列(火10ドラマ枠)にて放映。関東地区の視聴率は最終回で35.7%を記録した(ビデオリサーチ調べ)。
1998年12月にテレビドラマシリーズの総集編として放送された。沖縄では2000年に放映(当時沖縄テレビでは火曜10時に日本テレビの土曜9時枠ドラマを放映していたため、2007年4月から同時ネット)。
関西テレビプロデューサーの安藤和久をはじめとするスタッフの「原作よりもシリアスな学園ドラマにする」という製作方針により、原作とは部分的に設定を改変。舞台を中学校ではなく高校に変え、さまざまな規則で生徒を縛り付ける学校に対する問題提起や鬼塚と冬月の激しい確執と和解を軸にしている。ただし、原作のコミカルな要素も盛り込まれており、コメディーとしても楽しめる。
GTOドラマスペシャルや映画版の後もテレビドラマとして新シリーズが計画されていたと言われる。しかし、同じ講談社の写真週刊誌「フライデー」が反町隆史について素っ破抜き記事を掲載し、これに反発した反町の所属事務所である研音と講談社の関係が急速に悪化、その煽りを受ける形で本発表寸前まで行きながら立ち消えになったという[要出典]。
本作で主人公・鬼塚英吉を演じた反町隆史とヒロイン・冬月あずさを演じた松嶋菜々子は、このドラマでの共演をきっかけにして、1999年11月に交際を始め、2001年2月に結婚した。
放送当時、各アイドル雑誌で特集されたが、近代映画社の『近代映画』だけ特集しなかった。
[編集] あらすじ
元暴走族のリーダーで昔湘南に君臨した鬼塚英吉(25)は湘南の高校を中退後、大検を受け三流大学の優羅志亜(ユーラシア)大学に入学し、7年かけて卒業した。彼は高校教師になるのが夢。しかし実際は教育に熱心することはなく、女子高生とつき合えるし、楽しく生きていけるし、ただ単に教師になりたいからという理由であった。そんなある日、鬼塚が普段通りにアルバイトをしていると鬼塚の親友で警察官をしている冴島龍二が私立高校・武蔵野聖林学苑の教員募集のパンフレットを持ってきた。千載一遇のチャンスとなった鬼塚は応募し聖林学苑の面接に向かうが、面接官の内山田ひろし教頭と学年主任の中丸浩司からは邪険な扱いをされた挙句、退学させられた生徒に対する内山田の態度に腹を立て、飛び蹴りを食らわす。
しかし、そんな無茶苦茶だが目先の理屈よりも「ものの道理」を通そうとする彼の行為に武蔵野聖林学苑の理事長・桜井あきらが目をつけ、ある事情を鬼塚に明かして採用する。その事情とは、武蔵野聖林学苑は伝統ある自由な学苑だと思われているが、内情は、イジメ、登校拒否、暴力などの問題だけでなく、生徒や先生たちにも問題があるなど様々な複雑な問題を抱えており、桜井はそういう事態を力ずくでぶっ飛ばせる教師は鬼塚しかいないと思い、彼を非常勤として採用したのだ。
桜井は、この無茶苦茶な鬼塚が様々な問題に真っ向からぶつかり、豪快な力技で解決してくれることに一縷の望みを託したのであった。
[編集] 登場人物・キャスト
[編集] 主要人物
- 鬼塚英吉 - 反町隆史
- 主人公。日本史担当の教師。通称「GTO」(Great Teacher Onizuka)。元暴走族のリーダーで、神奈川の暴走族2000人を1人でまとめ上げたという伝説を持つ。
- 親友・冴島龍二が持ってきた、私立高校・武蔵野聖林学苑の教員募集のパンフレットを見て、それに応募。面接当日の破天荒な振る舞いから不採用にされそうになるも、その姿を見た武蔵野聖林学苑の理事長・桜井あきらにより、様々な問題を抱える聖林学苑の解決と未来を託され採用される。
- 結託して教師を脱落させるためのイジメをしている2年4組の担任となり生徒と対立、嫌がらせを受けるが、彼らの抱えている苦悩や学苑全体を巻き込むトラブルと向き合い、自分を忌み嫌う内山田を筆頭とする教職員達の様々な攻撃を突破してゆく中で生徒達からの信頼と人望、そして冬月からの信頼も徐々に得ていく。
- 冬月あずさ - 松嶋菜々子
- ヒロイン。英語担当の教師。スチュワーデス志望だったが、就職氷河期のせいもあって夢破れたため、教師になった。生徒には人気があり、保護者への対応はそつがなく、信頼も厚いマドンナ教師という“表”の顔を持つ。しかし、その実態は教育に対する理想や理念などゼロで、教師をただのつなぎのお仕事としてしか考えていないOL教師だった。終盤、教師の仕事をしつつ、スチュワーデスの臨時採用試験を受け、見事合格し、夢であったスチュワーデスの職に就き、教師兼臨時スチュワーデスとなった。当初は鬼塚の言動がまったく理解できなかったが、生徒の気持ちを本当に考える熱意によって、次第に鬼塚の一番の理解者となった。アフター5はパチンコ屋に入り浸りなほどのパチンコ好き。好きな男性芸能人は竹野内豊。そのため自宅には竹野内豊のポスターが貼られている。最終回で「GTF」(Great Teacher Fuyutsukiの略)という通称名がつけられた。
- SPで鬼塚と交際し、別れを切り出そうとするも、終盤、鬼塚のとんでもない行動を止めようと決死の末海に飛び込むも後に海に飛び込んだ鬼塚に救われたことと、鬼塚の反省に触れた父が認めたことにより、鬼塚と結婚を果たした。鬼塚との結婚後は竹野内豊ファンを辞めたため、竹野内のポスターが無くなっている。
[編集] 武蔵野聖林学苑教職員
当初は鬼塚のことを忌み嫌っており、2年4組の生徒たちが鬼塚によって更生していくと次々と裏切られていき、終盤、(藤富を除き)内山田の味方となってイジメをして鬼塚を解雇することに成功するが、最終話で藤富と鬼塚の一番の理解者となった冬月の熱弁により改心・更生する。
- 中丸浩司 - 近藤芳正
- 学年主任で理科教師。内山田の腰巾着でもある。自分では何も意見を言えずに人の意見に便乗ばかりしていた。次期教頭として候補に挙がっていたが辞退。SPでは冬月の紹介で冬月の友人であるみゆきと結婚することになった。
- 小谷宏子 - 円城寺あや
- 国語教師。ヒステリックな言動で教え子や同僚の教師にも嫌われている。女子生徒を標的にした受験科目に関係のない茶道や華道や裁縫など、家庭科のような授業を教えて自分がいつまでたっても結婚できない憂さとストレスを発散しており、女にとって一番幸せなのは「好きな人と結婚して、夫に尽くすことだ」と言っている。野村朋子がオーディションを受けることを許可しようとした際に発言しているが、実際は結婚はしていない。結婚相談所のパンフレットや生徒の没収品が職員室の自分の机の引き出しの中に入っている。
- 藤富誠 - 沼田爆
- 古文教師。最終話で内山田の校長昇進に伴い次期教頭を辞退した中丸先生の指名により教頭に就任する。教頭に就任するまでは「すいません」が口癖で、生徒にも教師にも気を遣いすぎて、ストレスにより鬱病に慢性疲労、狭心症、高血圧を患っている。教職員の中では一足先に鬼塚を信頼するようになる。第3話からの登場。
- 袴田はじめ - 小林正寛
- 体育教師。運動神経は抜群で時には熱血的になることもある。冬月に想いを寄せており、冬月を巡っては勅使川原と衝突する。金八先生に憧れている。
- 勅使川原優 - 井田州彦
- 東京大学卒の数学教師。冬月のストーカー。夜は塾の講師をしている。父と兄は文部省(文部官僚)で文部官僚志望であったが、国家公務員試験に落ちたため教師になった。勅使川原も冬月に片想いしており、袴田と冬月を巡って衝突をする。父を尊敬している。
[編集] 武蔵野聖林学苑2年4組生徒
表面的には男子も女子も真面目な生徒の揃ったクラスに見えるが、実際は男子と女子が共に結託して担任教師を脱落させるためのイジメをしている。しかし、鬼塚が聖林学苑に赴任したことによって、非常識な鬼塚の活躍により更生していき、鬼塚を信頼するようになる。SPでは3年4組に進級している。
- 水樹ナナコ - 希良梨
- 両親が金持ちで裕福であるが、家では互いに別々の生活をしており、家庭内別居状態であった。鬼塚によって家庭内別居問題を解決してもらって以降、鬼塚と友達となり、いつも一緒にいる。下着姿になって鬼塚を誘惑したこともある。
- 村井国雄 - 池内博之
- 教師イジメの参謀。成績優秀でスポーツ万能。クールな性格である。母はトラックの運転手、父は暴走族「暴走天使」の3代目の総長であったが、国雄が生まれてすぐバイクの度胸試しで亡くなっている(鬼塚と冴島も「憧れの人」と言い、彼の遺品を見てはしゃいでいた)。当初は父の事を憎んでおり、悪口を言っていたが、鬼塚によって父の悪口を言う事をやめて教師イジメをやめ更生して改心する。
- みやびに好意を寄せているような節があり、SPではみやびと付き合っている。
- 渡辺マサル - 山崎裕太
- 鬼塚にケンジと共にカツアゲをしたり、ナナコとケンジと共に鬼塚をはめるが失敗。以後鬼塚と共に友達としている。
- 依田ケンジ - 徳山秀典
- 鬼塚にマサルと共にカツアゲをしたり、ナナコとマサルと共に鬼塚をはめるが失敗。こちらも以後鬼塚と共に友達としている。
- 菊池善人 - 窪塚洋介
- 2年4組きっての秀才。教師イジメの黒幕(リーダー)。パソコンで鬼塚のいかがわしい破廉恥なSMの合成写真を作り鬼塚を罠にハメて陥れようとして問題を起こす。「高校なんか東大入るためのリハーサル」と言っていたが、鬼塚の熱弁により考えを改める。以後、教師イジメをやめ鬼塚の理解者となる。
- SPで朋子と遠距離恋愛していることが判明。
- 相沢みやび - 中村愛美
- 2年4組きっての問題児。教師イジメの中心であり、母は教育評論家でPTAの会長。昔付き合っていた猛が大人達によって殺されたと思っており大人を信用しなくなる。都内で一番偏差値の高い神南学園の成績トップ者である藤堂真一によって騙されたときに鬼塚に助けられた事から鬼塚を担任と認め、教師イジメをやめ再び大人を信用するようになる。朋子とは小学校の頃からの友達。
- 国雄に好意を寄せられているような節があり、SPで国雄と付き合っている。
- 野村朋子 - 黒田美樹
- 愛称はトロ子。鬼塚によってアイドルオーディションを受けさせられるが、芸能プロダクションの社長によってスカウトされ、沖縄にある養成スクールに入るため聖林学苑を中退する。みやびとは小学校の頃からの友達。
- SPで菊池と遠距離恋愛をしていることが判明。
- 吉川のぼる - 小栗旬
- みやびや知佳子やえりかを中心にイジメを受けていた。聖林学苑の朝会で根性を見せイジメから解放される。鬼塚とは友達。怖い話を思いつくのが得意。
- SPで年上の女子大生と付き合っている事が判明。
- 大島知佳子 - 白川みなみ
- 父は教科書を販売する営業マン。みやび、えりかと共に援助交際詐欺をする。一時は退学させられそうになるが、えりかと共に学校に行けるようになる。
- 月島えりか - 林知花
- みやび、知佳子と共に援助交際詐欺をする。一時は退学させられそうになるが、知佳子と共に学校に行けるようになる。
[編集] 内山田家
[編集] 鬼塚と冬月の友人
- 冴島龍二 - 藤木直人[1]
- 鬼塚の親友で警察官。階級は巡査。鬼塚と同じ元暴走族。鬼塚とは普段は口ゲンカ仲間だが、時には鬼塚をサポートする一面もある。
- 名前は原作での鬼塚の友人・冴島俊行と弾間龍二からとっている。
- 夏目みゆき - 木村多江(第2・5・9・12話)
- 冬月の友人で客室乗務員。準レギュラーとして度々登場。SPでは冬月に紹介された中丸と婚約する。
[編集] その他
- 村井つばさ - 村上里佳子(第6話)
- 村井国雄の母でトラック運転手。夫の死後は、トラックの運転手をしながら国雄を女手一つで育てる。未亡人でシングルマザー。
- 相沢麗子 - 田島令子(第7・8・11・12話)
- 相沢みやびの母。インテリで嫌味な性格。武蔵野聖林学苑のPTA会長であり教育評論家、ワイドショーのコメンテーターでもある。
- 藤堂真一 - 原田篤(第9話-)
- 都内で一番偏差値の高い高校・神南学園の生徒で成績優秀者。
[編集] 武蔵野聖林学苑管理職員
- 内山田ひろし - 中尾彬
- 武蔵野聖林学苑の教頭。鬼塚を面接した直後に元生徒に暴言を吐いたため、跳び蹴りを食らわされる。鬼塚の非常識な行動などが気に入らず鬼塚を解雇したくてたまらない。挙句の果てには妻・良子や娘・好子には煙たがれ状態であり、家庭内は複雑。好子が鬼塚に惚れていることを知り、嫉妬している。
- 夢は自らが望む理想の教育論で、昔は温厚で理想主義的者であったが、いつの間にか自己保身が強く、短気で頑固な人間になってしまい、そのせいで校長になって理想の教育論を望む夢へと変わってしまった。愛車はメルセデス・ベンツ 190E。[2]そのベンツは鬼塚によって破壊されている。最終話で聖林学苑が神南学園によって吸収合併の危機に陥った際、騙されていたことに気づき、教師を辞めて転職することを考えていたが、あんなに自分を煙たがっていた良子と好子が突然教師として認めたことにより改心・更生し、教師を続けていくこと決意する。また、鬼塚が開催した楽しい学園祭に感動し、自分も楽しい学園祭は初めてであることを告白し、鬼塚を多少は認めるようになった。そして桜井が理事長専任となることに伴い夢であった校長に昇進。理想の教育論の夢を実現している。
- ちなみに中尾は、原作『GTO』の前身の作品『湘南純愛組』のVシネマ版において、鬼塚の高校の毒大時校長役を演じている。
- 桜井あきら - 白川由美
- 武蔵野聖林学苑の理事長兼校長。元々は理事長専任だったが、前任の校長が辞めたことに伴い、校長を兼任している。数々の問題を抱える武蔵野聖林学苑の未来を変える可能性を鬼塚に感じ、非常勤として鬼塚に全てを託して採用する。
- 温厚で理想主義的者で、鬼塚や冬月のよき理解者だが、善意の目的のためなら時折残酷に変貌して適切だが退学などの処分・結論を下すことすらある。趣味の一環として昼は学苑内で売店を開き商売をしている(但し、同一人物にならないよう、自分とは別人ということにしている)。最終話で聖林学苑が神南学園によって吸収合併の危機に陥った際、解雇されたが後に復帰。そして再び理事長専任となり、理想の教育論を望む内山田を校長に昇進させて託す。双子の妹・さくらは聖アカデミー学園の理事長を務めている。孫がいる。
[編集] ゲスト出演者
- ガダルカナル・タカ(第1話)
- 菊池均也(第1話)
- 三又忠久(第1話)
- 山崎まさや(第1話)
- ナナコの父 - 下塚誠(第1話)
- ナナコの母 - 姉崎公美(第1話)
- 村井の父 - 岡本光太郎(第1・6話)
- 菊池の母 - 大塚良重(第2話)
- 山崎満(第2話)
- デビット伊東(第4話)
- 柳ユーレイ(第4話)
- 朋子の父 - 田口主将(第4・9話)
- 朋子の母 - 曽川留三子 (第4・9話)
- 大島卓三(知佳子の父) - 高橋克実(第7話)
- 山田(卓三の部下) - 水谷あつし(第7話)
- 亀山助清(第8・11話・SP)
- 酒井麻吏(第8・11-12話)
- 玉木宏(第10話)
- 藤堂真人(真一の父) - 篠井英介(第10-12話)
- 看護婦 - 江角マキコ(第11話、友情出演)
- 神村(神南学園理事長) - 北見敏之(第11-12話)
- 剛たつひと(第11-12話)
- 沼崎悠(第12話)
- ト字たかお(第12話)
- てらだちなつ(第12話)
また、ドラマ内で登場するゲームセンターのシーンの格闘ゲームでは俳優の代わりに週刊ファミ通の編集者がプレイしている。エキストラとしても出演している。
[編集] 各話あらすじ
- 第1話
- 元暴走族の鬼塚英吉は東京・吉祥寺の有名進学校・武蔵野聖林学園の教師として採用され、2年4組の担任を命じられる。しかしそこは生徒による陰湿な担任いじめにより何人も担任が変わっているという問題学級だった。赴任した当日、鬼塚が帰宅するとクラスの女子生徒・水樹ナナコが涙を浮かべてアパートの階段に座っていたが、実はナナコは昨日鬼塚にカツアゲした2人組の渡辺マサルと依田ケンジの仲間で共に鬼塚を罠にハメたのだがナナコは誰にも言えない秘密を抱えていた。
- 第2話
- 学園内に鬼塚の破廉恥な合成写真が貼り出される。犯人は鬼塚のクラスの男子生徒で学年一の秀才・菊池善人だった。IQが高く様々な能力に秀でていることを鼻にかけ教師を見下す菊池に対し、鬼塚はある行動に出る。
- 第3話
- 吉川のぼるは、クラスのボスである相沢みやびたちから陰湿ないじめを受けていた。過激なやり方でみやびたちを懲らしめた鬼塚だったが、みやびたちはそれを逆手にとり学校にある要求をつきつける。
- 第4話
- みやびの扇動により、2-4生徒たちは鬼塚の授業をボイコットし始めた。さらにみやびは幼なじみの野村朋子を使い、鬼塚を一層追いつめようとする。一方鬼塚は朋子をオーディションに出場させようとするが、国語教師・小谷宏子は猛反対する。
- 第5話
- 夏休みに入り、学園では特進コースの夏期講習が始まった。英語教師・冬月あずさに思いを寄せる数学教師・勅使河原優は、夏期講習を機会として彼女をものにするために様々な策略を画し始める。
- 第6話
- 熱血を自認する体育教師・袴田はじめが鬼塚に協力を申し出た。担任いじめにおいてみやびの相棒である村井国雄の家を訪問した鬼塚は、村井の母・村井つばさから村井の複雑な生い立ちを知る。
- 第7話
- 夜の街をさまようみやび・月島えりか・大島知佳子の3人組は、遊ぶ金を手に入れるためにある行動に出る。一方鬼塚と冴島龍二は出会いを求めてテレクラボックスに出かけ、学年主任の理科教師・中丸浩司は知佳子の父・大島卓三とその部下・山田の教科書販売会社の接待に招待されていた。
- 第8話
- みやびの母のPTA会長・相沢麗子が学校に乗り込んできて援助交際詐欺のかどでえりかと知佳子を退学処分に、鬼塚を解雇にするよう迫る。一方、みやびが変貌し担任いじめをするようになった原因が明らかになる。
- 第9話
- 朋子が沖縄のタレント養成スクールに入るために高校を辞めたいと言いだした。考え直すよう説得する冬月だったが、かつて自分が就職試験に失敗した航空会社がスチュワーデスの中途採用を実施することを友人・夏目みゆきから聞かされ、動揺する。
- 第10話
- 内山田ひろし教頭たちは、鬼塚解雇のための新たな作戦を打ち出した。一週間後の模試で5科目8割以上を得点できなければクビという厳しいもの。鬼塚は自分の部屋にはナンパで知り合った女子大生の内山田の娘・内山田好子と内山田の妻でその母・内山田良子母子が居座っているため仕方なく冬月の部屋に泊まり込んで猛勉強するはめになる。一方、PTA会長の母の一件以来、クラスで孤立して授業ボイコットと登校拒否を続けるみやびは死んだ恋人・猛にそっくりの少年・藤堂真一に出会い、交際を深めていた。
- 第11話
- 藤堂の企みにより鬼塚は高校生らを暴行した暴力教師に仕立て上げられ、聖林学園は世間から糾弾される。さらに文部省の高級官僚である藤堂の父親・藤堂真人も動きだし、学園内でクーデターが起こり鬼塚と桜井あきら理事長の追放が断行される。
- 第12話
- 藤堂の父・藤堂真人と神南学園理事長・神村の主導により、神南学園による聖林学園の吸収合併計画は着々と進んでいた。鬼塚は2-4生徒たちとともに一つの行動にで、教師の初心を取り戻した聖林学園の教師たちも動き出した。
[編集] スタッフ
- 原作 - 藤沢とおる『GTO』
- 脚本 - 遊川和彦、菅良幸
- 企画 - 山崎一彦、濱星彦(関西テレビ)
- 企画協力 - 樹林伸
- 広報 - 渡辺真沙子(関西テレビ)
- プロデュース - 柴崎正、安藤和久(関西テレビ)
- 演出 - 赤羽博、中島悟(アベクカンパニー)
- 制作 - 関西テレビ、アベクカンパニー
[編集] 主題歌
- 反町隆史 『POISON 〜言いたい事も言えないこんな世の中は〜』
- 第10話で模試試験の為に学校のトイレの中で英単語を勉強していた鬼塚が「POISON…毒…どこかで聞いたことあるような…」と言っていたシーンがある。
- ドラマスペシャルでは山口梨香、松谷結花、斉藤もえの三人がカラオケでこの曲を歌っているシーンがある。それに対して鬼塚は「人の歌勝手に歌うなっつーの」と言っている。
[編集] 放送日・サブタイトル・視聴率
| 放送回 | 放送日 | サブタイトル | 視聴率 | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| GREAT1 | 1998年7月7日 | いち教師です | 26.6% | 15分拡大 |
| GREAT2 | 1998年7月14日 | 変態教師とマドンナ教師 | 25.5% | - |
| GREAT3 | 1998年7月21日 | 問題教師です | 27.5% | - |
| GREAT4 | 1998年7月28日 | アイドルで金もうけ | 24.5% | - |
| GREAT5 | 1998年8月4日 | ストーカー教師です | 25.4% | - |
| GREAT6 | 1998年8月11日 | 生徒の母親に手を出す危ない教師 | 26.3% | - |
| GREAT7 | 1998年8月18日 | 援助交際する教師 | 26.3% | - |
| GREAT8 | 1998年8月25日 | 二学期の始業式にクビになる教師 | 29.9% | - |
| GREAT9 | 1998年9月1日 | 生徒を無理やり退学させる教師 | 29.6% | - |
| GREAT10 | 1998年9月8日 | 冬月の部屋に泊まり興奮する教師 | 30.3% | - |
| GREAT11 | 1998年9月15日 | 美人看護婦にしかられる暴力教師 | 32.4% | - |
| FINALGREAT | 1998年9月22日 | グレートなティーチャーです | 35.7% | 15分拡大 |
| 平均視聴率28.4%(視聴率は関東地区・ビデオリサーチ社調べ) | ||||
[編集] GTOドラマスペシャル(1999年6月)
1999年6月29日の2時間SPは、7月から放送開始予定のアニメ版の前宣伝も兼ねて、テレビドラマシリーズ後の続編として鬼塚が代理教員として女子高に赴任するという設定で放送された。また、ドラマでは設定としていなかった神崎麗美の演出がある。
前の週に放送されていた『古畑任三郎(第3シリーズ)』最終回中盤では、古畑任三郎(田村正和)が「来週はGTOスペシャルをお送りする予定です」と番宣をしていた。
[編集] あらすじ
武蔵野聖林学苑で様々な問題に真っ向からぶつかり解決してきた鬼塚だったが、ある日桜井の依頼で、私立女子高校・聖アカデミー学園(セントアカデミー学園)に代理教員として赴任することになった。
実は聖アカデミー学園では、教育熱心で生徒に人気のある教師の武田がハーバードに留学することになったが、後任の担任の先生が決まらずにいた。聖アカデミー学園の理事長で桜井の双子の妹・桜井さくらが無理矢理姉のあきらに頼みをいれ、武蔵野聖林学苑で一番優秀な先生を依頼した結果、鬼塚を代理教員としてスカウトしてきたのだった。さくらは、武蔵野聖林学苑で様々な問題に真っ向からぶつかり解決してきた鬼塚に無理な一縷の望みと願いを託したのであった。
そんな中、鬼塚はあずさとの交際を機に童貞卒業を果たしていた。そんなある日、あずさの父・冬月謙造が北海道からやってくる。
[編集] 出演者
- 山口梨香(聖アカデミー学園生徒) - 片瀬那奈
- 松谷結花(聖アカデミー学園生徒) - 清水千賀
- 斉藤もえ(聖アカデミー学園生徒) - 浅見れいな
- 武田(聖アカデミー学園教師) - 細川茂樹
- 聖アカデミー学園学年主任:増田由紀夫
- 聖アカデミー学園教頭:石井愃一
- 聖アカデミー学園校長:佐藤B作
- 冬月謙造(あずさの父) - 北村総一朗
- 桜井さくら(聖アカデミー学園理事長、あきらの双子の妹) - 白川由美(二役)
- 遠山俊也
- 村上幸平
[編集] 映画
監督は鈴木雅之(フジテレビ)。同年に放送されたスペシャルの続篇で、シリーズ完結篇の意味合いもある。小説版『GTO LIVE in 北海道』を原作としている。主演の反町隆史を除いて出演者は全て一新されている。登場人物は共通する者が多いが、展開は原作と異なる。また制作スタッフは大きく変更されており、テレビドラマ版に携わった関西テレビやアベクカンパニーはほぼノータッチだった。白樺学園高等学校、2006年に廃止となった北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線沿線などで撮影された。
[編集] キャスト
- 鬼塚英吉 - 反町隆史
- 喜多嶋薫 - 藤原紀香
- 桂木綾乃 - 田中麗奈
- 市川楽 - 笠原秀幸
- 飯田米造 - 今福将雄
- 桂木圭介 - 夏八木勲
- 杉山英輔 - 西村雅彦
- 田所長一郎 - 上田耕一
- 三田園早苗 - 戸田恵子
- 工藤正史 - 宇梶剛士
- 畑山聡 - 田口浩正
- 犬塚和也 - 伊藤俊人
- 石山健次 - 甲本雅裕
- 石原みどり - 畠山明子
- 橘清二 - 梶原善
- 市川守 - 酒井敏也
- 市川政美 - 角替和枝
- 新島大吾 - 田山涼成
- 河原崎一郎太 - 妻夫木聡
- 中山健太 - 忍成修吾
- 中尊寺彰彦 - 石川伸一郎
- 沢口恵 - 小田エリカ
- 中条行人 - 坂本真
- 寺島慎吾 - 久我未来
- 藤崎加奈子 - 木内晶子
- 川越いずみ - 椎名法子
- 司馬 - 白井晃
- 西山 - 阿南健治
- 運転手 - モロ師岡
[編集] スタッフ
- 監督 - 鈴木雅之
- 助監督 - 原正弘
- プロデューサー - 宅間秋史、波止康雄、小林壽夫、臼井裕詞
- 原作 - 藤沢とおる、相沢春吉
- 企画 - 河村雄太郎、山崎一彦、栗原良幸、児玉英毅、
- 撮影 - 浜田毅
- 音楽 - 服部隆之
- 美術 -中澤克巳
- 編集 -田口拓也
- 衣装(デザイン) - 宮田孝、岡田恵、磯真由実
- 録音 - 北村峰晴
- スチール - 竹内健一
- 音響効果 -百瀬慶一
- 照明 - 渡邊孝一
[編集] 主題歌
- 反町隆史「Poison -Movie Mix-」
[編集] 関連書籍
- 映画『GTO』Official Book 反町隆史(講談社KCデラックス、1999年) ISBN 4-06-334257-3
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ この役は当時俳優経験のない加藤浩次を予定していたが、本人が断ったため、最終的に藤木に候補が上がり、オファーした結果、出演が決まった。
- ^ スポンサーの関係により、トヨタ・クレスタからメルセデス・ベンツ 190Eに変更。
| 関西テレビ・フジテレビ 火曜22時枠 | ||
|---|---|---|
| 前番組 | 番組名 | 次番組 |
|
ドンウォリー!
(1998.4.14 - 1998.6.30) |
GTO
(1998.7.7 - 1998.9.22) |
ソムリエ
(1998.10.13 - 1998.12.22) |
|
|||||||||||||||||
最終更新 2009年11月29日 (日) 08:59 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【GTO (テレビドラマ)】変更履歴


