MG・RV8

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MG RV8

MG RV8エムジーアールヴイエイト)(MGR V8と表記する人もいるが、公式には"MG" RV8)は、イギリススポーツカーブランドである、MG の主要車種の一つMGBの発展モデルである。左ハンドル仕様も少数存在するが、一般に市販されたモデルは右ハンドル仕様である。(イギリス国内専用モデルでは無く、左側通行圏への輸出も考慮されていた。)


[編集] 概略

MGブランドにおけるMGBの部品を元に、近代的に改修されたV型8気筒エンジン(以後V8エンジン)を搭載し、190馬力、最高時速230km誇るオープン2座スポーツカー。

[編集] 歴史

1924年以来、オープンスポーツを製造し続けて来たMGだったが、当時のMGブランドの所有自動車メーカーBL1980年MGBを製造中止して以来、独自のモデルを持たず、他ブランドのサルーン及びハッチバック姉妹車バッジエンジニアリングによってMGの名を冠して送り出すだけとなっていた。

1989年、当時のMGブランドの所有自動車メーカーRover(ローバー)の首脳陣は、MGブランドの復活を決めたが、本格的なスポーツカーを送り出すには、暫く時間がかかった。その頃、マツダMX-5 (ユーノスロードスター)が世界的ヒットとなり、往年のヒット作MGBの近代化モデルを限定生産で送り出すということだった。

MGBはその末期にV8エンジン搭載のモデル MGB GT/V8がバリエーションにあり、また一部のプライベーター/販売店/修理工場において、4気筒OHVエンジンモデルをV8エンジンに載せ替える改造も行われており、MG RV8開発にあたって必要なノウハウが十分に蓄積されていた。

そこでそのノウハウの蓄積を生かし、エンジンには当時ランドローバー・ディスカバリーに搭載されていた、アルミブロックのV8エンジンを採用。ボディは当時ローバー社内に残されていたMGB の金型を使い、モノコックボディに最低限の補強と現代的な内外装へとデザインのリファインを行なうことで、RV8は誕生した。

基本的に30年前に開発されたMGBをベースとしているためパワーステアリングが搭載されていないなど、車の内容は旧態依然としたものであったが、V8エンジンの高出力に耐えうるべくリーフリジットのリアサスペンションの近代化、フロントショックアブソーバのテレスコピック化を行い、ヘッドライトはポルシェ・911から、サイドのウインカーレンズとブレーキフルードのリザーブタンクはミニから流用するなど、徹底して既存車種からパーツの流用を行なうことにより、500万ポンドの低予算と2年余りの短期間で開発は終わった。

1992年10月のロンドンモーターショーで発表され、先行生産に17台、一般市販で1983台、計2000台の生産・販売が1993年より1995年までかけて行われた。そのうち1568台が公式には日本に輸出されたが、未登録のままイギリスに返却されたりオーストラリア香港などに送られたモデルも多く、登録後もイギリス、オーストラリアに多数が再輸出された。エアコン付きモデルとして日本仕様を求める人も多い。

ROVER(ローバー)では、このRV8の開発・生産に並行して、本格的量産モデルとしてMGF(ミッドシップのオープン2座スポーツ)の開発・生産を行い、1994年から2001年まで発売された。

[編集] 関連項目


最終更新 2009年7月28日 (火) 15:44 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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