PayPal
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PayPal(ペイパル)はインターネットを利用した決済サービス。PayPal口座間やクレジットカードでの送金/入金を行う。1998年12月設立。親会社はアメリカのeBay 。
金銭の授受をPayPalが仲介するため、取引先にクレジットカード番号や口座番号を知らせる必要がなく、安全なサービスと言われているが、トラブルも多いと言われている(「PayPalに絡むトラブル」「PayPal偽装スパム」の項目を参照)。利用手数料が安いことや、決済方法にPayPal決済のみを採用している通販業者がいるため、アメリカを中心に普及している。
目次 |
[編集] 利用方法
日本ユーザーの利便性向上を目的に、2007年3月よりサイト全体の日本語表示が開始、日本国内の電話問い合わせカスタマーサポートが新設された。
[編集] 準備
・通販サイト側でPayPalに対応していればこれらの準備は不要、PayPalの決済ページでクレジットカード番号・個人情報などを入力するだけである(本物のPayPalのページか必ず確認すること)
- アカウントを取得し、PayPal口座を開設する。
- クレジットカード番号を登録する。
- 銀行口座からPayPal口座に入金する。(米国のみで利用できるサービス)
[編集] 送金
- 送金先のメールアドレスを指定して、PayPal口座から送金を行う。口座の残高が不足している場合は、クレジットカードから引き落とされる。
- Skype(3.2.0.53以降)からPayPal口座に送金することもできる。
[編集] 入金
PayPal口座への入金は、日本国外の銀行口座が必要。ただし、他人の口座への振込には上記の送金の方法によりクレジットカードが使える。
[編集] 振替(引き出し)
PayPal口座からの引き出しは、銀行口座への振込で行われる。日本の銀行口座にも引き出せる。引き出し手数料は、5万円以上は無料。5万円未満は250円。
[編集] 口座の種類
以下の3種類の口座がある。
- パーソナル - 個人の支払い向け
- プレミア - 個人事業主向け
- ビジネス - 法人向け
どの種類でも、無料で即座に口座が開設でき、口座維持手数料も無料。
プレミアとビジネスの違いは
- 名称が法人名かどうか
- 複数人のアクセスができるかどうか
の違いのみである。
パーソナルとプレミア/ビジネスの違いは、パーソナルの場合は、PayPal 間の振込手数料が無料なのに対して、プレミア/ビジネスは有料であり、また、PayPal でクレジットカードなどから、売上を立てる場合、パーソナルの方が決済手数料が高く、年5回までという制限がある。
[編集] 決済手数料
クレジットカードなどによる、プレミア/ビジネスの決済手数料は以下の通りである。PayPalの口座間の送金は無料である。
[編集] 米国から米ドル建て
- $0.00 USD - $3,000.00 USD の場合、 3.9% + $0.30 USD
- $3,000.01 USD - $10,000.00 USD の場合、 3.5% + $0.30 USD
- $10,000.01 USD - $100,000.00 USD の場合、 3.2% + $0.30 USD
- $100,000.00 USD 以上の場合、2.9% + $0.30 USD
[編集] 日本から円建て
- $0.00 USD - $3,000.00 USD の場合、3.9% + 40円
- $3,000.01 USD - $10,000.00 USD の場合、3.4% + 40円
- $10,000.01 USD - $100,000.00 USD の場合、3.2% + 40円
- $100,000.00 USD 以上の場合、2.9% + 40円
[編集] ショップとの連動
ショップと連動させるためのAPIが公開されている。
[編集] ショッピングカードとの連動
非常に多くのショッピングカードがPayPalと連動できるようになっている。
[編集] 今すぐ購入ボタン
商品の種類が1種類しかない場合は、購入のためのリンクボタンをPayPalから作成することが出来る。昔は、その支払の画面は英語しかなかったが、現在は日本語を含め多言語対応している。
[編集] 購読と定期支払い
一定間隔で(1ヶ月など)定額を課金するタイプに使用できる。
[編集] SOAP
ショップと高度な連携が必要な場合は、SOAPを使い、PayPalと通信することができる。
[編集] PayPalに絡むトラブル
[編集] バイヤーコンプレインの悪用
PayPalには、バイヤーコンプレイン (Buyer Complain) と呼ばれる制度があり、商品が届かないなどのトラブルが生じた場合、バイヤーはセラーに対して苦情を申し立てることができる。苦情を受けたセラーは、インターネット上で確認できる配達完了証明(発送証明ではない)をPayPalに提出しなければならず、提出できない場合には、支払済みの代金がセラーの口座からバイヤーの口座へ強制的に返還される。
この制度では、「追跡番号のつかない方法で発送した場合」「追跡番号がついても、インターネット上では一部あるいは全く追跡できない方法(国際郵便系の一部が該当)で発送した場合」「追跡番号がついても、補償のない方法(米国内からの発送では、保険なしの USPS Parcel Post や USPS Priority Mail などが該当)で発送し、商品が届かなかった場合」には一律強制返金になる。
これを悪用し、商品を受け取っていながら苦情を申し立てることによって代金の返還を受けようとする詐欺がPayPalでは横行しており、「リバース詐欺」と呼ばれている。[要出典]
そもそも、Unconfirmed Address 宛の発送はセラープロテクションの対象外であり、インターネット上で配達完了まで追跡できる EMS で発送していたとしても、バイヤーコンプレインを起こされれば、一律強制返金となる。特に、アメリカ国外の宛先は全て Unconfirmed Address となるため、アメリカ国外からのバイヤーコンプレインに対しては、セラーは事実上打つ手はない。このため「アメリカからの海外発送はしない」「Unconfirmed Address宛には発送しない」「Unconfirmed Address宛への発送の場合は、PayPalは利用できない」とするセラーは非常に多い。
また、強制返金と同時に、セラーのPayPalアカウントが凍結される場合があり、これを受けたセラーはPayPal口座からの引き出しが一切できなくなる。したがって、詐欺の被害にあったセラーにとって二重の被害を生むことがある。
上記のリバース詐欺やPayPalアカウント凍結問題はアメリカ国内では大きな問題となっており、[要出典]PayPalを告発する告発サイトは非常に多く見かけられ、また、過去には上記のリバース詐欺やPayPalアカウント凍結問題の被害者がPayPalを相手取り、集団訴訟を起こしたこともある[1]。
[編集] PayPal偽装スパム
PayPalからのメールを偽装したスパム(いわゆるフィッシング詐欺を目的としたもの)がある。セキュリティ上問題があるからすぐにログインして対応しろなどという内容の英文スパムである。うっかり信じてログインし、個人情報やカード番号を詐取されないよう注意が必要である。メールアドレスやサイトのドメイン名に"paypal"の文字が含まれるため紛らわしい。
[編集] 関連項目
[編集] 脚注
- ^ 「PayPal、訴訟まみれだが株価は好調」、internet.com、2002年3月15日
[編集] 外部リンク
- PayPal.com(日本語)
- PayPal日本語説明 pdf
- 巧妙化する PayPal 詐欺(2003年5月26日 japan.internet.com)・英語原文
- 深刻化する「フィッシング詐欺」(2004年6月2日 ホットワイヤード)・英語原文
最終更新 2009年8月25日 (火) 15:37 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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