Javaアプレット

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Javaアプレット(Java Applet)は、ネットワークを通してWebブラウザに読み込まれ実行されるJavaアプリケーション1996年Netscape Navigatorに搭載されたことで普及した。単にアプレットとも言う。Webページの一部として自動的に読み込まれて動作するため、セキュリティ上の観点から一般のアプリケーションプログラムと比べさまざまな制限(サンドボックス)が課せられているが、開発者がJavaアプレットに署名し、かつユーザーが許諾することにより制限をはずす事もできる。

目次

[編集] 欠点

Webの普及初期に、インタラクティブ性を高められる技術の一つとして注目を浴び、当時のWeb普及に寄与した。しかし、当時それなりのシェアを持っていたNetscape 4以前において、起動が遅いため、Javaアプレットをロードすると数十秒~数分の間操作を受け付けなくなるという現象が起こった。この現象が影響してJavaアプレットを利用したサイトが敬遠されるようになってしまい、Javaのマイナスイメージを大きくした遠因となった。 上記の現象もすでに解決している現在においても以下の理由によってAdobe Flashよりも利用されていない。

  • Adobe Flashが台頭した。また、Java VMのインストール率がAdobe Flashよりも劣る。
  • Javaアプレットよりも便利で高度なJava Web Startの登場により必要性が薄れてきた。
  • Javaアプレットを快適に動作するのに必要な高速な回線を利用できるユーザがナローバンドの時代は少なかった。
  • Javaがまだ生まれて間もない技術だったためWebブラウザ上のJava VMの動作が遅かった。
  • 最初の1〜2年は、ベンダごとの仮想マシンの実装が仕様に合わなかったので、環境ごとの互換性を取るのが難しかった。

これらは主にJavaアプレットが登場したときまだ十分にWeb関連の技術や環境が発達していなかったことによるが、現在では解消されているものが多い。 現在ではオンライントレードローソク足チャート表示、チャットCGアニメーションゲーム、教育機関による学習システムなどを使いたい場面で利用されている。

Webブラウザに組み込んで使うことを目指して作成され、その後の仕様変更・機能追加もWebブラウザ利用に焦点を置いたものであるが、Javaアプレットを動作させるアプリケーションが必ずWebブラウザでなければならないわけではない。例えば、Webブラウザを使わずに動作確認をするためのappletviewerというコマンドJava SEに含まれている。

[編集] 近年の起動の高速化

Java VM に様々な工夫を加えることにより、Javaアプレットの起動は年々高速になっている。特に、Java 6 update 10 にて、Javaアプレットの起動は高速になった。また、ハードウェアの高速化もアプレットの起動の高速化に貢献している。

[編集] 未署名アプレットの動作制限

これらの制限はアプレット開発者がアプレットにJarSignerというツールを使って署名し、ユーザがこのような動作を許諾することによってはずすことができる。

[編集] 埋め込み

Webページへの埋め込みは<applet>タグや<object>タグを利用する。

Java 6 update 10 からは、配備ツールキット(deployJava.js)が公開された[1]。配備ツールキットを利用すると、適切なJava VMのバージョンを検索し、必要な場合はインストールのページへの誘導を行う。

[編集] 関連項目

ウィキブックス
ウィキブックスJava関連の教科書や解説書があります。

最終更新 2009年9月16日 (水) 02:23 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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